2018年一発目!中山金杯7頭&京都金杯6頭の計13頭を馬体診断!
2017/12/28(木)
中山金杯
京都金杯
ウインブライト
(牡4、美浦・畠山吉厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | サマーエタニティ |
母父 | アドマイヤコジーン |
通算成績 | 10戦4勝 |
重賞勝利 |
17年スプリングS(G2) 17年福島記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 466kg (最高:472kg) (最低:460kg) |
前走時馬体重 | 470kg |
POINT | 身長が伸びたことによりキ甲が抜け始め、極端に腰高な印象は無くなった。腹回りは基本的に緩く見せるタイプなので、このくらいの見栄えであれば特に問題ない状態といえるだろう。シルエット的には正方形に近く、マイル~2000mくらいであれば安定したパフォーマンスを発揮することができるだろう。冬毛も伸びておらず体調は良さそうで、中山コース向きのパワーもある。安定勢力と見て良いのでは。 |
カデナ
(牡4、栗東・中竹厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | フレンチリヴィエラ |
母父 | French Deputy |
通算成績 | 9戦3勝 |
重賞勝利 |
17年弥生賞(G2) 16年京都2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 458kg (最高:460kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 天皇賞(秋)からの休み明けとなるが、太くは感じないし、むしろ大事をとって休んだ分、馬体に幅が出てボリュームアップ。3歳春よりも数段逞しい、迫力ある立ち姿を見せてくれている。筋肉量が多く胴の詰まった体型で、今後距離は2000m以下になっていくのではないだろうか。本質的には切れを生かすタイプであり、2000m戦ならスローペースからの上がり勝負になって欲しいところ。馬体の張りも良く絶好のコンディションでレースを迎えることができそうだ。 |
セダブリランテス
(牡4、美浦・手塚厩舎)
父 | ディープブリランテ |
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母 | シルクユニバーサル |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 4戦3勝 |
重賞勝利 |
17年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時平均馬体重 | 524kg (最高:526kg) (最低:522kg) |
前走時馬体重 | 514kg |
POINT | 好バランスで見栄えのする立ち姿。ディープブリランテ産駒らしい筋肉量の多さがあり、500キロを超える大型馬にも関わらず、素軽さを感じさせるようにスピードも兼ね備えている。冬場でも冬毛は全く伸びておらず、馬体は引き締まって毛艶はピカピカ、体調はかなり良さそうに見える。AR共和国杯でも好勝負しているが、体型的に距離は2000mくらいがベストでは。蹄も立ち気味で今の荒れた中山の馬場も合いそう。好勝負できそうだ。 |
ダイワキャグニー
(牡4、美浦・菊沢厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | トリプレックス |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 7戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 487kg (最高:494kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | とにかく肉付きの良い馬で、筋肉量の多さでは今回のメンバー中でも1、2を争う。3歳春は全体的に緩さを残していたが、3歳秋から一気にムダ肉が削げて筋肉が彫刻のように浮き上がって見えるようになってきた。肉量が多い分、距離には限界が出てきそうだが、コーナー4つで息の入れやすい中山なら2000mでも問題ないだろう。馬体の張り、毛艶ともに申し分のない状態で、まさに絶好調といった雰囲気。勝ち負けが期待できる。 |
デニムアンドルビー
(牝8、栗東・角居厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ベネンシアドール |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 27戦3勝 |
重賞勝利 |
13年ローズS(G2) 13年フローラS(G2) |
連対時平均馬体重 | 439kg (最高:456kg) (最低:428kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | ディープインパクトらしい斜尻直飛。明け8歳となるが筋肉量はしっかりと維持しているし、休養期間が長いこともあって目に見える衰えは感じない。加齢によって体が徐々に硬くなっていく頃なので、パワーを必要とする中山は合っているのでは。冬場ということもあって冬毛が伸びてきているが、季節的なもので特に不安はないだろう。 |
ブラックバゴ
(牡6、美浦・斎藤誠厩舎)
父 | バゴ |
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母 | ステイウィズユー |
母父 | ステイゴールド |
通算成績 | 18戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 511kg (最高:528kg) (最低:498kg) |
前走時馬体重 | 516kg |
POINT | 馬体重が520キロ前後とかなりの大型馬だが、全体的にスッキリとした印象で重苦しさは全く感じない。骨格が大きく、背も高い馬で、それに乗じてストライドも大きい。加齢による筋肉の硬化も相まって、切れを生かすよりもマクリ気味に進出するなど、長く脚を使わせるような競馬が現状ベストだろう。背中に銭型も浮いて代謝の良さが感じられ、穴で警戒したい1頭。 |
マイネルミラノ
(牡8、美浦・相沢厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | パールバーリー |
母父 | Polish Precedent |
通算成績 | 44戦8勝 |
重賞勝利 |
16年函館記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 475kg (最高:486kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | 8歳となったが毛艶も光って馬体の張りも上々、体調自体はかなり良さそうに見える。曲飛寄りでテンが速そうな造りをしているが、トモの筋肉を見てもわかるように全盛期はもっと筋肉量があってボリュームを感じられた。近走で思うように先手を切れていないのはその影響も少なからずあるだろう。体調の良さでどこまで粘り込めるか。 |
中山金杯
京都金杯