【中山金杯&京都金杯】東は激アツメンツ!西はKingmanbo祭り!特大お年玉ゲットのカギをズバッと解説

提供:重賞トレンドジャッジ

ホープフルS
境和樹

ホープフルSも終わって2024年の中央重賞はひと段落。ホッと一息と行きたいところですが、金杯のハナシですよブライアン。

  
ブライアン

キタトモの漢泣きを肴に一杯やるつもりだったが、一旦お預けだな。

  
境和樹

来年の事を言えば鬼が笑うなんて言うけれど、我々は開催が終われば次の開催のことを考えてしまう性ですからね。

今回は中山金杯のポイントをブライアンが、京都金杯のポイントを私が解説していきます。それではブライアンからよろしく!

  

ポイント①今年はハイレベルなレースに!

ブライアン

例年の中山金杯はそこまでレースレベルが高くない印象だったんだが、今回はそうでもなさそうだぞ。というのも、暮れのGⅠをスキップした馬が出てきているんだよ。

例えばクリスマスパレードはエリザベス女王杯を、ホウオウビスケッツシンリョクカは有馬記念を使えずの参戦だからな。

境和樹

いずれも重賞ウィナーで、昨秋のGⅠでも入着している実力馬だからね。年明け初戦からかなりの好メンバーだ。

ブライアン

そうなると実力上位の馬で決まって落ち着いた配当になるのでは?という見立てもあるとは思うが、ここはハンデ戦だからな。

特にホウオウビスケッツは天皇賞・秋3着、シンリョクカは阪神JF2着の実績馬。クリスマスパレードもその2頭ほどではないがある程度の斤量を背負わされるだろうな。

境和樹

確かに、実力だけでは決まらないのがハンデ戦だからね。過去にはGⅠ2勝のロゴタイプですら2着が精一杯だったことを考えると、波乱があってもおかしくない。

ブライアン

それから、「GⅠをスキップしての出走」ってことで一括りにはしたが、早々にGⅠを見切ってのここなのか、GⅠに向けて準備をしていた流れでのここなのかは区別したいよな。

当然ながら前者の方が勝負気配はあるってことになる。

境和樹

どの陣営もレース当日がピークになるように仕上げるからね。それで仕上げたけど使えませんでした、という形になると改めてピークをズラすことになる。各厩舎ノウハウがあるとは言え簡単ではないよ。

ブライアン

ぶっちゃけ調整過程はどうなんだ?って話もしっかりリサーチするから任せてくれよな。

境和樹

どんな話が出て来るか楽しみだね。

さて、私の方からは京都金杯のポイントを。

ブライアン

よろしく!

ポイント②中京開催はKingmanboを買え!

境和樹

京都金杯というレース名ながら今年は中京開催。ということで同じく中京開催だった21~23年を振り返ってみると、これがとんでもないキングマンボ祭りでね。

【中京開催の京都記念・Kingmanbo系の好走馬】
------------------------------------------------
23年:1着イルーシヴパンサー(母父キングカメハメハ)
         2着エアロロロノア(父キングカメハメハ)
22年:1着ザダル(母父Lemon Drop Kid)
         2着ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)
         3着カイザーミノル(父ロードカナロア)
21年:1着ケイデンスコール(父ロードカナロア)
ブライアン

おいおい。馬券に絡んだ馬の半分がKingmanbo系じゃないか。

境和樹

データとしても決して古くないからね。十分今年の金杯にも当てはめられる傾向と言えそうだ。

ブライアン

これは金杯に限らず、同条件の他のレースでも使えそうだな。

境和樹

そうそう。詳しいデータは以下を参考にしてもらうとして、特に覚えておいて欲しいのは父ロードカナロアか母父キングカメハメハなら回収値的にも頭で買うのがオススメってところかな。

【中京芝1600m・Kingmanbo系の成績】(直近5年)
------------------------------------------------
父Kingmanbo系【56-54-49-464/623】単回収値86、複回収値69
(うち父ロードカナロア【28-12-22-144/206】単回収値120、複回収値75)

母父Kingmanbo系【14-19-18-156/207】単回収値89、複回収値111
(うち母父キングカメハメハ【10-8-11-100/129】単回収値124、複回収値76)
ブライアン

母父Kingmanbo系は勝率で見ると父Kingmanbo系に見劣りだが、複回収値ならこちらに軍配が上がるってのも面白いな。

境和樹

中京開催は1月いっぱい続くから、ぜひ参考にしてもらいたいね。

ブライアン

そんな正月競馬の一発目、京都金杯はどのKingmanbo系を狙うのか、はたまた血統傾向に逆らってでも買うべき一頭がいるのか。2025年の運勢を占う金脈馬は週末にお届け予定だ。

もちろん、好メンバーの中山金杯からもとっておきの金脈馬をピックアップするぞ。俺からのドデカいお年玉、楽しみに待っていてくれよな!

【中山金杯&京都金杯】24年は金脈馬勝ちマクリの激アツ漢が贈る新年一発目の必見予想

プロフィール

ブライアン梶田

ブライアン梶田

業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。

プロフィール

境和樹

境和樹

立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

この記事をシェアする