
2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
ベロシティ、いつも本当にありがとう(T_T)
2025/6/20(金)
高田潤です!!
先週土曜日の東京ジャンプSで、ジューンベロシティが頑張ってくれまして、圧倒的な支持に応え勝利する事ができ、ベロシティはこれで三連覇を達成ました!!
ベロ自身は、前走の激しい中山グランドジャンプでの疲れなども残っていた為、正直今回は非常に厳しいレースになると思っていました。
しかし!!、ゲートが開いてからは、いつも通りのベロの闘争心むき出しの走りで集中力も切らさず素晴らしい走りを見せてくれました!!
少しでもベロを疑ってしまった自分が恥ずかしいです…(T_T)
やはり、ベロはベロでした(^^;;
普段の調教では物凄く手を焼かせ、立ちあがる跳ねる被る蹴る…と、何をやってくるかわからない馬なので、いつもレースで無事にゲートが開くまではヒヤヒヤしながら乗っていますが、レースだけは本当に真剣に走ってくれます。。(^_^;)
そんなベロに感謝していますm(_ _)m
ありがとう(T-T)
公私共にお世話になっている吉川オーナー、大変な中いつもしっかりと仕上げてくれる陣営にも大感謝です!!
そして、今回は何と!!

ちなみに、これまでにも私自身たくさんの重賞を勝たせていただきましたが、自分が騎乗して勝った重賞のゼッケンをいただいたのはこれが人生で初めてです!!
重賞で勝った馬のゼッケンを騎乗したジョッキーが貰えることはそうそう無いので本当に嬉しいです(o^^o) 大切にしたいと思います!!
今年は騎乗するお馬さんの活躍のお陰で、ここまで本当に順調に勝ち星を積み重ねてこれていますので、これからも人馬ケガ無く、一頭一頭大切に集中して丁寧に騎乗していきたいと思います。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。