勝つ馬は馬体で示す。重賞有力馬の立ち写真をレース1週前の日曜日にいち早く公開!
比較対象用に過去の写真も掲載し、馬体から掴みとれるデキ、巧拙をあらわにする。
七夕賞から6頭!プロキオンSから7頭!馬体診断を公開!
2018/7/1(日)
父 | メイショウサムソン |
母 | アップルティー |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 27戦6勝 |
重賞勝利 |
18年福島牝馬ステークス(G3)
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連対時平均馬体重 | 507kg (最高:518kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 514kg |
POINT | 胸前の筋肉が特に盛り上がって発達しており、牝馬らしからぬ馬格を披露している。どちらかといえばスピードよりもパワーで勝負するタイプの馬なので、高速決着が多かった開幕週の福島のような馬場は本質的に向いていないのではないだろうか。ベタ蹄で一見道悪は苦手そうに見えるものの、馬力があり欠点をある程度リカバリーできるので、多少渋ってくれるとより好走確率が上がりそう。馬体の張りは引き続き良好で、仕上がりに関してはケチを付けることがない。 |
父 | マンハッタンカフェ |
母 | スノースタイル |
母父 | ホワイトマズル |
通算成績 | 9戦3勝 |
重賞勝利 |
17年京都新聞杯(G2)
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連対時平均馬体重 | 482kg (最高:490kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | 全体のシルエット、筋肉の付き方を見てもわかるように未完成な部分が多い1頭。腰高な面が目立ち、キ甲もまだ抜けていない。それでいながら重賞を制覇して古馬オープンでも互角にやれているのだから、秘めている素質は相当高い。芦毛で毛艶や馬体の張りが判別しづらいものの、アップにすると血管がしっかりと浮き上がっているので、現状の完成度なら及第点と言えるだろう。将来性の高さも含めて期待している。 |
父 | ハービンジャー |
母 | サオヒメ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 26戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 500kg (最高:506kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | 全体にハービンジャー産駒らしい緩さを残した体型で、この緩さがあるからこそ距離が延びても対応できる。ただ、本質的に筋肉の質が柔らかいタイプではなく、加齢とともに筋肉や関節が徐々に硬くなりつつある時期のため、現状では長距離よりも2000mくらいのほうが力を発揮するのに都合良いのではないだろうか。毛艶良く、体調も良さそうなので前走と同じコースで再度の好走も。 |
父 | ブラックタイド |
母 | スリースノーグラス |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 34戦4勝 |
重賞勝利 |
14年毎日杯(G3)
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連対時平均馬体重 | 483kg (最高:496kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | 胴が長く、一見して緩く見えるシルエット。切れる脚は使えないが長く良い脚を使えるタイプ。極端な瞬発力勝負は苦手としているので、小回りの福島コースに替わるのは大幅プラス。年齢的に大きな変化は見込みづらいものの、大きく衰えたところも感じられない。前走は休み明けでもう一絞りできそうな仕上がりだったが、今回は腹周りにも血管が浮いて張りが感じられるようになってきた。使って引き締まった分、前走よりも良い状態でレース当日を迎えられるはずだ。 |
父 | ハービンジャー |
母 | スズカローラン |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 19戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 411kg (最高:420kg) (最低:406kg) |
前走時馬体重 | 420kg |
POINT | 立ち姿からもわかるようにシャープな体つき。バランスの良いシルエットで、脚もスラッと長く見せており、牝馬としては距離が保つタイプの馬と言って良いだろう。月イチペースでコンスタントに使われているが、むしろ前走よりも腹周りはふっくらと見せているくらいで、この馬としては比較的立派に見せているほうでは。馬が充実している証とも言えるだろう。筋肉の張りも素晴らしく、毛艶も良好。牡馬相手でも勝ち負けになる仕上がりだ。 |
父 | ステイゴールド |
母 | ストレイキャット |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 18戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 477kg (最高:486kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 476kg |
POINT | 基本的にステイゴールド産駒、特に牝馬は小柄なタイプが多いが、この馬は約470キロと立派な馬格を誇り、脚もスラッとした体型でバランスが非常に良い。骨格の造りに対しての筋肉量も豊富で、牡馬相手でも全く見劣りしない。背中には銭型がくっきりと浮いているように代謝の良さが感じられ、毛艶もピカピカで見るからに好調そのもの、といった雰囲気。以前は揉まれ弱いところがあったが前走は馬群を割って勝利しているように、心身ともに充実しているのだろう。重賞初制覇に期待したい。 |
父 | シニスターミニスター |
母 | オリジナルスピン |
母父 | Machiavellian |
通算成績 | 33戦11勝 |
重賞勝利 |
17年東京中日S杯武蔵野S(G3)
17年白山大賞典(Jpn3)
17年マーチステークス(G3)
