【中山記念】フェブラリーSもズバリ!馬体予想のイチオシは!? 阪急杯も診断
2021/2/26(金)
【中山記念】春の大一番へ!連続2ケタ着順から絶好ローテで逆襲を狙うあの馬に注目!…競馬JAPAN
追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!
中山記念
阪急杯
ウインイクシード
(牡7、美浦・鈴木伸厩舎)
父 | マンハッタンカフェ |
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母 | イクスキューズ |
母父 | ボストンハーバー |
通算成績 | 29戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 489kg (最高:498kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
飛節が「くの字」に折れている曲飛の造りをしており、大型馬でも機動力を秘めた構造の持ち主。サッと速い脚を繰り出せるため、小回りコースへの適性は高い。やや前後にまとまりを感じさせる体型で、距離は1600~2000mがベスト。1800mはピッタリ合うイメージがある。腹周りをふっくらと見せているように力強く、トモの半腱半膜様筋にもスジが浮き上がっている。ゴール前に急坂のある中山でも問題なく力を発揮できるはずだ。毛艶や馬体の張りも良好、7歳馬でも衰えは一切感じさせず、充実している様子が伝わってくる。 |
クラージュゲリエ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | ジュモー |
母父 | タニノギムレット |
通算成績 | 9戦2勝 |
重賞勝利 |
18年ラジオN杯京都2歳S(G3) |
連対時 平均馬体重 | 480kg (最高:496kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | |
キングカメハメハ産駒らしい筋肉質な馬体で、発達した胸前・肩周りと、父譲りの大きなトモが特徴的。3~4歳時と比較してキ甲が抜け、骨格はほぼ完成。全体に余分な肉も削げた印象があり、よりアスリートらしい形へと変化してきた。馬体重こそ大きな変動が無いものの、筋肉の輪郭もハッキリと浮き上がり、昨年同時期と比較してもパワーアップしたと見ていいだろう。バランスが整っていて、比較的舞台を選ばない活躍ができそうな印象。肋骨が感じ取れるほどのシャープな仕上げで、冬場でも太め感なし。 |
ケイデンスコール
(牡5、栗東・安田隆厩舎)
父 | ロードカナロア |
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母 | インダクティ |
母父 | ハーツクライ |
通算成績 | 15戦3勝 |
重賞勝利 |
21年スポニチ賞京都金杯(G3) 18年新潟2歳ステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 463kg (最高:472kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 472kg |
POINT | |
飛節の折りが深い「曲飛」の構造で、後肢の回転力に優れている。背中がやや短く、伸縮性に長けた胴の造りをしており、飛節の造りと相まって瞬発力を活かした競馬を得意とする。全体のシルエットは大差ないものの、3歳時と比較してトモにボリューム感が出てきた。より大きな推進力を生み出せるようになったからこそ、京都金杯では先団に取り付くことができたのだろう。体型的にはマイラーの印象が強く、広いコースでこそ末脚が活きてきそうなイメージ。小回り1800mへの対応がカギになるだろう。馬体の張りは上々で、状態の良さが伝わってくる。前走に続いて力を発揮できそう。 |
バビット
(牡4、栗東・浜田厩舎)
父 | ナカヤマフェスタ |
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母 | アートリョウコ |
母父 | タイキシャトル |
通算成績 | 8戦4勝 |
重賞勝利 |
20年朝日セントライト記念(G2) 20年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時 平均馬体重 | 455kg (最高:462kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | |
盛り上がるように発達した胸前に、横幅が広くて大きな推進力を生み出せそうなトモ。全体に筋肉量が豊富で、実に力強い立ち姿だ。胴は詰まり気味で、ピッチの利く走りが特徴的。立派な後躯を有しているためテンのスピードも速く、安定した先行力に繋がっている。母父のタイキシャトルが強く出ている印象で、スピード勝負向き。昨秋は中長距離を中心に使われてきたが、本質的には1600~2000m辺りがベストのタイプと見ているため、この距離短縮は要注目。胸も深く、心肺機能もかなり高い。毛艶、馬体の張りは前走以上で、状態は上向き。休み明けでもいきなりやれていい。 |
ヒシイグアス
(牡5、美浦・堀厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | ラリズ |
母父 | Bernstein |
通算成績 | 10戦5勝 |
重賞勝利 |
21年日刊スポ賞中山金杯(G3) |
連対時 平均馬体重 | 494kg (最高:498kg) (最低:488kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | |
実に2年ぶりの立ち姿。胴自体に伸びがありつつ、背中は短めで腹側のラインが長く、後躯に向かって引き締まった体型をしている。持続力タイプの多いハーツクライ産駒の中でも、比較的キレ味を秘めたタイプで、スローからの決め手勝負にも強い。本質的には広い東京コースがベストの印象も、中山金杯では小回りコースにも対応。3歳時のシルエットと比較して大きく変化した雰囲気こそ無いものの、中身が詰まって本格化。水準以上の機動力を秘め、素質も高い。G2の舞台でも侮れない1頭だ。馬体は太め感なく仕上がっており、力を出せる状態にありそう。 |
フランツ
(牡6、栗東・音無厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ロベルタ |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 16戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 440kg (最高:448kg) (最低:434kg) |
前走時馬体重 | 452kg |
POINT | |
出走回避した18年ラジオNIKKEI賞以来となる立ち姿。当時と比較して全体に筋肉量が増えたことで、胴がやや詰まって来た印象。近走は2000m戦を中心に使われているが、体型的にもマイルで通用していい下地を感じさせ、1800mへの距離短縮はむしろ好材料。左回りの大箱コース向きな印象も、過去にはコーナー4つの舞台でも勝利していて、小柄な馬ではあるものの、母父ブライアンズタイムの影響か腹周りの造りは数字以上に重厚感がある。中山コースでも十分に力は出せるのではないだろうか。冬場でも毛艶、馬体の張りは文句無し。充実度はメンバーの中でも随一。 |
中山記念
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