調教ビフォーアフター馬
◎ファユエン
(牝5 美浦・勢司厩舎)

この夏は日本各地で最高気温35度に迫る猛暑日続き。美浦トレーニングセンターがある茨城県も例外ではなく、夏バテ対策として調教を手控える馬が目立ちます。

そんな状況にあって新潟記念に出走するファユエンは、今週の最終追いで美浦ウッドの自己ベストに0秒6差まで迫る5ハロン65秒1をマーク。しかも併せ馬と比べて速い時計が出にくい単走追いに加えて、終始持ったままの手応えで好時計を叩き出しました。

BEFORE (前走:関ケ原S1着)
当週 美浦ウッド(良)
88.0 70.7 55.3 39.7 24.9 11.4 馬なり
AFTER (今回:新潟記念の中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
81.5 65.1 51.1 37.2 24.1 11.9 馬なり

補足として前走の関ケ原S1着時は中2週のため参考程度ながら、前々走の江の島S5着時における最終追い時計が5ハロン67秒6(強め)。また今週は新潟までの輸送が控えているため陣営に速い時計を出す意図は無かったはずで、よほどデキが良いのでしょう。

“夏は牝馬”という格言があるとおり、一般的に牡馬と比べて暑さに強いと言われている牝馬。調教の動きからデビュー以来1番の気配と表現しても過言ではなく、大駆けに警戒して下さい!

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