秋競馬開幕!セントウルSの6頭、京成杯AHの7頭を馬体分析!
2017/9/3(日)
セントウルS
京成杯AH
スノードラゴン
(牡9、美浦・高木登厩舎)
父 | アドマイヤコジーン |
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母 | マイネカプリース |
母父 | タヤスツヨシ |
通算成績 | 49戦8勝 |
重賞勝利 |
14年スプリンターズS(G1) |
連対時平均馬体重 | 503kg (最高:514kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 512kg |
POINT | さすがに9歳になってトモ、胸前の筋肉量に衰えが感じられるようになってきた。その分スピード能力が衰えてきた印象で、好走するには道悪になったり、上がりが掛かるような展開になるのが条件になりそう。とはいえ体調面では引き続き安定した状態を見せており、決して悪い仕上がりではない。現状の力は発揮できると見ている。 |
ダンスディレクター
(牡7、栗東・笹田厩舎)
父 | アルデバラン2 |
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母 | マザーリーフ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 21戦7勝 |
重賞勝利 |
16~17年シルクロードS(G3) |
連対時平均馬体重 | 441kg (最高:446kg) (最低:434kg) |
前走時馬体重 | 442kg |
POINT | 休み休み使われていることもあって7歳馬とは思えないほど馬が若い。曲飛でこのトモ脚が短距離では切れ味に変わる。腹回りがボテッとして見えるのは元々の体型。肋骨が薄っすらと見えるように、決して太め残りではない。筋肉量も休む前の状態をキープできており、今回のメンバーに混ざっても見劣りしない立派な立ち姿。掛かる気性面もあって判断が難しいが、状態的にはいきなり好勝負になりそうだ。 |
ファインニードル
(牡4、栗東・高橋忠厩舎)
父 | アドマイヤムーン |
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母 | ニードルクラフト |
母父 | Mark of Esteem |
通算成績 | 20戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 466kg (最高:480kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 短距離馬を多く輩出しているアドマイヤムーン産駒らしく、前駆、後躯ともにかなりの筋肉量を誇る。前走は僅差の5着に敗れたが、初の古馬重賞でも上位争いできる能力を示した。前走時も毛艶がピカピカで絶好調アピールといった状態だったが、今回も引き続き調子は維持できていると言って良い。馬体の張りも素晴らしいし、目に見える疲れは感じられない。一気のメンバー強化でも勝ち負けを期待している。 |
フィドゥーシア
(牝5、栗東・松元茂厩舎)
父 | Medaglia d’Oro |
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母 | Believe |
母父 | Sunday Silence |
通算成績 | 23戦7勝 |
連対時平均馬体重 | 473kg (最高:482kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 478kg |
POINT | 半兄ファリダットを更にスピード型にしたような馬で、とにかく速さには自信があるタイプ。飛節の折りが深く、ピッチで走るので、生まれながらにして短距離向きの形ということ。蹄が薄く、道悪はプラスとはいえない。良馬場でやりたいところ。夏競馬を使っているが、馬体は引き締まって筋肉の張りも良い。気になるのは1ハロンの距離延長。続けて1000mを使われているので、最後の粘りに影響しなければ良いが。 |
メラグラーナ
(牝5、栗東・池添学厩舎)
父 | Fastnet Rock |
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母 | Ghaliah |
母父 | Secret Savings |
通算成績 | 17戦7勝 |
重賞勝利 |
17年オーシャンS(G3) |
連対時平均馬体重 | 514kg (最高:522kg) (最低:502kg) |
前走時馬体重 | 528kg |
POINT | 牝馬とは思えないほどがっしりとした骨格で、胸前の盛り上がった筋肉は短距離界でも1、2を争う。その分、柔軟性に多少欠けるところがあり、短いところしかこなせない形。若干反り返ったようなベタ蹄をしており、蹄自体も大きいため、道悪ではノメってしまい本来の力が発揮できない。前走は度外視して大丈夫だろう。ここを使ってスプリンターズSで100%になりそうな雰囲気があり、今回は叩き台的な側面が大きいか。 |
ラインミーティア
(牡7、美浦・水野厩舎)
父 | メイショウボーラー |
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母 | アラマサフェアリー |
母父 | オース |
通算成績 | 36戦5勝 |
重賞勝利 |
17年アイビスサマーダッシュ(G3) |
連対時平均馬体重 | 456kg (最高:476kg) (最低:436kg) |
前走時馬体重 | 470kg |
POINT | アイビスSDでは目の覚めるような末脚で差し切り勝ち。胴が極端に詰まった短距離体型でありながら、直飛でテンのダッシュがやや付きにくいことが追い込み脚質にさせているのではないだろうか。胸前、トモの筋肉が非常に発達していて、メンバー強化でも侮れない1頭。前走が目一杯の仕上げだった感じがあるものの、今回も状態は何とかキープできている。前走がフロック視されているようなら押さえておきたい。 |
セントウルS
京成杯AH