【アメリカJCC】好配当をつかむイチオシ馬体!東海Sも診断
2021/1/22(金)
【アメリカJCC】三冠馬を追い詰めたあの馬が登場!「お宝種牡馬」を父に持つ激走候補を発見!…競馬JAPAN
追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!
AJCC
東海S
アリストテレス
(牡4、栗東・音無厩舎)
父 | エピファネイア |
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母 | ブルーダイアモンド |
母父 | ディープインパクト |
通算成績 | 9戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 466kg (最高:474kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | |
バランスの良い骨格にしっかりと筋肉が付いており、実に見栄えする立ち姿。皮膚を薄く感じさせ、秘めた素質はかなりのモノ。3000mの菊花賞で2着しているものの、フォルムは中距離馬の印象が強く、2200mの距離も向きそうだ。比較的幅広い舞台で力を出せるタイプと見ているが、全体にまとまりのある造りをしており、本質的には決め手を活かした競馬が合っていそう。中山の外回りコースは道中ゆったりと進み、ロングスパート勝負になりやすい。仕掛けどころ、脚の使いどころがカギになりそう。前走時の立ち写真よりも筋肉の輪郭が明瞭になり、完成度も高まってきた。休み明けでも太め感なく締まっており、いきなり注目。 |
ウインマリリン
(牝4、美浦・手塚厩舎)
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | コスモチェーロ |
母父 | Fusaichi Pegasus |
通算成績 | 7戦3勝 |
重賞勝利 |
20年サンスポ賞フローラS(G2) |
連対時 平均馬体重 | 453kg (最高:460kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
付くべきところにしっかりと筋肉が付いており、牡馬の中に混ざっても見劣りしない迫力を感じさせる。腹袋の造りも重厚感があり、上がりが掛かるような展開・馬場も苦にしない。タフなレースになっても力を発揮できるだろう。やや胴周りをゆったりと見せる体型で、切れよりも持続力を活かす競馬が合う。中山芝2200mは外回りコースを使用し、長く脚を使う展開になりがち。渋太さが発揮される流れになれば、この相手でも十分に上位争いできるはず。2ヶ月ぶりの実戦でも太め感無く仕上がっていて、馬体の張りは前走以上に映る。 |
ヴェルトライゼンデ
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父 | ドリームジャーニー |
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母 | マンデラ |
母父 | Acatenango |
通算成績 | 8戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 490kg (最高:492kg) (最低:488kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | |
小柄だった父ドリームジャーニーとは異なり、筋肉量が豊富で力強さを秘めた、実に見栄えのする馬体。重厚感があり、パワーを要するような馬場状態、コースも問題なくこなせそう。高速馬場よりは時計の掛かる馬場が合っているタイプなので、連続開催の後半になる芝の状態もマッチしそうなイメージ。33秒台の脚を繰り出したことは無いが、胴はまとまりのある造りで、やや背中は短く映る。鋭い決め手がこの馬の武器と言えるだろう。差し馬に有利な馬場状態も味方しそうだ。銭型が浮き上がっていて、代謝の良さが伝わってくる。休み明けでも太め感の無い好仕上がり。 |
サトノフラッグ
(牡4、美浦・国枝厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | バラダセール |
母父 | Not For Sale |
通算成績 | 8戦3勝 |
重賞勝利 |
20年報知弥生ディープ記念(G2) |
連対時 平均馬体重 | 491kg (最高:494kg) (最低:486kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | |
胴が長めの体型をしており、中長距離向きの印象。クビさしも十分に長さがあり、肩の角度も傾斜していて、ストライドも雄大。長く良い脚を繰り出してこそ本領を発揮するタイプ。外回りコースでゆったりと加速できる中山芝2200mへの適性は高いと見た。成長と共にまとまりを感じさせるようになってきており、完成度が高まってきた。筋肉の輪郭もより明瞭に浮き上がってボリューム感があり、張り具合も抜群。寒い時期でも冬毛が一切伸びることなく、毛艶も光沢があって、いかにも体調が良さそう。レース間隔は開いたが、依然としてムダ肉が付きづらく、実にシャープなボディコンディション。いきなり能力を出し切れそうな好仕上がりだ。 |
ステイフーリッシュ
(牡6、栗東・矢作厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | カウアイレーン |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 22戦2勝 |
重賞勝利 |
18年京都新聞杯(G2) |
連対時 平均馬体重 | 454kg (最高:460kg) (最低:446kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | |
胴周りに伸びがあり、背中と腹側のラインが平行に近い。長く良い脚を使うのに適した馬体構造をしており、昨年のアメリカJCCでは2着に好走している。持続力に優れているタイプで、中山の外回りコースは脚質的に合っている。蹄底にも十分な厚みがあり、雨が降っても問題なく対応できそう。骨格はさほど大きくない馬だが、若い頃と比較して筋肉量が増え、迫力のあるフォルムになってきた。パワーを要する中山でも力強い走りが期待できそう。薄っすらと肋骨が浮き上がる理想的なコンディションで、皮膚も薄く感じさせるほど馬体の張りもいい。充実期を迎えている印象だ。 |
モズベッロ
(牡5、栗東・森田厩舎)
父 | ディープブリランテ |
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母 | ハーランズルビー |
母父 | Harlan’s Holiday |
通算成績 | 15戦4勝 |
重賞勝利 |
20年日経新春杯(G2) |
連対時 平均馬体重 | 476kg (最高:484kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 470kg |
POINT | |
前駆の肉付きが良く、前脚の掻き込みが強そう。筋肉質な馬体である一方、四肢に十分な伸びがあって、切れよりは持続力勝負に向いている印象。外回りの2200mコースでも問題なく力を発揮できるだろう。飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」で、長く脚を使う展開に強そう。腹周りの造りにも重厚感があるため、上がりの掛かる展開になれば面白い。休み明けの前走から大きく変化したところは感じられないものの、使ったなりに馬体は締まってきており、冬場でも太め感は無し。徐々に良い頃の雰囲気に戻りつつある。 |
AJCC
東海S
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