皆さん、こんにちは!!
大舞台を前に全神経大集中の高田潤です!!

今週は、年に2回のジャンプG1『中山グランドジャンプ』があります!!

今回も、オジュウチョウサンをはじめジャンプ界の強豪が勢揃いのメンバー構成となっております!!

レース前日でもある今日は、出走馬11頭中、10頭の馬が障害コースのスクーリングを行いました。

スクーリングは、レース当日と同じように、装鞍所→パドック→障害コースの順に行います。

普段の調教では、馬同士お互いなかなか顔を合わせることがありませんので、レース以外で、これだけのメンバーが集結することはありません。




G1に出走してくるレベルになると、そうそうイレ込む馬もいないんですが、レースの前日ということもあって、どの馬もかなり気合いが乗っています!!
ばりばりに仕上がった馬がこれだけ集まると、静けさの中にも緊張感ある殺気立った空気が流れます。


パドックでも実戦同様に各馬かなり集中しております。 競馬場での調教は、新聞記者もメディアもいませんので、なかなか表に出ることがない為、競馬ファンの皆さんは、なかなか知ることが出来ないと思いますが、各陣営ともにこのように行なっております。 障害コースに入ってからは、馬をリラックスさせる為に実際に障害を飛ばす馬もいて、騎乗する各ジョッキーは翌日のレースを想定しながら自分の馬に合ったいろいろな方法で調整します。 ちなみにスクーリングのときは普段の調教とは違い、レース用のヘルメットを被りますので、僕もそうですが、帽色(ヘルメットカバー)をつけずに乗るジョッキーもいます(^^;; ︎


スクーリングは、実際にレースで走るコースを前日に経験させることによって、当日もリラックスしてレースに望めるという効果があります!!

ですので、ほとんどの馬がスクーリングを行います。

中には輸送するとカイ食いが落ちたり、テンションが上がってしまう馬もいますので、そういう馬はスクーリングをせずに直前輸送でレースに向かいます。

僕が騎乗するルペールノエルも心身ともに非常に良い状態ですので、メンバーは強いですが、いいレースが出来るように集中して騎乗したいと思います!!

やはり、中山のジャンプG1は別格な雰囲気があり、本当に迫力があるレースですので、たくさんの方々に観ていただきたいと思います!!
そして、各陣営の駆け引きや、このレースにかける思いを感じていただければと思います!!