日経新春杯から6頭、京成杯から6頭、計12頭を馬体診断!
2019/1/6(日)
日経新春杯
京成杯
ウインテンダネス
(牡6、栗東・杉山厩舎)
父 | カンパニー |
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母 | モエレメルシー |
母父 | マジックマイルズ |
通算成績 | 32戦6勝 |
重賞勝利 |
18年目黒記念(G2) |
連対時 平均馬体重 | 494kg (最高:502kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | |
ひと目見て分かる胴長の体型で、いかにも中長距離を得意としそうな立ち姿を披露している。馬体重500キロを超す大型馬だが、筋肉の付き方はなだらかで、四肢もスラッとしていることから全体に細身な印象すら与える。大型馬特有の重苦しさは全く感じられず、高速馬場にも対応できるのはこの素軽さによりスピード能力に長けているからだろう。背中と腹側のラインが平行に近いことから、瞬間的に脚を使わせるより、ある程度平均して長く脚を使わせることで持ち味が活きる。昨秋から大きな休み無く出走しているが、馬体の張りや毛艶は上々で、力は十分発揮できる状態にあると見た。 |
グローリーヴェイズ
(牡4、美浦・尾関厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | メジロツボネ |
母父 | スウェプトオーヴァーボード |
通算成績 | 6戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 439kg (最高:446kg) (最低:432kg) |
前走時馬体重 | 448kg |
POINT | |
馬体重448キロと牡馬にしては小柄なタイプだが、菊花賞後に再び放牧に出されゆとりあるローテを組んだこともあり、馬体が一回り大きくなった印象を受ける。胸前、トモを始め全体にボリュームアップしており、輸送分を含めても恐らくプラス体重での出走となるのでは無いだろうか。仮に大幅増でも割り引く必要は無いだろう。胴の長さ自体はそう長くないので、距離は中距離がベストか。ただ折り合い面に難があるタイプではないので、2400mはこなせるだろう。良化余地を残しつつも充実したところを見せており、注目してみたい1頭。 |
シュペルミエール
(牡6、美浦・木村厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | ヒカルアモーレ |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 11戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 500kg (最高:510kg) (最低:486kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | |
6歳馬ながら休養期間が長くキャリア11戦ということもあり、馬体の張りや肉付きが非常に若々しい。元々やや腰高で後肢が長い面のある馬だが、キ甲周りの筋肉はこの後も少し発達してくるだろう。バランスが良く、母父クロフネということもあってステイゴールド産駒の中でも馬格に恵まれたタイプ。父の産駒は活躍馬が大柄な傾向があり、この馬もまだまだ上を目指せる器の持ち主だ。クビさし、肩周りの筋肉が立派で力強く、ややパワータイプの印象。中山や阪神が合いそうだが、重苦しさは全く無いので京都がマイナスというワケではない。冬場とは思えないほど毛艶も良く、体調は良さそう。重賞初制覇も十分にあり得る好仕上がりだ。 |
ムイトオブリガード
(牡5、栗東・角田厩舎)
父 | ルーラーシップ |
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母 | ピサノグラフ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 16戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 484kg (最高:492kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | |
ルーラーシップ産駒は腰高で胴長の馬が多い傾向にあり、ゆえに晩成気味で長丁場を得意とするタイプの馬が散見される。このムイトオブリガードも例に漏れず父の産駒らしい体型をしており、胸も深く心肺機能も優れていることも相まって、中長距離で良いパフォーマンスを見せてくれている。トモの筋肉量は豊富で、太いスジがくっきりと浮き上がっているように力強い印象を与える。明け5歳を迎えたものの、キ甲はもう少し伸びそうで、成長期の真っ只中にあるといった雰囲気だ。肋骨が薄っすら浮き上がっているようにココ目標にキッチリ調整されており、仕上がりは抜群。メンバー随一の上昇度、重賞初制覇への期待も含めてイチオシとしたい。 |
メイショウテッコン
(牡4、栗東・高橋忠厩舎)
父 | マンハッタンカフェ |
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母 | エーシンベロシティ |
母父 | Lemon Drop Kid |
通算成績 | 9戦4勝 |
重賞勝利 |
18年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時 平均馬体重 | 489kg (最高:500kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
背中~腰のラインは父と良く似ており、胴長で四肢も長くいかにもステイヤーといった構造。イチオシとした菊花賞では馬群に揉まれて力を発揮できなかったが、走り切っていないことも関係しているのか、今回は全体的にふっくらしてきた印象で、特にトモの膨らみは目を引く。シャープな体つきが特徴だっただけに判断が難しいものの、冬場ながら毛艶も光っており皮膚を薄く見せるほど馬体の張りも感じられるので、体調が整わないということはまず考えにくい。当日の馬体重は要チェックだ。両前蹄は今回から接着装蹄になっていることを付け加えておく。 |
ロードヴァンドール
(牡6、栗東・昆厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ジャズキャット |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 22戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 487kg (最高:504kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | |
ダイワメジャー産駒らしく筋肉量・骨量共に豊富な馬で、がっしりとした体型。昨年はあわやの2着に粘り込んだが、楽なペースで逃げることが出来たのも大きかった。体型的にはやはり2000mくらいがベストといった雰囲気で、2400mでは展開の助けが必要になって来るだろう。しかし、その体つきからパワータイプであることは明らかなので、時計が掛かる今の京都芝は合っているのではないだろうか。真冬ということを考慮しても冬毛は伸びておらず、毛艶もいい。ただ筋肉量と馬体の張りは昨年に及ばない雰囲気で、良化途上といったところか。地力に期待したい。 |
日経新春杯
京成杯