調教ビフォーアフター馬
◎ヘラルドバローズ
(牡4 栗東・寺島厩舎)

前走時と比較して調教時計に変化があった馬を紹介するのが調教ビフォーアフターの特徴。何故なら調整内容に大幅な変更がある場合は、必ず“理由”が存在するからです。

ヘラルドバローズは2番人気に支持された新潟BSN賞では、本来の行きっぷりが見られず道中は4番手を追走。勝負所でも早々と手応えが怪しくなり、勝ち馬から2秒2も離された7着に敗れました。

BEFORE (前走:BSN賞8着)
1週前 栗東ウッド(重)
84.3 69.3 54.1 37.6 23.2 11.4 一杯
AFTER (今回:シリウスSの中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
79.6 65.8 51.9 37.5 23.7 11.9 一杯

しかし、内容を振り返ると敗因は力負けではなく体調面なのは明らか。前走時は馬場状態が重とはいえ調教でも一杯に追って平凡な時計しか出ておらず、厳しい残暑が続く中のレースでデキが落ちていたのかもしれません。

この結果を受けて中間は攻めを大幅強化。1週前追いでは栗東ウッドの6ハロン自己ベストを更新する79秒6をマークするなど、競走馬にとって過ごしやすい気温に下がったことで調教の動きが見違えており巻き返しの期待大です!

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