
2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
ジョッキーが印象に残るレースは意外と勝った時より負けた時だったりします…
2025/3/7(金)
高田潤です!!
先週の日曜日もジャンプレースで勝ち星を重ねることができ、今年の6勝目を挙げることが出来ました(^^)
ただ、土曜日のジャンプオープン戦はハナ差の2着と悔しい結果となってしまいましたので、反省点もたくさんあります…
オープン戦で騎乗したディナースタはジャンプ初戦で勝利し、今回はジャンプ2戦目にして昇級初戦ということもあり勝ち馬とはキャリアの差も出てしまったようにも思います。。
今回は出馬投票の時点で抽選にかかっていましたので早めに競馬場へ移動することが出来ず、充分なスクーリングが行えない上に、ジャンプ2戦目&小倉初経験のディナースタにとっては決して楽な条件ではありませんでしたが、それでも安定した飛越とスピードで高い能力と才能を見せてくれました!!
出馬投票に関しましてはジャンプレースに限らず、出走条件や他陣営の動向などもあり思ったレースに出走できないといった場合も多々ありますのでそれは仕方ありませんが、まだまだこれからの馬ですので、色々な競馬場でキャリアと経験を積んでいって、どんな状況でも高いパフォーマンスが出せるように人馬共に前進していければと思います!!
先週をもちまして6週間に渡る冬の小倉開催は終了しました。悔しいレースもいくつかありますが、小倉で10戦5勝、2着3回と本当に充実した成績を残すことが出来ました。一生懸命仕上げて下さった各陣営と頑張って走ってくれたお馬さん達には本当に感謝しかありません(T-T)
しかし、ジョッキーというのは勝ったレースより負けたレースの方がいつまでも頭に残ったりしますので、これに満足することなく、しっかりと反省すべきところは反省し、修正すべにところは修正をして、次に繋げていかなければと思います。更なる成績向上を目指してこれからも精進していきたいと思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。