15年平安ステークス(G3)
14年みやこステークス(G3)
13年レパードステークス(G3)
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連対時平均馬体重 | 486kg (最高:504kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 512kg |
POINT | 正方形のシルエットで胴も詰まり気味に見せる造り。2000m以上でも結果を残している馬ではあるものの、本質的にはマイラー。距離延長よりは短縮のほうがプラスに働くはずだ。前走のかしわ記念からやや間隔が開いていることもあって、腹回りはもう一絞りできそうな雰囲気。馬体の張りは上々で、これまで冬場の立ち写真が多かったこともあり毛艶も以前と比較して良く見える。能力的にも大崩れは考えづらい。 |
父 | ロージズインメイ |
母 | コスモヴァレンチ |
母父 | マイネルラヴ |
通算成績 | 25戦8勝 |
連対時平均馬体重 | 487kg (最高:504kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | 腹袋が立派でコロンとした腹周りは父ロージズインメイから受け継いだ特徴。胸前、後躯ともにハッキリとした輪郭の筋肉が付いており、いかにも短距離向きの形と言えるだろう。この春はオープン特別を連勝しており、それに伴って筋肉量も増えてきた。キ甲も抜けて骨格も完成しており、全体のバランスも良くなった印象を受ける。また夏場に良績を上げている馬で、毛艶が黒光りしているように充実している様子。ここも勝ち負けに期待できる、好仕上がりと言えるだろう。 |
父 | シニスターミニスター |
母 | キングスベリー |
母父 | キングヘイロー |
通算成績 | 34戦8勝 |
重賞勝利 |
17年プロキオンステークス(G3)
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連対時平均馬体重 | 443kg (最高:458kg) (最低:434kg) |
前走時馬体重 | 470kg |
POINT | デビューから着実に体を増やしており、オープン入りした時には450キロほどだった馬体重も4走前には476キロと20キロ以上増加。見た目からも筋肉量が増えていることが見受けられるし、やや頼りなかった全体のバランスも筋肉が付いたことによって見栄えが良くなった。それに伴って以前は苦手としていた左回りでも力を出せるようになったのだろう。馬体の張りも良く、力を十分に発揮できる仕上がり。好勝負できると見た。 |
父 | キンシャサノキセキ |
母 | サクセスアイニー |
母父 | ジャングルポケット |
通算成績 | 11戦6勝 |
重賞勝利 |
18年さきたま杯(Jpn2)
18年かきつばた記念(Jpn3)
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連対時平均馬体重 | 528kg (最高:536kg) (最低:516kg) |
前走時馬体重 | 520kg |
POINT | 530キロ近い大型馬で、骨格の大きさもさることながら、筋肉量も非常に多い。正方形のシルエットは距離適性が短いところにあることを示しており、立ち気味の繋ぎ、蹄はいかにもダート馬の造りと言える。かきつばた記念、さきたま杯と小回りコースで重賞を連勝しているが、ピッチで走る傾向にある短距離馬の中でも比較的ストライドが大きい馬で、広い中京コースではむしろパフォーマンスを上げてくるのではないだろうか。毛艶も抜群で、1週前にして体は出来上がっている。勝ち負け。 |
父 | カジノドライヴ |
母 | カウントオンミー |
母父 | バブルガムフェロー |
通算成績 | 17戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 515kg (最高:534kg) (最低:500kg) |
前走時馬体重 | 528kg |
POINT | 父カジノドライヴ、母父バブルガムフェローという血統構成からも分かるようにパワー型の馬体の持ち主で、胸前、トモは勿論のこと、腹袋も大きく腹周りもふっくら見せている。道悪も悪くないが、どちらかと言えば力の要るパサパサのダートのほうが合っているイメージ。現状でも馬体の張りは上々と言える状態だが、この筋肉の付き方からするともっとパワーアップできるはず。体調はかなり良さそうなので、将来性も含めて期待は大きい。 |
父 | Giant’s Causeway |
母 | Truant |
母父 | Gone West |
通算成績 | 31戦7勝 |
連対時平均馬体重 | 483kg (最高:494kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 492kg |
POINT | 胴が詰まった体型をしており、腹周りもコロンとしている。このような体型の馬は体を前後に伸縮させる力が強い傾向にあり、逃げか追い込みか、極端な脚質になりやすい。以前は中距離を走っていたが、体型的にはマイル以下が向く印象であり、距離を詰めて成績が安定してきたのも納得。トモの下腿部にはくっきりと血管が浮き上がっており、馬体の張りも素晴らしい。今回は比較的同型が多いので展開との兼ね合いにもなるが、上位争いに加われるデキだ。 |
父 | フジキセキ |
母 | シェリーズスマイル |
母父 | King of Kings |
通算成績 | 42戦7勝 |
重賞勝利 |
13年みやこステークス(G3)
12年中スポ賞ファルコンS(G3)
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連対時平均馬体重 | 514kg (最高:540kg) (最低:494kg) |
前走時馬体重 | 530kg |
POINT | 飛節の折りが深く、胴が詰まり気味の体型。比較的小脚が使えるタイプで、馬群を割ったり小回りコースで好成績を残しているのも頷ける。1年ぶりのレースということで、さすがに馬体の張りは前回と比較して物足りなさを感じるのも確か。肋骨は薄っすらと感じ取れるので、決して太めが残っているわけではなさそう。年齢的にも上積みは少ないが、胸前の筋肉などはさすがにオープン馬と言えるもの。地力でどこまで。 |
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