2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
早くも2勝目♪♪
2015/1/23(金)
2週連続の勝利に驚きを隠せない高田潤です(^_^;)!!
いや~、先週のレッドグルーヴァーは自分で言うのもなんですが、本当に強かったです(^^;;
置き障害のみの中京のジャンプレースでセオリーを無視してシンガリから楽々と差し切ってくれました(^-^)♪
これは馬の状態の良さもさる事ながら、角居厩舎の皆さんのグルーヴァーに対する愛情と、日ごろのケアの賜物だと思います。
人気馬でシンガリからレースを進めるのは多少勇気がいりましたが、鞍上の不安を払拭するほどの手ごたえで、道中はずっとわくわくしていました(笑)
他の業界はわかりませんが、競馬界では、というかトレセンでは、
厩舎やジョッキーをダルマに例えて、年が明けて一番最初の勝利を『片目が開く』といい、2勝目のことを『両目が開く』といいます。
ですので今の時期は、「もう両目開いたか~?」とか「やっと両目が開きました~!」などという会話が飛び交います。
ですので、僕の場合は「両目パッチリ視界良好ですわ~( ´ ▽ ` )ノ」と言えるわけです;^_^A
ちなみに3勝目以降は特に何もいいません(笑)
ですが、こんな話題も1月ないし2月までの話ですので、3月以降はあまりこういう会話は出てきません…。
ですから、今は各厩舎やジョッキーは早く2勝目を挙げたいという心理が働きます(^^;;
僕もいいリズムで今年をスタートさせることができたので、せっかくいただいたこのリズムを崩さないように、しっかりと自分のやるべきことを一つずつクリアして、一歩一歩確実に進んで行きたいと思います。
まだまだ寒さが続きますが、皆さん体調を崩されないように、元気な週末をおくって下さいね( ´ ▽ ` )ノ
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。