【弥生賞】ダノンザキッド絶対にあらず!G1級の呼び声高い逆転候補を発見!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

弥生賞

チューリップ賞

シュネルマイスター

(牡3、美浦・手塚厩舎)

Kingman
Serienholde
母父Soldier Hollow
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
467kg (最高:474kg)
(最低:460kg)
前走時馬体重474kg
POINT
やや胴詰まりのシルエットで、全体にまとまりを感じさせる体型。トモの肉付きも良く、スピード感のある馬体と言える。体型的にはマイルがベストの印象で、今回は2000mへの距離延長がカギになるだろう。曲飛でピッチの利く、小気味よいフットワークで一瞬の切れ味は相当。皮膚を薄く見せる筋肉の張り具合、バランスの整った骨格からは素質の高さが感じられ、成長余地も残しており、今後が楽しみな1頭だ。休み明けでも太め感無く仕上がっており、毛艶も光沢があって体調の良さが伝わってくる。
今週のイチオシ

ソーヴァリアント

(牡3、美浦・大竹厩舎)

オルフェーヴル
ソーマジック
母父シンボリクリスエス
通算成績4戦1勝
連対時
平均馬体重
502kg (最高:504kg)
(最低:500kg)
前走時馬体重500kg
POINT
胴周りをゆったりと見せており、クビさしもシャープで十分な長さがある。500キロ近い大型馬であるものの、素軽い肉付きで中長距離が合うイメージ。蹄底に厚みがあって、渋った馬場も問題なくこなせそうだ。飛節が真っ直ぐに伸びた直飛の構造で、フットワークも雄大。前走は中山で勝利を収めているものの、コーナーが緩い外回りだった。本質的には広いコースがベストの印象で、今回はトリッキーな内回りに上手く対応できるかがカギ。ムダ肉が付きづらいタイプで、1週前時点で馬体は引き締まっている。まだ良化の余地を残しつつも、現状ベストに近い好仕上がりと言えそうだ。

タイトルホルダー

(牡3、美浦・栗田徹厩舎)

ドゥラメンテ
メーヴェ
母父Motivator
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
471kg (最高:472kg)
(最低:470kg)
前走時馬体重470kg
POINT
キングマンボ系の特徴とも言える横幅の広い、肉付きの良いトモ。この豊かな後躯と、ピッチの利きそうな曲飛、やや短めに映る背中の構造が相まって、スタートから小気味いい逃げ脚を繰り出すことができる。母父モティヴェイターの影響でお腹周りにも程よい膨らみがあり、底力を要する展開になっても対応可能だろう。ホープフルS時よりも全体に余分な肉が削げてきた印象で、よりアスリートらしい体型になってきた点は好材料。毛艶も良好、休み明けでも太め感無く引き締まっており、いきなり動ける態勢に整った。

タイムトゥヘヴン

(牡3、美浦・戸田厩舎)

ロードカナロア
キストゥヘヴン
母父アドマイヤベガ
通算成績4戦1勝
連対時
平均馬体重
474kg (最高:476kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重472kg
POINT
付くべきところに筋肉が付いている点は父ロードカナロアから受け継いだ特徴。その一方で四肢をスラっと見せていて骨格のバランスが良く、背中はやや短めに映るものの、胴周りにも窮屈な面は一切感じさせない。中距離までは問題なく対応できそうな体型で、ストライドも大きい。京成杯では逃げて2着と好走しているが、自身のペースを刻めれば控える競馬でも十分に力を出せるはずだ。肋骨が浮き上がっているように細身の仕上げを施されており、1週前時点でほぼ出来上がっている印象。このコンディションをキープできれば楽しみ。

ダノンザキッド

(牡3、栗東・安田隆厩舎)

