【マイラーズC】ダノンプレミアム、モズアスコットなど5頭&フローラSも6頭を馬体診断!
2019/4/14(日)
マイラーズC
フローラS
インディチャンプ
(牡4、栗東・音無厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | ウィルパワー |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 8戦5勝 |
重賞勝利 |
19年東京新聞杯(G3) |
連対時 平均馬体重 | 459kg (最高:464kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
前走時で馬体重460キロ。牡馬の中では特にずば抜けた馬格の持ち主、というワケではないが、コンパクトにまとまった骨格に豊富な筋肉が付いており、数字以上に見栄えする立ち姿を披露している。特にトモは丸みを帯びて発達し、太い血管が無数に浮かび上がっている。父ステイゴールドよりも母父キングカメハメハの特徴が強く発現しているのだろう。筋肉量の多さから前後に詰まって見えるシルエットで、高速決着にも対応できる短距離志向の強いマイラーと考えて良い。肩の筋肉に浮かび上がる陰影は前走時以上で、この2ヶ月でまたパワーアップしてきた印象。毛艶も光っており、体調は文句なしに良いはず。G1馬相手でも勝ち負けが期待できる、好仕上がりと言って良い。 |
ケイアイノーテック
(牡4、栗東・平田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ケイアイガーベラ |
母父 | Smarty Jones |
通算成績 | 11戦3勝 |
重賞勝利 |
18年NHKマイルカップ(G1) |
連対時 平均馬体重 | 459kg (最高:468kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 468kg |
POINT | |
前走の根岸Sは初ダートで10着と大敗したが、道中の走りからも砂が全くダメだったとは思えない。どこかでもう一度、ダートで走る姿を見てみたいところだ。それはさておき、相変わらず骨格に対しての筋肉量が豊富で、ガッシリとした体付き。ディープインパクト産駒はしなやかで素軽い体型をした馬が多い印象があるが、この馬に関してはダート短距離で活躍した母ケイアイガーベラの特徴が出てきていると考えられる。そのため根岸Sで高評価を付けたのだが、現状芝で走るなら高速決着よりも、若干時計の掛かる馬場が合っているのでは無いだろうか。マイラーズCは近年走破時計が速くなっており、スピード勝負にどこまで対応出来るかがカギ。デキに関しては大敗の影響も感じさせず、引き続き筋肉の張りもキープしている。良い状態でレースを迎えられそうだ。 |
ダノンプレミアム
(牡4、栗東・中内田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | インディアナギャル |
母父 | Intikhab |
通算成績 | 6戦5勝 |
重賞勝利 |
19年金鯱賞(G2) 18年報知杯弥生賞(G2) 17年朝日フューチュリティ(G1) 17年サウジアラビアRC(G3) |
連対時 平均馬体重 | 489kg (最高:502kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | |
前走時で馬体重502キロ、馬格に恵まれたタイプのディープインパクト産駒で、現役馬の中でもトップクラスに見栄えのする好馬体。どのパーツの造りが素晴らしいというよりも、筋肉量・バランスが高い次元で整っている。肉付きが良いため胴が詰まり気味に映るが、中距離までは全く問題なくこなせるタイプで、マイルへの短縮は好材料と言えるだろう。前走は休み明けということもあって、この馬のベストの仕上がりとは言い難い立ち写真だったが、それでも力の違いを見せつける内容で快勝。今回は黒光りする毛艶、パンとした筋肉の張り、肋骨が薄っすらと感じ取れる腹周り…と随所に前走から良化している点が表れている。更にパフォーマンスを上げてくることだろう。高速決着にも対応できるはず。当然、ココも勝ち負けに期待できる。 |
パクスアメリカーナ
(牡4、栗東・中内田厩舎)
父 | クロフネ |
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母 | グローバルピース |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 8戦4勝 |
重賞勝利 |
19年スポニチ賞京都金杯(G3) |
連対時 平均馬体重 | 468kg (最高:470kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 470kg |
POINT | |
馬体重470キロほどと牡馬の中では平均的な馬格だが、筋骨隆々とした体つきで、数字以上に迫力がある。肩周りの筋肉が発達しており、前駆はパワーに富んでいることが分かる。全体的に重厚感を感じさせる立ち姿で、スピードよりもパワーで勝負するタイプの馬体構造をしている。高速決着よりも時計が掛かって欲しいタイプだ。飛節の折りが深い「曲飛」で、このような造りの馬は比較的小脚を使うことが出来るものの、この馬は父クロフネということもあり、筋肉の質がそこまで柔らかいタイプでは無い。そのため、後方一気の瞬発力というよりも、好位からサッと抜け出すような競馬を得意としているのでは無いだろうか。立派な腹袋を持っているため太目に映りがちだが、休み明けでも体は引き締まっているし、状態は良さそう。時計勝負への対応がカギ。 |
モズアスコット
(牡5、栗東・矢作厩舎)
父 | Frankel |
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母 | India |
母父 | Hennessy |
通算成績 | 14戦5勝 |
重賞勝利 |
18年安田記念(G1) |
連対時 平均馬体重 | 486kg (最高:492kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
盛り上がるように発達した胸前~クビさし、正方形の立派なトモ。とにかく筋肉量の豊富な馬で、1400m戦でも勝ち星があるように、スピードに長けた馬体構造をしている。高速決着は得意中の得意といったところで、昨年のこのレースは2着に敗れたが、適性はピッタリと考えている。飛節の折りが深く、体の柔軟性にも優れているため、瞬間的に速い脚を使うことも可能。安田記念も器用に内目を捌いて差し切ったように、自在性は大きな強みになるだろう。近2走で連続大敗を喫したが、今となっては昨春ほどのデキに無かったと見ている。今回は毛艶も抜群に良く見せており、筋肉の陰影もハッキリ浮かび上がっているように、馬体の張りが素晴らしい。腰高な面は元々の造りだが、成長して全体のバランスが非常に良くなってきた。休み明けでも太め感無く仕上がっており、マイル王の復権に期待大。 |