新年あけましておめでとうございます。阪神タイガースネタに始まる競馬コラムとは思えないコラムですが、今年もより競馬を面白く感じていただけるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします。

年末年始は故郷の山形で過ごしていた。とにかく寒く、おとなしく室内でお酒を飲みながらペットたちと遊ぶ……そんなつかの間の休日を楽しみながらも、365日競馬をやる目標は当然忘れず、元日から休まず川崎競馬に取り組むお正月であった。

今年こそ本命の4着を少なくするという目標を立て、発想を工夫したことで実際4着の数が減った。今年の佐藤は一味違う。そう自宅で小躍りしながら喜んでいたところ、箱根駅伝で本命だった駒澤大学が往路4位、復路4位、総合4位という珍しい『完全4位』を達成してしまった。雲行きは早くも怪しくなっている。


さて、今年も中央競馬が始まる。初日を飾るのは名物レースの中山金杯、そして京都金杯。競馬ラボチャンネル「うま馬データMOVIE」では、中山も京都も攻略ポイントと注目馬を紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

◆金杯の予想動画は⇒


まずは中山11R・中山金杯。動画の中でも紹介したが、中山金杯で重要な血統は、

・キングマンボ
・ロベルト
・ノーザンテースト

の3つ。コース替わり初日で内が良くなるために必要となる、ロスなく回るノーザンテーストの機動力。そして厳冬期ということもあり求められるキングマンボのパワー、ロベルトの持続力。例年この3つの血を何かしら持っている馬が好走し、複数持っている馬はラブリーデイやデウスウルト、ヤマカツエース、ツクバアズマオーなど好走率が高い。

今年複数持っている馬の中から◎エアアンセムをチョイス。父はロベルト系シンボリクリスエス、母母父がノーザンテースト。昨年夏に函館記念を勝っているように、血統通り機動力が活きる小回り、そしてパワーが求められる芝で強い。

母系は二冠馬エアシャカールなどを輩出している名門・アイドリームドアドリーム。この一族は驚くほど冬の重賞に強く、12月~2月までの芝重賞で(3.7.6.5)勝率14.3%、複勝率76.2%、複勝回収率は163%と驚異的な数字を叩き出している。

伯父にあたるエアシェイディも中山金杯2着や有馬記念2年連続3着を始め、冬の中山で異様に強かった。パワーと持続力、機動力が求められる冬の中山芝重賞といかにこの牝系がマッチしているのかがよく分かる。アンセムも13年のホープフルSを制するなど、冬の中山と相性がいい。3枠6番も好枠。ロスなく立ち回れば崩れないだろう。

ノーザンテーストを持ち、機動力に優れた競馬のできるマウントゴールドアドマイヤリードも上位候補。上記の重要血統を3つ全て持つステイフーリッシュはコース替わり初日に8枠という不利。△評価とした。


京都11R・京都金杯も中山金杯同様、コース替わりの影響を大きく受けるレースである。1ヶ月開催が空くことに加え、11月の開催は内ラチ沿いの芝が保護されるCコース開催。京都金杯はAコース開催のため、内ラチ沿いが非常に走りやすいのだ。

昨年の京都金杯は9番ブラックムーンが外から差してくるなど外差し競馬となったが、これは前年の17年秋の京都競馬が毎週のように雨にたたられ、芝が大きな被害を受けてしまったことに起因する。勝ち時計も良馬場の開幕週であるにも拘わらず1.34.3。これは2000年以降の京都金杯で最も遅い勝ち時計である。

昨年11月の京阪杯で内を突いたナインテイルズが大穴を開けたように、前開催の京都芝の状態は17年秋とは比べ物にならないほど状態が良かった。今年の京都金杯は例年通り内を走れて、かつ速い時計に対応できる馬が有利になると見ていいだろう。

グァンチャーレは2枠4番の絶好枠を引くことができた。元々テンション面に課題のある馬で、前に壁を作りやすい内枠の成績がいい。これまで馬番6番以内で(1.6.5.7)、二桁馬番で(0.2.0.9)という成績がそれを物語っている。以前に比べれば外枠でも走れるようにはなってきているものの、内枠がベストであることに間違いはない。

昨年は7戦して、4着以下だったのはマイラーズCの6着だけ。この時は8枠14番だったことに加え、1着サングレーザー、2着モズアスコット、3着エアスピネルと、相手がG1級だったことも影響した。ポジションさえ取れれば好勝負可能だろう。

他の有力馬を見ると、サラキアは好枠を引いたが、ゲートが遅い点がネック。パクスアメリカーナは力があるものの、外枠に加えて時計面に不安が残るため△評価とした。


中山10R・カーバンクルSは過去3年全てダイワメジャー産駒が制しているが、今年は初の1200mとなるダイワリベラル、牝馬ながら58キロを背負うナックビーナスの2頭。不安は大きい。ここは目線を変えて考えてみたい。

リョーノテソーロは前走のラピスラズリSで3着だったものの、直線の坂下で鞍上が進路を迷う場面が見られた。外に出すと集中力を欠く馬で、そのためにあえて内を選択した進路取りだったが、引き揚げてきた鞍上の木幡巧騎手は「今なら外に出しても大丈夫だったかも……」と語るほど、精神面に成長が見られる。

父ジャスティンフィリップはストームキャット系ジャイアンツコーズウェイの孫で、この系統は少し時計の掛かる芝で強い。今の中山芝にフィットしているのではないか。有力馬に58キロが多いだけに、うまく捌ければここでもチャンスはありそうだ。


平場からは合計2R取り上げる。まずは中山6R・3歳500万の◎クラサーヴィツァ。前走、4戦目にしてようやく未勝利を脱出した。内容が秀逸で、道中内で我慢すると、直線で内ラチ沿いに開いた1頭半分の狭いスペースを突いて一気に伸びてきた。前の馬に寄られながらも怯まず伸びたあたり、根性がある。競馬センスのある馬で、昇級戦でも通用する余地はある。

牝系はメジロ牧場の至宝とも言えるアマゾンウォリアー系。祖母は三冠馬メジロラモーヌ。スタミナと持続力に秀でているメジロ牝系の馬は冬場の芝も苦にしない。3走前にこの条件で6着に敗れているものの、休み明けでプラス16キロ、加えて重馬場だったことが敗因だろう。いい馬場でやれれば結果は変わってきていい。今回の相手は強力だが、逆に言えば妙味も大きい。


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