2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
恐るべし外国人ジョッキー
2014/11/21(金)
外国人ジョッキーのタフさにビビりまくりの高田潤です(~_~;)
今週の水曜日は、某焼肉屋さんで角居厩舎の食事会があったんですが、そこにフランスから来日しているミカエル・バルザローナとP.C.ブドーも来ていました。
僕は、その2人と同じ席だったんですが、フランスに焼肉屋があるかどうかはわかりませんが、
2人の食べっぷりには驚きました!!
ホントによく食べます。ビビるくらい食べますσ(^_^;)
最後には締めの冷麺までペロッと食べていました… ;^_^A
食事会が終わったあとは、
近くのダーツバーにジョッキーがたくさん集まってダーツをしていたので、そこに2人を連れていきました。
ダーツバーに向かう途中、ミカエルに『W.ビュイックも呼んでいいかい?』と言われ、
イギリスから来日しているビュイックも加わり3人の外国人ジョッキーを引き連れてダーツバーに行きました。
馬に乗る技術は超一流の3人ですが、めちゃめちゃノリノリでやってきたダーツに至ってはたいしたことありませんでした(笑)
でも、楽しそうに投げていました(^^;;
何故か偶然にも同じ服装ですが、
3人ともカッコいいですね~(^-^)/
ただ、これは外国人特有なのか、
ずっと喋りっぱなしなので、1回ダーツを投げるのに10分くらいかかるため、僕の番がなかなかまわってきませんでした…σ(^_^;)
ブドーはフランス語、ビュイックは英語で喋るため、フランス語と英語を話せるミカエルが、ブドーとビュイックの会話の通訳をしていました(^^;;
ダーツには1年近くフランス遠征をしていた佑介(藤岡J)がいたので、
佑介はフランス人の2人とは普通に話していて、なんかカッコよかったです( ´ ▽ ` )ノ
ちなみに僕は何を喋っているのかさっぱりわかりません(笑)
持ち前の勢いで乗り切りました(笑)
とまぁ、ここまではよかったんですが、、、
3人の外国人ジョッキーが盛り上がり過ぎて、いっこうに帰ろうとしません。
気がつけば時間も夜中の1時になろうとしていました( ̄◇ ̄;)!!
このままではヤバいと思い、
「よし!帰ろう!フィニッシュ!フィニッシュ!」と切り出し、楽しむ3人を無理矢理おわらせました(^_^;)
そして、そのまま送ろうと車に乗せたまではよかったんですが、
車が走るなり、『ジュン!ラーメン!ラーメン!』の声
「は?ラーメン?いま?ナウ?レアリー!」
『ハイ!ラーメン!ダイジョーブ!』
マジなの?あんなに焼肉食って冷麺まで食べたのに?
信じられん…(T_T)
というわけで、帰りにラーメンにも寄りました。。。
こんな時間にラーメンなんてやってるんかな…。
と思いつつ開いているラーメン屋さんを探しました(>_<)
ラーメンを4つ注文したのはいいんですが、もちろん僕はラーメンなんて食べれるハズもなく、2,3くち食べてどうしようかと悩んでいたんですが、ビュイックとブドーが、『ジュンもう食べないの?それ食べていい?』と、
なんと僕の分までペロりとたいらげてしまいました…( ̄◇ ̄;)
恐るべし。。。
どんだけ食べるねん。。。
「ウエイト大丈夫か?」と聞くと、
すかさずミカエルが、『大丈夫!大丈夫!ブドーはいざとなったら靴下で乗るから』とチャカし、ブドーが怒っていました(笑)
そうです!!
皆さんもご存知だと思いますが、
ブドーは先週、前代未聞の靴下騎乗をしたジョッキーです(^^;;
よくよく話を聞くと、検量室で測った体重とパドックで測った体重が100グラム違ったので、思わずブーツを脱いでしまったそうです…
体重計も100グラム単位なので、微妙な誤差はたまにあるんで、ブーツを脱ぐことはなかったんですが、
誰も教えてくれなかったんですかね…。
まぁ、今週こそはそんなことがないように願いたいです ;^_^A
そんなタフな外国人に振り回された1日でした(笑)
それでは皆さん、今週は3日開催を楽しんで下さいね!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。