
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
夏の福島開催の集大成
2026/7/16(木)
先週はコパノエイダン (6人気4着)が最高着順。今回もよく頑張っており、改めて流れや展開ひとつで1勝クラスは何とかなりそうな感触を得られました。一旦放牧で立て直すことになりますが、疲れを癒して戻ってくるのが楽しみ。

開催最終週の土曜は福島で6鞍に騎乗します。4Rのリーデレクオーレの前走はコントロールもついて着順以外は理想的でした。中1週でも順調にきており前走同様、相手関係につきるという段階なので何とかしてあげたい。
5R(2歳新馬)のマスターボリュームはゲート試験から乗せていただいています。素直で真面目に一生懸命走ってくれるタイプ。幼い感じはあるものの、いいモノを持っており、周りに戸惑わなければチャンスがありそう。6Rのコパノミラノの前走は悪くありませんでしたが、使いながら調子を上げてくるタイプ。調子の良さと上積みで決め手の甘さを補えませんか。
9Rのマイネルボスの前走は久々の分だったと思います。未勝利の身なので一戦一戦が勝負。距離延長は問題ありませんので、工夫して待望の勝利を狙いたい。12Rのロックオブソシジは最後の未勝利で勝ち切れずも、地方で結果を残して戻ってきました。追い切りはしっかり動けているので、中央1勝クラスに目途を立ててあげたい。
日曜も福島で4鞍に騎乗します。4Rのフェスティヴハートは牝馬限定戦の適鞍でとにかく初勝利をという一戦。小回り1700mもピッタリで何とかしてあげたい。7Rのキタノドンカルロも前走でコース適性を掴めました。体力がついて、中1週でもへこたれずにキープできています。願わくば乾いた馬場で走らせてあげたい。
10Rのビッグデイメイクは芝に戻った前走が悪くありませんでした。荒れてきた馬場で時計がかかってくれれば着順を上げられそう。12Rのカイトヴィントの前2走は好内容。福島で未勝利を勝っている馬なので、調子の良さと相まって楽しみです。

火曜は盛岡交流(アンバー賞)のコスモペンタスで勝負に行きましたが5着。結果はともかく悪くない内容で、いい気分転換になりました。前乗りした月曜は駅前の東家さんでわんこそばに挑戦。減量しているジョッキーに怒られそうですが、101杯食べて手形をもらいました。僕は体重が軽すぎるくらいなので、そのあたりは長く続けられている秘訣かもしれません。

プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。




