アルゼンチン共和国杯5頭、みやこS6頭の計11頭を診断!
2017/10/29(日)
アルゼンチン共和国杯
みやこS
アルバート
(牡6、美浦・堀厩舎)
父 | アドマイヤドン |
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母 | フォルクローレ |
母父 | ダンスインザダーク |
通算成績 | 25戦8勝 |
重賞勝利 |
17年ダイヤモンドS(G3) 15~16年ステイヤーズS(G2) |
連対時平均馬体重 | 468kg (最高:478kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 482kg |
POINT | 筋肉の丸みも感じつつ、いつも肋がうっすらと見えるようなシャープな造り。背~腰の骨格に対して胴回り、脚の長さともにゆとりあるシルエットで長距離馬らしい体型。休み明け初戦から動けるタイプではあるが、一度使って胸前、トモの張りは良化してきている。毛艶も以前から安定した状態を保っており、ここでも力は発揮できるだろう。全盛期と比較してややパンチの足りない感じはあるが、悪くない仕上がり。 |
スワーヴリチャード
(牡3、栗東・庄野厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | ピラミマ |
母父 | Unbridled’s Song |
通算成績 | 6戦2勝 |
重賞勝利 |
17年共同通信杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 500kg (最高:506kg) (最低:492kg) |
前走時馬体重 | 492kg |
POINT | 前駆、後躯のバランスが良く、見栄えのする立ち姿。胴も長く、距離は延びて良いタイプ。後肢は折りの深い曲飛であり、父ハーツクライ~サンデーの流れを継承したもの。良質な瞬発力の源と言えるだろう。筋肉の付き方が休み明けで腹回りには若干余裕があるとはいえ、十分走れる状態。毛艶も輝いており、体調は良さそうに見える。好勝負に期待。 |
セダブリランテス
(牡3、美浦・手塚厩舎)
父 | ディープブリランテ |
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母 | シルクユニバーサル |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 3戦3勝 |
重賞勝利 |
17年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時平均馬体重 | 524kg (最高:526kg) (最低:522kg) |
前走時馬体重 | 524kg |
POINT | 父に似た馬体の造りで、サンデー系特有の柔らかさとミスプロ系特有の筋肉量の多さを感じる。バランスの良い立ち姿で素質は高い。若干胴が短めに映るシルエットで、筋肉量も多いため、距離延長はプラスとはいえないか。ベストは2000mくらいだと思われる。中間にザ石するアクシデントがあったが、毛艶もピカピカで筋肉の張りも申し分ない。距離をこなせれば古馬相手でも勝負になる。 |
プレストウィック
(牡6、美浦・武藤厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | フーラクサ |
母父 | Linamix |
通算成績 | 32戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 523kg (最高:534kg) (最低:510kg) |
前走時馬体重 | 526kg |
POINT | ダイワメジャー産駒でありながら胴長で脚もスラッと見せる長距離型のシルエット。腹袋が大きいタイプで、どっしりとした立ち姿で力強さを感じる。その一方で素軽いさにやや欠けるので、重馬場や洋芝の長丁場で結果を残しているのだろう。本来であればスピードや切れの問われる東京は向く舞台とは言えないが、2週に渡っての雨で芝コースは相当悪くなっている状態。体調も悪くなさそうなので、一発あっても良い。 |
レコンダイト
(牡7、栗東・音無厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | モテック |
母父 | Last Tycoon |
通算成績 | 34戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 458kg (最高:464kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 454kg |
POINT | ハーツクライ産駒らしい曲飛節。バランスの良い立ち姿で、いかにも芝馬らしい素軽いシルエット。ずば抜けた筋肉量や馬格があるわけではないが、総合力の高さで好走している印象。ゆえに勝ち切れない競馬が多い。さすがに7歳を迎えて以前ほどのトモの張りではないが、毛艶も光沢があって良く見せているし、状態自体は悪くない。展開次第で上位好走も。 |
アルゼンチン共和国杯
みやこS