- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
馬力と差し
2016/3/4(金)
土曜中山11R オーシャンS(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑪エイシンブルズアイ 牡5、栗東・野中厩舎、石橋脩騎手 |
このレースのポイントは2つ。まずは被った人気になりそうなアルビアーノが大外枠を引いたこと。内枠有利のレースだけにこれは痛い。しかも初の1200mを走る。血統からは、こなせるとは思うがベストではない。今回経験しての次走は問題なさそうだが、取りこぼせば初体験となる今回だろう。55キロも気になり、ここでは押さえとしたい。
もう1つは、逃げたい馬が揃ったこと。加えてそれらが内目の枠を引いている。さすがにペースが上がり、差せる馬に利がありそうだ。おまけに、ハイペースにより底力を問われるのではないだろうか。
これらを総合して、⑪エイシンブルズアイが本命だ。なぜかずっと京都ばかりを使われているが、3歳時には阪神1800mの毎日杯での2着がある。血統はかなり考えこまれた配合で、父も母もボールドルーラー×リボー×シデラル(南米の異系種牡馬)を持っているのだ。この掛けあわせでできた3本のクロスは、パワーがかなり増強されていて、かつスピードの持続力も高い。中山のようなタフなコースでこそ活きる配合だと思う。
$お宝馬 |
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④カハラビスティー |
前に行く馬の中ではこれを抜擢したい。休み明けと1200m以外を除いた大半のレースで、同型馬がいても大崩れせずに、勝ち馬から0秒5差以内の競馬ができている。内枠有利のレースでもあり、粘り込みを期待したい。
上位評価は⑫ワキノブレイブ、⑥ゴールドペガサス。 あとは押さえで⑯アルビアーノ、③ネロ、⑧スギノエンデバー、⑩セイコーライコウ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。