注目トライアル!弥生賞&チューリップ賞から10頭!イチオシはコレだ!
2019/2/24(日)
弥生賞
チューリップ賞
カントル
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ミスアンコール |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 458kg (最高:460kg) (最低:456kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
全兄に昨年のダービー馬・ワグネリアンがいる良血馬。全兄弟ということもあり全体のフレームはやはり似ているが、同時期の兄と比較するとクビさし、腹周り、そしてトモ周辺の肉付きが良い。馬体重こそ大きく変わらないが、弟のほうがややパワー寄りの印象を受ける。特にクビ周りの筋肉が発達しているが、同厩舎所属のディープインパクト産駒はギベオン、ステファノスらも同様の造りを見せていた。藤原英厩舎は平地追いメインでクビを上手に使わせる調教を重視しており、調教スタイルが馬体構造に影響を与えている好例と言えるだろう。兄は中山で2走していずれも敗れているが、むしろこの弟に関しては、パワーの必要な中山が向くのでは無いだろうか。成長余地を残しつつも馬体の張りは上々で、毛艶も光っている。勝ち負けに期待。 |
サトノラディウス
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | アーヴェイ |
母父 | Danehill Dancer |
通算成績 | 3戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 493kg (最高:494kg) (最低:492kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
仙骨に角度のある斜尻、直飛寄りの飛節と後肢のパーツは父ディープインパクト譲り。ただ、筋肉の隆起ははっきりしているタイプで、骨格自体も父の産駒の中では大型の部類に入る。全体的なイメージは筋肉量・骨量が共に豊富な母父のデインヒルダンサーが強く出ているのでは無いだろうか。新馬戦では上がり3F33秒4の切れ味を発揮しており、大きなフレームを持ちながらも柔軟性に富んでいる点が本馬の長所と言えるだろう。素質はかなり高そうだ。ただ、立ち写真を見る限り筋肉の張りにはまだ良化の余地があり、緩さも感じさせる。パワーの必要な中山が合うイメージはあまり湧いてこない。仕上がりに不安は見当たらないので、性能でどこまでカバーできるか。 |
ニシノデイジー
(牡3、美浦・高木登厩舎)
父 | ハービンジャー |
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母 | ニシノヒナギク |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 5戦3勝 |
重賞勝利 |
18年東京スポーツ杯2歳S(G3) 18年札幌2歳ステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 478kg (最高:486kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | |
骨格に対してゆとりのある胴の造りで、お腹周りのラインに対して背中が短く見える。身体の伸縮性に優れた体型をしており、一瞬の速い脚も使える構造。上がりの掛かる条件やレースを使ってきたために33秒台の上がりは一度しかマークしていないが、高速上がりになっても十分対応可能と見た。父の産駒は重馬場で好成績を残しているが、この馬も蹄が立ち気味で大きく、道悪も苦にしない造りをしている。1週前の時点ではあるが弥生賞当日は雨マークも付いており、仮に馬場が渋ったならより評価を高めたいところ。今回は休み明けになるが、腹周りは前走とほぼ変わらない状態に映るようにスッキリと見せている。トモは欲を言えばもう少し張りが出てきて欲しいところだが、十分に能力を発揮できる仕上がりだ。 |
ブレイキングドーン
(牡3、栗東・中竹厩舎)
父 | ヴィクトワールピサ |
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母 | アグネスサクラ |
母父 | ホワイトマズル |
通算成績 | 3戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 479kg (最高:488kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
筋肉量・骨量が豊富なヴィクトワールピサ産駒らしい体型で、黒鹿毛の毛色も相まって迫力のある立ち姿を披露している。クビさしや肩周りの筋肉が目立ち、トモも丸みを帯びて大きく発達している。パワーに秀でた造りで、ホープフルSは5着に敗れたものの、本質的に中山コースとの相性は悪くないはず。胸の角度も深く、心肺機能の高さも窺える。背と腹のラインも平行に近いタイプなので、持続力勝負で強さを発揮しそうだ。休み明けのレースとなるが、馬体重を続けて増やしてきていた前走時よりも、却って腹周りはスッキリとしている。関東への輸送を考えると、今回は馬体重を減らしてくることも想定したい。下腿部には血管が浮き上がっているように馬体の張りは上々、目一杯の仕上げでは無くとも上位進出が期待できそうだ。 |
メイショウテンゲン
(牡3、栗東・池添兼厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | メイショウベルーガ |
母父 | フレンチデピュティ |
通算成績 | 5戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 462kg (最高:466kg) (最低:460kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | |
前走の馬体診断からの引用になるが、母メイショウベルーガと似た雰囲気の立ち姿を披露しており、芦毛で筋肉の輪郭は掴みづらい馬。ディープインパクト産駒の中ではシャープに映る印象をした体付きで、背中が長く映るシルエット。瞬間的な加速よりも、長く良い脚を使う馬に多い体型をしている。馬格に対して脚もスラッと見せているように長く、未勝利を阪神の外回りコースで挙げたように、広いコースで伸び伸びと走らせて良さが出るのでは無いだろうか。小回りでO型コースの中山芝2000への舞台替わりはプラスとは言えない。馬体は引き締まっており、トモの下腿部には血管が浮き上がっているように、張りも出てきた。状態面は前走より良化していると見て良いだろう。 |
ラストドラフト
(牡3、美浦・戸田厩舎)
父 | ノヴェリスト |
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母 | マルセリーナ |
母父 | ディープインパクト |
通算成績 | 2戦2勝 |
重賞勝利 |
19年京成杯(G3) |
連対時 平均馬体重 | 455kg (最高:456kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | |
馬体重は450キロほどと牡馬の中ではコンパクトなサイズだが、骨格に対しての筋肉量が豊富。ノヴェリスト産駒は重厚感のあり過ぎる馬が多い印象だが、この馬は非常にバランスが整っていて素軽さを感じさせる体付き。サンプル数は少ないが、これまで見たノヴェリスト産駒の中では最も魅力的に映り、素質の高い馬と考えている。母マルセリーナは桜花賞を制しており、シルエットも正方形に近い。本質的に距離はマイル~2000mが合っているだろう。既に京成杯で結果を出しているように、コース適性に関して言うことはなし。トモの筋肉には大きなスジが入り、太い血管も浮き上がっているように素晴らしい張り。肋骨も薄っすらと見え、ムダ肉が感じられない好仕上がりを見せている。勝って3戦3勝で皐月賞へ向かいたいところ。 |
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弥生賞
チューリップ賞