水上学の血統トレジャーハンティング

日曜京都11R シンザン記念(G3)(芝外1600m)

◎$本命馬&お宝馬
④レンイングランド
(牡3、栗東・矢作厩舎、浜中騎手)
近年は先行馬有利がかなり強まっているレース。オルフェーヴルやジェンティルドンナのような、後に超一流に育つ馬が出走してくれば別だが、それ以外は比較的将来へはあまり繋がらず、地味目の血統が好走する傾向も目立つ。

血統傾向を見ると、09年以降で言えば、ガルボ、プレミアムブルーのような在来牝系、トップカミングやウインフルブルームのような準在来牝系。そして父メイショウドトウとか、母父トウカイテイオーという数の少ない馬も好走している。

今年は在来牝系の④レンイングランドに注目だ。まず間違いなくハナを切るだろう。ここまで短距離しか実績がなく、ダートのマイルでは大敗しているが本来は芝血統だし、近親にはロンググレイス(女王杯1着、秋天3着)やロングイーグル(菊花賞3着)という、懐かしのスイープ牝系で、母が短距離馬といっても、京都のマイルなら距離は保つと考える。早期に完成するクロフネ産駒というのも魅力だ。

⑨グァンチャーレ⑩ダッシングブレイズまでが三つ巴か。あとは②サトノフラム⑫ナヴィオン⑪ロードフェリーチェ①ノースストームまでが押さえ。