【七夕賞】ゼーヴィント【プロキオンS】カフジテイク等、計13頭を分析!
2017/7/2(日)
七夕賞
プロキオンS
スズカデヴィアス
(牡6、栗東・橋田厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | スズカローラン |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 25戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 498kg (最高:514kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 516kg |
POINT | キングカメハメハ産駒らしい毛色に豊富なトモの筋肉量。長距離での実績もある馬だが、馬体の造り的にはやはり中距離がベストだ。蹄の形状から重馬場は不向きで、良馬場でこそ能力を発揮するタイプ。近走は安定感のあるレースを見せてくれているように、今回も毛艶は冴えており馬体の張りも上々。背中には銭型も浮いて体調は良さそうに見える。瞬発力があるので、小回りでも一瞬の脚が使えるはず。ここでも上位争いは必至だ。 |
ゼーヴィント
(牡4、美浦・木村厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | シルキーラグーン |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 9戦3勝 |
重賞勝利 |
16年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時平均馬体重 | 485kg (最高:492kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 492kg |
POINT | 直飛でディープ産駒らしい形をしている。筋肉量が多いこともあってやや胴が詰まって見える体型で、距離は2000mくらいまでだろう。バランスの良さが光る馬で、斜めに丸まった斜尻のトモは瞬発力の源だ。今回は休み明けになるが、体は引き締まっているし、毛艶も抜群で背中には銭型が浮いている。福島コースも昨年のラジオNIKKEI賞を勝利しているように実績があり、いきなり好勝負になりそうだ。 |
バーディーイーグル
(牡7、美浦・国枝厩舎)
父 | ブライアンズタイム |
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母 | ホームスイートホーム |
母父 | Seeking the Gold |
通算成績 | 35戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 483kg (最高:494kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 492kg |
POINT | ブライアンズタイム産駒の特徴である大きな腹袋を持っており、底力の要求されるハイペース向き。胸前の筋肉量やトモ肉の付き方を見ても、パワータイプでスピード勝負には不向きな体つきをしている。脚が長く跳びが大きそうな馬であり、小回りよりも大きい広いコースで全能力を発揮できるタイプ。舞台設定的にプラスとは言えない。ただ、毛艶・馬体の張りはなかなかいい状態を保っており、展開次第で馬券内の可能性も。 |
フェルメッツァ
(牡6、栗東・松永幹厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | スキッフル |
母父 | トニービン |
通算成績 | 30戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 451kg (最高:466kg) (最低:430kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | 全身に血管が浮いているように馬体の張りは抜群。半兄フラガラッハも6歳で重賞を勝っているように、まだまだやれる。瞬発力タイプの造りをしているが、ハンドルの利く馬なので小回りでも良績がある。体型的に2000mはギリギリかな、というラインで、ベストはマイル~1800m。上手く立ち回って間隙を突けば上位進出もあり得る。 |
マイネルフロスト
(牡6、美浦・高木登厩舎)
父 | ブラックタイド |
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母 | スリースノーグラス |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 31戦4勝 |
重賞勝利 |
14年毎日杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 481kg (最高:488kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | 胴が長めで一瞬の加速力にはやや欠けるものの、長く脚を使うことができるタイプ。一見距離に融通が利きそうではあるが、肩のラインが立っていることもあり適性は中距離まで。蹄自体は立ち気味だが、繋ぎは寝ており、極端な道悪はマイナス。芦毛で判別はしづらいが、毛艶も良く状態は悪くない。小回りの2000mというベストの舞台で引き続き期待できる。 |
マルターズアポジー
(牡5、美浦・堀井厩舎)
父 | ゴスホークケン |
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母 | マルターズヒート |
母父 | Old Trieste |
通算成績 | 20戦7勝 |
重賞勝利 |
17年小倉大賞典(G3) 16年福島記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 529kg (最高:540kg) (最低:524kg) |
前走時馬体重 | 520kg |
POINT | 正方形のシルエットで、米国血統で全体的に筋肉量が多い。距離には限界がありそうだが、スピード能力はメンバー中一番と言っていいだろう。仕上がりに関して言えば、大阪杯の時が抜群のデキだったので、今回は8分くらいといったところ。充実期にはもっと馬体に張りが見受けられたし、はちきれんばかりのボリューム感があった。体調が悪いというわけではないが、100%のデキとはいえなさそう。 |
メイショウカドマツ
(牡8、栗東・藤岡健厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | アルペンローズ |
母父 | Kris S. |
通算成績 | 28戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 524kg (最高:538kg) (最低:510kg) |
前走時馬体重 | 528kg |
POINT | 【左前脚の屈腱炎を再発したため回避、現役引退】8歳馬ということもあり、さすがに馬体の張りには衰えを感じるようになってきた。特にトモの筋肉は緩さが見えて、往年のスピードを生むには頼りなく見えてしまう。肋骨が浮いて見えるようにムダ肉はほとんど付いておらず、復帰してから3戦目となるが馬体自体は仕上がっていると言えるだろう。それでも今回は厳しい戦いになりそうだが……。 |
七夕賞
プロキオンS