【エプソムC】クラリティスカイ【マーメイドS】トーセンビクトリーら10頭!
2017/6/4(日)
エプソムC
マーメイドS
アストラエンブレム
(牡4、美浦・小島茂厩舎)
父 | ダイワメジャー |
---|---|
母 | ブラックエンブレム |
母父 | ウォーエンブレム |
通算成績 | 11戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 461kg (最高:470kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 真横から見て正方形に近いシルエットは純粋なマイラーの証。ダイワメジャー産駒の中には全体がぎゅっと詰まった造りの馬も多いが、この馬は各パーツにほどよくゆとりがあって、2000mくらいまでなら対応できそう。4歳馬でまだ芯が完全にしっかりとはしていないので、使い込むことができていないが、立ち姿からはバランスの良さ、素質の高さを感じる。馬体の張り良く、体調は良さそうだ。 |
クラリティスカイ
(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)
父 | クロフネ |
---|---|
母 | タイキクラリティ |
母父 | スペシャルウィーク |
通算成績 | 20戦3勝 |
重賞勝利 |
15年NHKマイルC(G1) 14年いちょうS(重賞) |
連対時平均馬体重 | 482kg (最高:502kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | クロフネ牡馬らしく筋肉量がアップしてきた。キ甲も抜けて骨格はこれでほぼ完成。加齢によって体の柔らかさが無くなって来たが、立派な胸前の筋肉で安定した先行力を手に入れた。多少行きたがるタイプではあるが、胴回りはゆったりとしており、マイルG1勝ち馬であるが中距離くらいのほうが良さそう。金杯の時と比較しても遜色のない好仕上がりであるし、今回のほうが成長も見込める。どうしても瞬発力に欠ける馬なので、ペースは流れて欲しいところ。 |
タイセイサミット
(牡4、栗東・矢作厩舎)
父 | ダイワメジャー |
---|---|
母 | ヴァインドレッサー |
母父 | エンドスウィープ |
通算成績 | 14戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 492kg (最高:500kg) (最低:488kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | ダイワメジャーらしい立派な腹袋を持っており、全体にボリュームのあるパワー型体型。坂路調教の多い矢作厩舎ということもあり、筋肉量はとても多い。ただ、現状では成長過程にあり、まだ筋肉の張りについては良化の余地が感じられる。胴の長さもあって距離は延びても大丈夫。心肺能力が基本的に高い馬で、先行差し問わず安定したレースができる。体調面でも問題はなく、ここでも期待。 |
デンコウアンジュ
(牝4、栗東・荒川厩舎)
父 | メイショウサムソン |
---|---|
母 | デンコウラッキー |
母父 | マリエンバード |
通算成績 | 13戦2勝 |
重賞勝利 |
15年アルテミS(G3) |
連対時平均馬体重 | 452kg (最高:466kg) (最低:444kg) |
前走時馬体重 | 444kg |
POINT | 安田記念を回避してコチラに回ってきた。折りの深い飛節は優れた瞬発力に通じるが、胴の伸びがやや足りないので、良い脚を持続するのが難しい。前走のようにスローペースから一団の競馬が理想。ただ、父の産駒にしては全身を使った体の柔らかい馬であり、広々とした東京コースはまさにベストの舞台。G1の後で120%のデキとはいかないだろうが、このメンバー構成なら好勝負しても驚けない。 |
ヒストリカル
(牡8、栗東・音無厩舎)
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | ブリリアントベリー |
母父 | ノーザンテースト |
通算成績 | 34戦5勝 |
重賞勝利 |
12年毎日杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 447kg (最高:458kg) (最低:434kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | この年齢でも安定した末脚を使っているように馬体の張りをしっかりとキープ。元々柔らかすぎるくらいの身のこなしだっただけに、加齢によって程よい硬さが出てきて、力強い走りができるようになってきた。トモの筋肉はやや寂しく映るが、8歳という年齢を考えればそこまで悪くはないだろう。優れた瞬発力は未だ健在だ。体調も良さそうで、追込の利く展開ならまだまだやれる。 |
フルーキー
(牡7、栗東・角居厩舎)
父 | Redoute’s Choice |
---|---|
母 | サンデースマイル2 |
母父 | Sunday Silence |
通算成績 | 27戦7勝 |
重賞勝利 |
15年チャレンジカップ(G3) |
連対時平均馬体重 | 481kg (最高:488kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | 昨年のこのレース以来の立ち写真。7歳馬だが馬体の張りはしっかりと維持しており、極端な衰えは感じない。ただ、トモの筋肉量は徐々に減少しつつあり、ピークという雰囲気ではないだろう。肋骨が薄っすらと浮いて見え、太め感はない。毛艶も良い状態なので、現状この馬のベストの仕上がりと言って良いのでは。高速決着は厳しいので、できれば時計がかかって欲しいが。 |
マイネルミラノ
(牡7、美浦・相沢厩舎)
父 | ステイゴールド |
---|---|
母 | パールバーリー |
母父 | Polish Precedent |
通算成績 | 38戦8勝 |
重賞勝利 |
16年函館記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 475kg (最高:486kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | 480キロほどあって標準体型だが、ステイゴールド産駒ということもあり全体的にコンパクトにまとまっている。曲飛気味でありつつ胸前には発達した筋肉をもっており、テンのダッシュ力につながっている。馬体が最も充実していた昨年の夏と比較して、ややトモの張りに物足りなさも感じるものの、毛艶は光って体調は良好。そこまで極端な衰えも感じないので、展開次第で上位争いできるはず。 |
エプソムC
マーメイドS