【チャンピオンズC】ベテランvs新興勢力!砂の王者に輝くのは?

提供:重賞トレンドジャッジ

チャンピオンズC

ポイント①ベテランか?新興勢力か?

ブライアン

ジャパンCに負けない興奮がココにある!

今回取り上げるのはダートの頂上決戦、チャンピオンズCだ。

境和樹

年に2回しかない中央のダートGⅠだからねえ。

今年もなかなか骨っぽいメンバーが揃ったし、楽しみにしている方は多いだろうね。

ブライアン

そんなチャンピオンズCだが、一昨年、昨年と連覇したレモンポップは引退。

昨年2着のウィルソンテソーロら既存勢力vs新興勢力という構図が大きなテーマになりそうだ。

3歳馬のナルカミルクソールカフェは勢い十分だし、4歳牝馬のダブルハートボンドもキャリアが浅く、まだまだ伸びしろを感じさせる。

境和樹

今回はまだ底を見せていない馬が多くて、見どころ満載の一戦だよね。

そのナルカミとダブルハートボンドは、いずれも先行馬。この2頭の出方は、展開にも大きく影響しそうだね。

ブライアン

この2頭に加えて、サントノーレも前に行きたいタイプ。3頭が序盤から火花を散らす展開になれば、一気に速い流れになる可能性もあるな。

中でもダブルハートボンドは、ココが試金石の一戦になりそうだな。

境和樹

2走前はオーサムリザルトに突つかれて、最後は失速気味になって2着止まり。

当時は納得もしたけど、オーサムリザルトのその後を見ると、だんだん物足りなく感じるようになっちゃうね。今度はそれがナルカミに替わるわけだから、負荷はさらに大きくなるし。

ブライアン

さぁそして、ベテラン勢もまだまだ健在だ。

川崎記念勝ちのメイショウハリオ(8歳)に、盛岡のマイルCS南部杯を制したウィルソンテソーロ(6歳)

昨年のフェブラリーSの勝ち馬・ペプチドナイル(7歳)も、虎視眈々と復活を狙っているぞ。

境和樹

高齢ではあるけど、まだまだ一線級で活躍している馬たちだからね。

その3頭はいずれもGⅠレベル。今年は4歳の二強(フォーエバーヤング、ミッキーファイト)こそ居ないけど、その他の強豪は全頭集結した感じだよね。

ブライアン

彼らがこの年齢まで現役を続けているように、ダートでは息長く活躍する馬が多い。

世代交代のサイクルが遅いため、交流重賞の出走枠がなかなか回ってこず、やむを得ず別のレースに回る馬も少なくないんだ。

アウトレンジはまさにその典型例で、賞金を積んでようやく中央のGⅠ出走に漕ぎつけたって感じだな。

境和樹

ルクソールカフェも武蔵野Sを勝っていなかったら、ココに出てこれるか微妙な状況だったもんね。

それでは、私からはこのレースの傾向について。

ポイント②血統も脚質も、意外な傾向が見えてきた!

境和樹

このレースの近年の好走馬をよく見てみると、ちょっと意外な共通点が浮かび上がってきたんだよね。

それが「芝の要素」を持つ馬が多いという点なんだ。

以下のように、芝も走れそうな血統だったり、その馬自身に芝実績があったりってケースは多くてね。

【チャンピオンズC・芝要素を持つ馬の好走】
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ウィルソンテソーロ:24年2着、23年2着
(キタサンブラック産駒)
ドゥラエレーデ:24年3着、23年3着
(芝GⅠ馬)
ジュンライトボルト:22年1着
(芝経験馬)
ハピ:22年3着
(のちに芝重賞好走)
クリソベリル:19年1着
(兄姉が芝重賞馬)
ウェスタールンド:18年2着
(姉が芝GⅠ好走)
ブライアン

生粋のダート馬じゃなくても、好勝負可能なんだな。フェブラリーSに関しては、少なからずそういう印象は持っていたが、このレースもそうなのか。

境和樹

中京コースって4角のスパイラルカーブが結構キツくて、ここで一度ペースが緩むことが多いんだよね。

そこから直線に入って再加速するから、ダートとはいえ一定の瞬発力が必要なんだよ。

ブライアン

ダートにも持続力型のコースと、瞬発力型のコースがあるというワケか。

ちなみに、このコースは脚質傾向的にはどうなんだ?

さっきオレは、メンバー的に今年は前が速くなるかもしれないと言ったが、例年はやはり前が有利なのか?

境和樹

基本的には、中京ダ1800mは逃げ先行馬が有利なんだけど、実はそれは下級条件での話でね。

上級条件だと、1角までのテンの入りが流れやすくて、意外と差し決着になりやすいんだよね。以下に、近年差し追込で好走した馬を記載しておくよ。

【チャンピオンズC・差し追込馬の好走】
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ウィルソンテソーロ
(24年2着:11-8-11-10)
(23年2着:13-11-13-10)
ドゥラエレーデ
(23年3着:13-13-13-13)
ジュンライトボルト
(22年1着:9-9-8-10)
チュウワウィザード
(21年2着:10-10-11-11)
ゴールドドリーム
(20年2着:11-10-8-7)
(17年1着:9-10-11-11)
ウェスタールンド
(18年2着:15-15-15-13)
ブライアン

思えば、ウィルソンテソーロは2年続けて同じような競馬だったよな。

あのスタイルはこのレースにおいては正解なのか?

境和樹

後方インで距離ロスを抑えつつ運んで、最後の直線で末脚を伸ばすというのが、このレースでの正攻法だからね。

ウィルソンもそうだけど、18年2着のウェスタールンドも外枠ながらスタート直後から内ラチ沿いビッタリ。直線では内から馬群を捌いて伸びてきたんだ。

ブライアン

なるほどな。内目の枠の差し馬、もしくはインへの意識が強いジョッキーには注目ってワケだな。

それにしても、今回は皆さんにとって、多くの意外な発見があったんじゃないかな。いつにも増してお宝情報が盛り沢山だったから、ぜひ何度でも読み返してみてほしいな。それではまた来週!

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プロフィール

ブライアン梶田

ブライアン梶田

業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。

プロフィール

境和樹

境和樹

立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。