調教ビフォーアフター馬
◎スティールブルー
(牝3 美浦・宗像厩舎)

2023年の中山金杯勝ち馬で、アメリカJCCに出走を予定しているラーグルフに胸を借りた最終追いに注目。格上馬を大きく追走して互角に動いただけでなく、従来における美浦ウッドの自己ベストを1秒3も短縮してきたのは見逃せません。

参考までにデビュー当初の同馬は決して稽古で目立つタイプではなく、前走アルテミスS3着時すら今回と同じく併走馬を大きく追走していたとはいえ、2歳未勝利馬に約半馬身遅れていたほど。しかも当時は速い時計が出やすいジョッキー騎乗でした。

BEFORE (前走:アルテミスS3着)
当週 美浦ウッド(良)
84.5 67.8 52.4 37.9 23.8 11.3 馬なり
AFTER (今回:フェアリーSの中間調整)
当週 美浦ウッド(良)
83.8 66.5 51.6 37.1 23.8 11.8 馬なり

それが今回は騎手と比べて体重の重い助手が乗り、持ったままの手応えで厩舎の看板馬と互角の動き。額面の調教時計だけでなく調教パートナーの選出からも期待度を隠し切れず、デビュー以来1番の状態と断言していいでしょう。

これだけ動けば鞍上を荻野極騎手からルメール騎手に大幅強化するのも納得。実質3歳1勝クラスの牝馬限定戦と同程度のメンバー構成なら、中間の気配からアッサリまであっても驚けません!

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