
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
ラフィアン最後の募集に思うこと
2026/2/19(木)
先週はスマートクオーレ(6人気2着)が最高着順。コンスタントに使われてきて今回も中1週でしたが、よくぞ崩れずに精一杯走っています。次開催は最終週まで適鞍がないため短期放牧に出して、最も得意な舞台に向けてきっちり仕上げ直していきます。

最終週の土曜は東京で3鞍に騎乗します。4R(新馬)のオケアノステソーロは追い切りを含めて、普段の調教から毎日乗せていただいています。使いながら変わっていくタイプに思えますが、真面目でとても乗りやすい。現時点でどこまで頑張ってくれるか楽しみな初戦です。
8Rのマイネルトルファンは間違いなく東京コース巧者ですが、半年振りの実戦。追い切りに乗せていただいていて重め感があるので、そのあたりを適性面でどこまで補えるか。9Rのコスモアマデウスは格上挑戦でも7頭立て。調子が良くて連闘なので、次走に向けての優先出走権を手にしたい。
日曜も東京で3鞍に騎乗します。2Rのマイネルスラーヴァは前走で調子の良さとコース適性を感じました。大型馬なので今回も上積みがありそう。同じコースの続戦で力が入ります。6Rのパルヴェニューは先週の追い切りで一生懸命さを感じました。地方から戻って来て2戦目、芝のレースは3回目ですが、真面目さと状態面で目途を立てられませんか。

トレセンでラフィアンターフマンクラブの今夏限りになる募集について取材を受けました。自分も前日水曜のネットニュースで知ったくらいなのでとにかく驚きました。お世話になりっばなし、自分を育てていただいたクラブなのでとにかく残念です。
しかし、岡田社長は出資している皆様のことを常に考えている方なので、悩みぬいた末のご決断であれば尊重して、いただけたチャンスを結果に繋げることが一番の恩返し。最後とはいえ過去最高のラインナップという募集を残して、たくさんの現役馬も走っています。勝負はまだまだこれから!いつも着ている勝負服を誇りに今週も全力を尽くしたい。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。






