【小倉記念】ストロングタイタンなど6頭【レパードS】エピカリスなど7頭、計13頭を分析
2017/7/30(日)
小倉記念
レパードS
ヴォージュ
(牡4、栗東・西村厩舎)
父 | ナカヤマフェスタ |
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母 | ギュイエンヌ |
母父 | タニノギムレット |
通算成績 | 13戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 510kg (最高:518kg) (最低:502kg) |
前走時馬体重 | 518kg |
POINT | 筋肉量が多く、トモの膨らみ方、胸前~肩周りの筋肉の張り方などは見ていて惚れ惚れするものがある。やや前脚が短めに映り、こういった馬は距離に限界のあるタイプが多いのだが、この馬は心肺能力が優れていることもあって、そこまで距離延長も苦にしない。背中には銭型が浮いて見えるし、体調は抜群。小回りも合いそうなイメージがあり、期待できる1頭。 |
クランモンタナ
(牡8、栗東・音無厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | エアトゥーレ |
母父 | トニービン |
通算成績 | 46戦7勝 |
重賞勝利 |
16年小倉記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 477kg (最高:488kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 障害で初勝利を挙げて平地に戻ってきた。さすがに筋肉の張りは全盛期と比較して衰えが感じられ、緩さを感じる。また、腹袋の大きいタイプとはいえ、腹回りは余裕があるように見える。できればもう一絞りしたいところ。ただ、毛艶自体は整っており、体調は良さそうだ。 |
ストロングタイタン
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父 | Regal Ransom |
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母 | Titan Queen |
母父 | Tiznow |
通算成績 | 10戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 523kg (最高:530kg) (最低:518kg) |
前走時馬体重 | 518kg |
POINT | 腹回りがボテッとして見えるが、これは元々の体型で太めが残っているわけではない。今年の中山金杯時と比較しても明らかに筋肉量が増えてきているし、季節の関係もあるとはいえ、毛艶・馬体の張りが良くなっていて確かな成長を感じる。休み明けを快勝し、反動もなくここ目標にキッチリ仕上がったことがわかる。今の充実度なら、重賞でも勝負になりそうで、勝ち負けに期待したい。 |
バンドワゴン
(牡6、栗東・石坂厩舎)
父 | ホワイトマズル |
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母 | ピラミマ |
母父 | Unbridled’s Song |
通算成績 | 9戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 528kg (最高:544kg) (最低:516kg) |
前走時馬体重 | 544kg |
POINT | ホワイトマズル産駒の特徴として体はやや硬い馬が多く、柔軟性には欠けるのだが、筋肉量が多く純粋なスピード能力はかなり高い。この馬も筋肉量はかなりのもので、脚の持続力は重賞を獲れるクラス。前走の敗北理由が不可解ではあるが、そういった気難しいところを見せるのも父の産駒の特徴ともいえる。ムラ駆け傾向にあるが、怖い存在。 |
フェルメッツァ
(牡6、栗東・松永幹厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | スキッフル |
母父 | トニービン |
通算成績 | 31戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 451kg (最高:466kg) (最低:430kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | 6歳で数を使っている割に馬はまだ若く、前走も0秒4差の5着と健闘。シルエットに対してトモの容量が大きく、張りも上々だ。距離はもう少し短いほうが良いような気もするが、小回りコースなら乗り方1つで好走できる。全身に血管も浮いて筋肉の張りは年齢を感じさせないもの。まだ見限れない1頭。 |
ベルーフ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父 | ハービンジャー |
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母 | レクレドール |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 21戦3勝 |
重賞勝利 |
15年京成杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 478kg (最高:492kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 腹袋が大きいタイプのハービンジャーで、直飛も父譲りの造り。筋肉量は年齢を重ねるごとに増えてきており、今回に関しては少し立派すぎるくらい。とはいえ絞りやすい夏場であるし、レースまでに変わってくる余地はまだまだ残されている。毛艶の乗りは抜群で、馬体面でいえば近走で一番良い状態。ここ4走は着外に敗れているが、昨年2着だった舞台での復活に期待したい。 |
小倉記念
レパードS