「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
レベルが地味なら牝系で
2015/1/10(土)
日曜京都11R シンザン記念(G3)(芝外1600m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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④レンイングランド (牡3、栗東・矢作厩舎、浜中騎手) |
血統傾向を見ると、09年以降で言えば、ガルボ、プレミアムブルーのような在来牝系、トップカミングやウインフルブルームのような準在来牝系。そして父メイショウドトウとか、母父トウカイテイオーという数の少ない馬も好走している。
今年は在来牝系の④レンイングランドに注目だ。まず間違いなくハナを切るだろう。ここまで短距離しか実績がなく、ダートのマイルでは大敗しているが本来は芝血統だし、近親にはロンググレイス(女王杯1着、秋天3着)やロングイーグル(菊花賞3着)という、懐かしのスイープ牝系で、母が短距離馬といっても、京都のマイルなら距離は保つと考える。早期に完成するクロフネ産駒というのも魅力だ。
⑨グァンチャーレ、⑩ダッシングブレイズまでが三つ巴か。あとは②サトノフラム、⑫ナヴィオン、⑪ロードフェリーチェ、①ノースストームまでが押さえ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。