2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
突然の康太とのお別れ。。
2024/4/12(金)
高田潤です。
突然の康太とのお別れ。
まだ現実を受け止められません…
これは僕だけではなく、ジョッキー一同みんな同じ気持ちだと思うし、兄の佑介はじめ、康太の家族の気持ちを思うと本当に居た堪れない気持ちで、うまく言葉で表現することができません…
先週までいつも通りの康太スマイルで何気ないたわいの無い会話をしていたのに、その優しい笑顔も今後見ることできません。そんな現実を受け入れられるはずがありません。本当に辛いです。。
これまでの康太の活躍,功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
佑介も自身も本当に辛い中、競馬ファンの方々に向けてメッセージを送ってくれました。
みなさんが悲しむことを康太は望んでいません。騎手として輝いていた康太を忘れないでやって下さい。輝いていたたくさんの瞬間を時々でも思い出していただけたら、そしてみなさんの心のなかで生き続けてくれたら嬉しいです。
誰よりも康太のことをわかっている佑介のメッセージをしっかりと受け止めて、康太の愛した競馬とこれからも向かい合って努めていきたいと思います。
競馬以外でもさまざまなイベントやボランティアなどでも尽力し、企画もしてくれた康太。競馬内外での活動や功績は計り知れません。
藤岡康太のこれまでに残した素晴らしい成績、功績、頑張りはこれからも色褪せることなく永遠に競馬史に輝き、語り継がれていきます。
康太、騎手として17年間ひたすら走り続けてきたから、まずはゆっくり休んでな!!
そして、これからは空から俺たちのこと見守ってくれな!!
ヘタクソな騎乗したときは爆笑してくれな!!
本当にお疲れ様でした。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。