ジャスタウェイ
エピックラヴ
母父Dansili
通算成績3戦3勝
重賞勝利 20年ホープフルステークス(G1)
20年東京スポーツ杯2歳S(G3)
連対時
平均馬体重
510kg (最高:520kg)
(最低:496kg)
前走時馬体重516kg
POINT
父似のゆったりとした胴周りで、長く良い脚を繰り出せる、持続力に優れた体型。一方で筋肉の質感からは柔軟性も伝わってくるので、33秒台の速い上がり勝負にも難なく対応できそう。跳びが綺麗で大きく、ノビノビと走ることができる広いコースがベスト。それでもホープフルSでは好位から危なげない競馬で勝利を収めたように、自在性を秘めている点は強み。前走時よりも筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がり、完成度が高まってきた。薄っすらと肋骨が感じ取れる理想的なボディコンディション。休み明けでも問題なく能力を発揮できるだろう。

テンバガー

(牡3、栗東・藤岡健厩舎)

モーリス
トップセラー
母父スペシャルウィーク
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
506kg (最高:506kg)
(最低:506kg)
前走時馬体重510kg
POINT
筋肉質なフォルムで全体にがっしりとした印象を与える立ち姿。500キロ超の馬体重が示す通り、力強さ・パワーが武器。父は異なるものの、4勝を挙げた半兄レジェンドセラーとシルエットは良く似ている。兄は時計の掛かる中長距離を得意としていたが、本馬は前後に程よいまとまりを感じさせるため、より中距離志向が強い。2000mの距離はベストと言えるだろう。大型馬でありながら、飛節の折りが深い「曲飛」で器用な競馬も可能。小回りの中山コースも苦にしない。背中に銭型が浮き上がっているように、とにかく毛艶の良さが目立つ。馬体の張りも申し分なく、文句無しの好仕上がり。
今週のイチオシ

ワンデイモア

(牡3、美浦・国枝厩舎)

ドゥラメンテ
メジロバーミューズ
母父アサティス
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
520kg (最高:522kg)
(最低:518kg)
前走時馬体重522kg
POINT
前走時522キロと雄大な馬格の持ち主で、骨格そのものが大きく、実にスケール感のある馬体。胴周りはゆったりとした造りで、四肢もスラっと見せている。肩周りを中心に前駆の発達が目立つ一方で、後躯はこれから中身が詰まってきそうな印象。そんな中でも急坂のある中山で勝利を収めており、秘めた素質はかなり高い。母父はダートG1馬も輩出したアサティス。その影響が豊かな腹袋に表れており、上がりの掛かるような展開になっても問題なく力を出せそう。ふっくらと見せているものの薄っすらと肋骨が感じ取れ、太め感は無い。馬体の張りに関しても、現状ベストと言える状態に仕上がった。

エリザベスタワー

(牝3、栗東・高野厩舎)

Kingman
Turfdonna
母父Doyen
通算成績2戦1勝
連対時
平均馬体重
512kg (最高:512kg)
(最低:512kg)
前走時馬体重512kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった体型で、切れる脚を使う瞬発力型の馬に見られる造り。飛節の折りも深い「曲飛」の構造で、ピッチの利いた走りをすることができる。デビューからの2戦は共に33秒台の上がりを繰り出しており、一瞬の切れ味はメンバー中屈指の存在。500キロ超と馬格は大きくても、立ち姿は非常に素軽い。決め手勝負になりやすい阪神外回りコースは末脚を存分に活かせる舞台。前後に詰まった体型をしており、マイルはベストの距離と言えそうだ。皮膚を薄く見せているほど馬体に張りがあり、薄っすらと肋骨が浮き上がる理想的なボディコンディション。

シャーレイポピー

(牝3、栗東・石坂公厩舎)

ミッキーアイル
オリエンタルポピー
母父キングカメハメハ
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
425kg (最高:426kg)
(最低:424kg)
前走時馬体重418kg
POINT
全体に筋肉の付き方がなだらかで、牝馬らしいシャープなシルエット。それでも骨格に対してトモの容量は大きく、半腱半膜様筋にはスジが浮き上がっているように、しっかり筋肉が付いている。未勝利を逃げ切っているように、素軽さと発達した後躯から生み出される、軽快なスピードが武器。背中が短く伸縮性に優れており、決して単調な逃げでは無く、追ってからも味があるタイプ。体型的には控えても鋭い末脚を繰り出せそう。距離はマイル以下が主戦場となっていくはずだ。骨格、筋肉共にまだ成長の余地があるものの、現状でも馬体の張りは良好。十分に力を出せる状態に整った。

