函館開幕!函館スプリントSから5頭、ユニコーンSから5頭を診断!
2018/6/10(日)
函館スプリントS
ユニコーンS
キングハート
(牡5、美浦・星野厩舎)
父 | オレハマッテルゼ |
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母 | ラブハート |
母父 | マイネルラヴ |
通算成績 | 25戦6勝 |
重賞勝利 |
18年夕刊フジオーシャンS(G3) |
連対時平均馬体重 | 480kg (最高:504kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 504kg |
POINT | 胴と前脚が短く、自然とやや前傾姿勢になっている短距離馬らしい体型。肩離れも良く、筋肉量が豊富。どちらかと言えばトモの角度が平尻寄りで、一瞬の切れというよりも長く脚を使わせて良さが出るタイプでは。高松宮記念からの休み明けとなるが、肋骨が薄っすらと見えるように太め感なく仕上げられており、毛艶も光っている。状態面に関して注文を付けるところはない。昨年2着の実績もあり、見逃せない存在だ。 |
ジューヌエコール
(牝4、栗東・安田隆厩舎)
父 | クロフネ |
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母 | ルミナスポイント |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 11戦4勝 |
重賞勝利 |
17年函館スプリントS(G3) 16年デイリー杯2歳S(G2) |
連対時平均馬体重 | 484kg (最高:490kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | 久々の立ち写真となるが、4歳を迎えて背丈も伸び、全体的に筋肉量が増えてきた。正方形に近いシルエットで、距離適性はやはり短いところにありそう。父の産駒らしく繋ぎ・蹄が立ち気味で、洋芝やダートも悪くない印象を受ける。暖かい時期のほうが好きな馬なのだろう、気温上昇とともに毛艶も見栄えがするようになってきており、体調はかなり良さそう。昨年勝っているレースでもあり、復活のシーンも一考。 |
セイウンコウセイ
(牡5、美浦・上原厩舎)
父 | アドマイヤムーン |
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母 | オブザーヴァント |
母父 | Capote |
通算成績 | 22戦6勝 |
重賞勝利 |
17年高松宮記念(G1) |
連対時平均馬体重 | 493kg (最高:504kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | 豊富な筋肉量とバランスの良い骨格で常に見栄えのするスプリントチャンピオン。勝ち星からは1年半ほど遠ざかっているが、馬体を見る限り衰えは全く感じられない。昨年は超ハイペースに巻き込まれ4着と敗れたが、蹄の形状やダート・道悪適性を踏まえると洋芝適性はあって良いはず。あまりにも極端な高速馬場になると苦しいが、例年通りの洋芝なら巻き返せると見ている。 |
ダイアナヘイロー
(牝5、栗東・大根田厩舎)
父 | キングヘイロー |
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母 | ヤマカツセイレーン |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 20戦7勝 |
重賞勝利 |
18年阪急杯(G3) 17年TV西日本北九州記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 464kg (最高:476kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 462kg |
POINT | 胴が詰まった典型的なスプリンター体型。父が欧州血統のキングヘイローということもあり腹袋が立派で、内蔵面もしっかりしている。逃げて後続を封じる競馬が得意なのも、この腹袋が勝負どころで底力を生んでいるからではないだろうか。休み明けの分、またレースまで2週間あることからもう一絞りできそうな雰囲気だが、輸送も含め函館に入ってちょうど良い目方になりそう。開幕週の馬場も合いそうなイメージで、好勝負に期待。 |
ナックビーナス
(牝5、美浦・杉浦厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | レディトゥプリーズ |
母父 | More Than Ready |
通算成績 | 25戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 512kg (最高:526kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 522kg |
POINT | 牝馬ながら馬体重500キロを優に超える恵まれた体の持ち主で、ボリュームあるシルエット。大型馬はどうしても皮膚が厚く、野暮ったく感じてしまうことも多いが、この馬は馬体の張りが素晴らしく、黒光りする皮膚は薄く見えて状態の良さが伝わってくる。また、重厚感がありながらシャープな体付きで、昨年のようなスピード決着になっても対応できるだろう。これまで重賞を勝っていないのが不思議なほど。ここで重賞初制覇を期待したい。 |
函館スプリントS
ユニコーンS