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【AJCC】春GⅠへ向けての始動戦、"血統"で篩に懸ける!
2026/1/18(日)
提供:重賞トレンドジャッジ
ポイント①春の大舞台へ向けての始動戦
今回取り上げる一戦は、別定のGⅡ戦・AJCCだ。
昨年はダノンデサイルがココから始動したが、今年もなかなかの好メンバーが揃ったな。
春のGⅠを見据える馬が、始動戦として選ぶことも多いレースだよね。
カテゴリー的には日経新春杯のあるところだけど、あっちはハンデ戦だからね。クラシックで好走している馬なんかは、コッチに回ってくることが多いよね。
まずは、ハイレベルな明け4歳世代から。ショウヘイとジョバンニを取り上げさせてくれ。
どちらもクラシックの流れで菊花賞に挑戦したが、戦前から囁かれていた距離不安が現実となる形での敗戦だった。
特にショウヘイは、道中でかなり折り合いを欠いていたし、今回の距離短縮は大きなプラス材料になるんじゃないかな。
昨秋を席巻したマスカレードボールやミュージアムマイルと接戦を演じていて、地力の高さは間違いない2頭。
このメンバーに入れば、当然ながら力は一枚上だと言っていいだろうね。
対する古馬勢で注目したいのは、ドゥラドーレスだな。
角膜炎の影響でバーレーン遠征のプランは白紙になってしまったが、その後の立て直しは早く、今回はシッカリと乗り込めている。
能力は確かな馬だけに、陣営としてもそろそろ重賞タイトルが欲しいところだろうな。
この馬は屈腱炎で1年以上の長期離脱を経験したりと、もどかしいキャリアを歩んできたんだよね。
ただ、その分キャリアはまだ浅くて、7歳と言えどまだまだ馬は若い。ここで賞金を加算して、今後GⅠ戦線に顔を出してくるようなら、面白い存在になりそうだね。
あとは、一昨年の覇者・チャックネイトだ。
カイ食いの細い馬で調整が難しく、浮き沈みの多い馬なんだが、今回の鞍上はR.キング。昨年も大活躍だった女帝の騎乗で、変わり身を期待したいところだな!
身元引受調教師の堀先生のところの馬だし、ここはキング騎手も気合いが入るだろうね。
それでは、私からも当レースの傾向について解説させてもらうよ。
ポイント②スタミナと底力が求められる一戦
中山の非根幹距離重賞らしく、このレースは後半4~5Fでの持続力勝負になりがちでね。
失速率の高い競馬になるので、長距離を走れるスタミナと、バテ合いに強い底力が求められるんだ。
確かにこのレースは、東京のキレ味勝負じゃ分が悪い馬もよく来る印象はあるよな。
やはり2度急坂を超えるレイアウトが、影響してるんだろうか。
それもあるけど、やはり冬場の時計の掛かる馬場で行われる点が大きいと思うよ。
過去5年のレース上がりを貼っておくけど、これを見れば一目瞭然。
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25年:36.6秒(良)
24年:37.8秒(不良)
23年:35.2秒(良)
22年:35.7秒(良)
21年:37.9秒(不良)
不良馬場だった21年と24年はともかく、良馬場の年でも35秒以上掛かっているのか。そりゃ底力タイプが浮上してくるのも納得だな。
9月の中山はかなり高速馬場だが、それとは真逆ってワケだな。
うん。それ故に同一コースであっても、オールカマーやセントライト記念との結び付きは弱いんだ。
これらのレースで好走した馬は、結構人気になりがちなんだけど、実際は結構苦戦しるんだよね。
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◆レーベンスティール
24年オールカマー:1着
→25年AJCC:12着
◆ガイアフォース
22年セントライト記念:1着
→23年AJCC:5着
◆アサマノイタズラ
21年セントライト記念:1着
→22年AJCC:4着
◆オーソクレース
21年セントライト記念:3着
→22年AJCC:6着
◆サトノフラッグ
20年セントライト記念:2着
→21年AJCC:11着
◆スティッフェリオ
19年オールカマー1着
→20年AJCC:8着
コース実績があるからといって、過信は禁物ってことか。
同コースの重賞好走馬を狙いづらいとなると、馬柱では読み切れない所もチェックする必要がありそうだな。
やはり、そういう時こそ血統の出番か?
勘が鋭いね。まさにその通りで、このレースはかなり血統傾向が現れるレースなんだよね。
狙い目は 長距離型サンデー か 欧州血統 だよ。
ステゴ系、ハーツクライ、マンハッタンカフェ、ダンスインザダーク。この辺りに注目したい一戦だよ。
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25年2着:マテンロウレオ
(ハーツクライ産駒)
24年1着:チャックネイト
(ハーツクライ産駒)
24年2着:ボッケリーニ
(母父ダンスインザダーク)
24年3着:クロミナンス
(母父マンハッタンカフェ)
23年3着:ユーバーレーベン
(父ゴールドシップ)
22年2着:マイネルファンロン
(父ステイゴールド)
22年3着:ボッケリーニ
(母父ダンスインザダーク)
21年2着:ヴェルトライゼンデ
(父ドリームジャーニー)
確かにステゴ系なんかは持続ラップ戦も、時計の掛かる馬場も得意な印象があるな。血統を見るだけでも、だいぶ篩にかけられそうだな。
今回は有力各馬の紹介と、底力が求められる理由、適性の高い血統について解説してきたぞ。
これで冬の中山は最終週。気分良く次の東京開催を迎えるためにも、ココはバシっと当てようぜ!それではまた来週!
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プロフィール

ブライアン梶田
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
プロフィール

境和樹
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。





