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【ホープフルS】クロワデュノールにバケモノ説も体調に注意せよ!
2024/12/22(日)
提供:重賞トレンドジャッジ
いよいよ中央では最後のGⅠ、ホープフルSだね。
早速本題に入りたいところだけど、その前にドンズバTVの話を。有馬記念はブライアンが金脈馬として挙げたシャフリヤールが10人気2着!これは見事なヒットだよね。
動画でも言ったように、今年は去年と違って最初からここを目標にしての参戦。クリスチャン自身もレース後のコメントで「これまで乗ってきた中でもトップクラス」って言っていたし、やっぱり順調度が段違いだった。
読み通りに昨年からの大幅上昇があったワケ。大外枠も克服して人馬共によくやってくれたよ。
手前味噌ではありますが私の挙げたダノンデサイルも来てでWドンズバ。
我々から早めのクリスマスプレゼントを届けられたかなと思います。
もちろんこれで終わりじゃないぜ。今回取り上げるホープフルSの翌日は東京大賞典もある。ここも渾身の金脈馬をお届けしていい形で今年を締め括りたいところ。
それが終われば今度は正月競馬。ここでも我々からビッグなお年玉馬券をお届けして最高の年明けにしてみせるぜ!
やる気満々だね。例年高配当が続出する正月競馬は非常に楽しみだけど、高配当で言えばこのレースも負けてない。バッチリ攻略して週末に備えましょう。
ということで、ブライアンからこのレースのポイントをよろしく!
ポイント①ノーザンFの主軸はバケモノか!?
ノーザンFの使い分けって概念もすっかりお馴染みになってきた中、今年の2歳牡馬に関しても分かりやすく使い分けられているよな。
やっぱり気になるのは朝日杯FSにミュージアムマイルを出走させたこと。新馬戦がマイルで3着、その後は1800mで未勝利勝ちから2000mの黄菊賞を勝利と、使ってきた距離からすればホープフル向きにも見える馬が朝日杯FSに行っている。
一見すると不思議なレース選択に見えるけど、同じノーザンF生産、サンデーR所有馬との兼ね合いってことまで考えると謎が解けるって寸法だね。
そうそう。じゃあどの馬との兼ね合いだったかと言えば、これはクロワデュノールだろうな。
新馬戦、東スポ杯2歳S(GⅡ)と2連勝中。東スポ杯の時は状態が良くないって話が入っていたんだよ。
「これで勝つならバケモノだね」なんて聞いてたのが、本当に勝つんだから驚いた。陣営にとっても望外の結果で、こんなに強いならこの馬を主軸に据えて、ミュージアムマイルには朝日杯で頑張って貰おうという話になったんだろう。
一応、ミュージアムマイルが極端に格下ってワケじゃなく、朝日杯はこの馬に任せようというポジティブな使い分けという印象ではあった。
一方で「朝日杯はクラシックから最も遠いレース」という事実も念頭に置くと、やはりクロワデュノールが中心視されているのは間違いないね。
今回も陣営の期待をいい意味で裏切る走りが見られるかもな。楽しみな一頭だ。
ただ、状態面には注意したいところ。前走のハナシからして、調整が難しい馬だっていうのは間違いない。バツグンの仕上げでの出走となるか、はたまた前走同様仕上がり切らずなのかもバッチリ聞き出してくるから任せてくれ。
GⅠともなると生半可な仕上げでは苦しいからね。これに関しては続報を待ちましょう。
境編集長からもこのレースのポイントを教えてくれ!
ポイント②スタミナ勝負で欧州血統が光る
中山芝2000mではスタート直後とゴール前の2回坂を上ることになる。それだけでも消耗する上に、直線が短いが故に早めの追い出しが必須に。そうするとスタミナの要求値がかなり高くなるんだよね。
なるほど。先のハナシだが、皐月賞でも同じことが言えそうだな。
そうそう。距離で言えばダービーや菊花賞より遥かに短い皐月賞だけど、実は相当スタミナがないと厳しいってことは覚えておいて欲しいね。
その皐月賞の頃には各馬の能力もハッキリしてくると思うが、この時期は判断が難しいところ。当然、スタミナの有無を見抜くヒントも教えてくれるんだよな?
もちろんですよ。スタミナが求められるこのレース、狙い目は欧州血統を内包する馬だね。
昨年2着のシンエンペラーは凱旋門賞馬ソットサスの全弟で絵に描いたような欧州血統馬。3着のサンライズジパングも母父Zoffanyと欧州の血を持つ一頭だね。
22年も2着トップナイフは母父Spinning Worldが欧州の大種牡馬Nureyevの産駒だし、3着キングズレインも母母父Sadler's Wellsと、Northern Dancerの血を引く馬で2着3着だった。
それより前に遡っても、下記のように欧州血統内包馬は頻繁に馬券に絡んでいるんだ。
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21年:2着ジャスティンパレス(母父Royal Anthem)
3着ラーグルフ(母父ファルブラヴ)
20年:1着ダノンザキッド(母父Dansili)
19年:2着ヴェルトライゼンデ(母父Acatenango)
サンライズジパングは13人気。トップナイフとキングズレインはそれぞれ7人気、6人気で、ラーグルフが8人気。馬券妙味的にも外せないポイントだな。
大荒れすることも少なくないこのレース、人気薄の馬が欧州血統を内包していたら積極的に拾いたいところだね。
そして、先ほど注目の一頭として名前が出たクロワデュノールも母父のCape CrossがNorthern Dancer系。上位人気は必至だけど、血統面からも気になる一頭だ。
なるほど。いずれにせよクロワデュノールからは目が離せないな。とはいえ、さっきも言ったように調整過程が気になる馬。それに、欧州血統を内包する馬は何頭かいるから、妙味って意味では他の馬に軍配が上がるかもしれない。
オッズや枠順、馬場状態もバッチリ考慮に入れた金脈馬は週末にお届け予定だ。高配当に繋がるいい馬をピックアップする予定だから楽しみにしてくれよな!
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プロフィール
ブライアン梶田
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
プロフィール
境和樹
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。