調教ビフォーアフター馬
◎ハギノアレグリアス
(牡6 栗東・四位厩舎)

競走馬のなかには調教とレースの違いを認識し、稽古では決して目立たなくても本番では結果を残している馬が少なくありません。

ハギノアレグリアスは典型的な稽古駆けしないタイプ。前走シリウスSを制した際の1週前時計は、騎手と比べて体重が重い助手騎乗で単走とはいえ4ハロン53秒0(一杯)。ラスト1ハロン12秒7も要すなど、数字だけを見ればオープン馬とは思えない平凡なタイムでした。

BEFORE （前走：シリウスS1着）
1週前 栗東坂路（良）
53.0 38.6 25.1 12.7 一杯
AFTER （今回：チャンピオンズCの中間調整）
1週前 栗東坂路（良）
52.6 38.4 24.9 12.5 一杯

初の中央G1挑戦となる今回は動きが良化。岩田望騎手が騎乗した1週前追いでは格下の調教パートナーを約3馬身半追走すると、懸命に食い下がる僚馬を横目に約半馬身先着。普段から稽古駆けしない馬が大一番を前にして、調教時計を詰めてきたのは見逃せません。

参考までにチャンピオンズCと同舞台となる5走前の東海S2着との比較でも、1週前追いの時計は4ハロン53秒2(一杯)。しかも当時は胸を貸した調教パートナーに手応え劣勢でクビ差遅れており、稽古の動きから本格化気配を感じられる今回はG1制覇の場面があっても驚けません！

前走時を大幅に上回る好時計を連発！中央G1初制覇に向けて目イチ仕上げを施されたチャンピオンズCの調教ビフォーアフター馬を、メルマガで限定配信します。

ご登録のメールアドレスから是非チェックしてください⇒メール設定の確認はコチラ