毎日王冠&京都大賞典の豪華メンバー12頭を馬体診断!
2017/10/1(日)
毎日王冠
京都大賞典
アストラエンブレム
(牡4、美浦・小島茂厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ブラックエンブレム |
母父 | ウォーエンブレム |
通算成績 | 13戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 464kg (最高:474kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | ベタ蹄で蹄底がやや薄いタイプ。高速馬場、良馬場向きの脚元をしている。ダイワメジャー産駒の中ではスラッと見せるタイプの馬で、ベストはマイル戦も比較的ゆとりのある体型をしており、2000mにも難なく対応。今回は1F短縮で、プラス材料と捉えて良いだろう。毛艶、馬体の張りともに夏競馬の時と大きく変わりない状態。大きな上積みは感じられないが、十分に力を発揮できると見た。 |
グレーターロンドン
(牡5、美浦・大竹厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ロンドンブリッジ |
母父 | ドクターデヴィアス |
通算成績 | 8戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 465kg (最高:472kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | バランスの良い立ち姿。斜尻直飛でディープインパクト産駒らしいシルエットの持ち主で、瞬発力の高さは馬体構造からも見え隠れする。マイル近辺を使われているが、比較的ゆったりとした胴回りをしており、距離は2000mくらいまでなら無難にこなせる。まだ骨格的にも筋肉的にも完成形ではないが、全身に血管が浮いて皮膚が薄く見えているように、馬体の張りは抜群に良い。将来性込みで今回も期待の懸かる一戦。 |
サトノアラジン
(牡6、栗東・池江寿厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | マジックストーム |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 25戦8勝 |
重賞勝利 |
17年安田記念(G1) 16年スワンS(G2) 16年京王杯スプリングC(G2) |
連対時平均馬体重 | 523kg (最高:534kg) (最低:508kg) |
前走時馬体重 | 528kg |
POINT | 現役でも屈指の好馬体。筋肉量が豊富で素晴らしいバランスを保っており見栄えのする立ち姿。脚長のマイラーで、ストライドが大きく、広々としたコースで好成績を挙げているのも頷ける。ディープインパクト産駒らしく蹄が薄く、道悪は苦手。昨秋~今春は特にデキが良かったので、その時と比較してやや馬体の張りに物足りなさは感じるものの、叩き台としては十分に仕上がっていると言って良いだろう。力は出せる仕上がり。 |
ソウルスターリング
(牝3、美浦・藤沢和厩舎)
父 | Frankel |
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母 | スタセリタ |
母父 | Monsun |
通算成績 | 6戦5勝 |
重賞勝利 |
17年オークス(G1) 17年チューリップ賞(G3) 16年阪神ジュベナイルF(G1) |
連対時平均馬体重 | 476kg (最高:480kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | バランスの良さは世代でも屈指。牝馬らしからぬ筋肉量で、見栄えする立ち姿を披露している。桜花賞で敗れ、オークスで巻き返したが、筋肉量が多いため本質的には1600~2000mくらいが合っており、心肺機能が絶対的に高いゆえに融通が利いているのではないだろうか。馬体の張りはさすがに春の出来には及ばないものの、毛艶も光っているように体調は良さそう。古馬相手でも十分通用するのではないだろうか。 |
マカヒキ
(牡4、栗東・友道厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ウィキウィキ |
母父 | フレンチデピュティ |
通算成績 | 9戦5勝 |
重賞勝利 |
16年日本ダービー(G1) 16年ニエル賞(G2) 16年弥生賞(G2) |
連対時平均馬体重 | 499kg (最高:506kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | ディープインパクト産駒の中でも骨格が比較的がっしりしており、母父のフレンチデピュティが少なからず発現してきている印象を受ける。4歳秋を迎えるが、夏を越しての大きな馬体面での変化は感じられない。完成度が高いと言えばそれまでだが、ダービーを勝利した頃と比較してやや迫力に欠ける雰囲気。昨春は毛艶ももっと光沢があり、皮膚を薄く見せるような筋肉の張りがあった。体調自体は悪くないが、ここは叩き台として見たほうが良いかも。 |
リアルスティール
(牡5、栗東・矢作厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ラヴズオンリーミー |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 13戦3勝 |
重賞勝利 |
16年ドバイターフ(G1) 15年共同通信杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 501kg (最高:506kg) (最低:498kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | 現役馬でもバランスの良さは1、2を争う。3歳時には菊花賞で2着した実力のある馬だが、加齢とともに筋肉量がみるみる増えて、現状ではスピード勝負に強いマイラーといった体型になってきた。休み明けになるが腹回りや各関節の部位に太め感はなく、春先のダメージも感じられない。今回は秋のG1シリーズに向けての叩き台といったところであり、目一杯の仕上げだった春先と比較すると、まだ100%のデキではないが、能力発揮には問題ないと見た。 |
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