2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
中山大障害!!
2023/12/22(金)
高田潤です!!
いよいよ今週の土曜日は、ジャンプレースの頂上決戦、中山大障害(J・G1)が行われます!!
絶対王者のオジュウチョウサンが引退して、混戦状態となっているジャンプ界ですので本当にチカラの拮抗した面白いレースになると思います。
僕が騎乗するダイシンクローバーは、来年の2月いっぱいで定年される安田隆行調教師の管理馬です。ですので、僕が安田隆厩舎の馬で挑戦できる最後の重賞ということになります。
以前にも書きましたが、本当にお世話になった先生ですので、最後にいい騎乗が出来ればと思います!!
去年は病室で悔しい思いをしながら見ていたレースですので、騎乗できることを本当にありがたく思います。
やはりこのレースには特別な緊張感があります。口で説明するのは難しいですが、大障害コースに出ると、そこには、乗った者にしかわからない独特の緊張感というか異空間みたいなものがあります。
しっかりと集中して行きたいと思います。
たくさんの方々に(出来れば現地で)観ていただきたいと思います。宜しくお願いします。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。