シャドウエリス

(牝3、栗東・友道厩舎)

ハーツクライ
パールシャドウ
母父クロフネ
通算成績4戦1勝
連対時
平均馬体重
446kg (最高:450kg)
(最低:442kg)
前走時馬体重450kg
POINT
ハーツクライ産駒の中ではあまり見られない、胴が前後に詰まった体型で、450キロほどの馬体重以上に筋肉が主張した造り。トモの肉付きも豊かで、素軽いスピードを繰り出せそう。まとまりのある骨格に加え、肩のラインも立ち気味で、マイル以下の距離に適性を感じさせる。背中も短めで、飛節の折りも深い「曲飛」であることから、瞬発力に長けた構造と言えるだろう。数字以上にパワフルな馬体で、時計勝負になっても問題ないはず。トモも膨らむように発達して中身が詰まっている印象。背中に銭型も浮き上がり、体調はかなり良さそう。

テンハッピーローズ

(牝3、栗東・高柳大厩舎)

エピファネイア
フェータルローズ
母父タニノギムレット
通算成績4戦1勝
連対時
平均馬体重
429kg (最高:438kg)
(最低:420kg)
前走時馬体重440kg
POINT
背中と腹側のラインが平行に近く、骨格に対して胴周りを気持ちゆったりと見せる。33秒台の上がり勝負にも対応できる一方で、本質的には持続力に秀でたタイプ。1200mで初勝利を収めているものの、体型的にはスプリンターではなくマイル向きの印象。繋ぎにゆとりがあって、蹄も薄い。スピードの出る綺麗な馬場でこそ持ち味が活きてくるため、時計の出やすい今の阪神芝もマッチするだろう。外回りコースで脚を余すことなく使えればチャンスアリ。季節的なモノもあって毛艶には良化の余地を感じるものの、フェアリーS時より筋肉の張り感は増してきている。状態は徐々に上向き。
今週のイチオシ

メイケイエール

(牝3、栗東・武英厩舎)

ミッキーアイル
シロインジャー
母父ハービンジャー
通算成績4戦3勝
重賞勝利 20年KBSファンタジーS(G3)
20年小倉2歳ステークス(G3)
連対時
平均馬体重
460kg (最高:462kg)
(最低:458kg)
前走時馬体重458kg
POINT
父譲りの素軽いフォルムで、スピード能力に秀でた馬体構造。骨格のバランスが整っていて、前走は4着に敗れたものの、マイルの距離は問題なくこなせると見ている。背中がやや短めで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっているため、決め手を活かした競馬が合う。今回注目したいのが、筋肉の付き具合。阪神JF時よりも全体にボリュームアップした印象があって、素軽さの中に逞しさも感じられるようになった。燃えやすい気性で食べても身になりづらいタイプと見ていたが、これだけふっくらとした造りで出てこられるのであれば、メンタル的にも成長している可能性が高い。休み明けでも太め感は無く、筋肉の張りも上々。

レアシャンパーニュ

(牝3、栗東・音無厩舎)

エピファネイア
ロゼシャンパーニュ
母父ゼンノロブロイ
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
448kg (最高:448kg)
(最低:448kg)
前走時馬体重452kg
POINT
胸前から肩周りにかけての筋肉が盛り上がるように発達しており、馬体重以上に迫力のある立ち姿。背中がやや短く映る、瞬発力を秘めた造りでありつつも、胴周りは決して窮屈に見せない。前肢の長さも十分にあり、デビューから3戦はマイルを使われているものの、体型的に中距離までは無難にこなせていいはずだ。脚元の構造、パワフルな馬体からも、多少時計が掛かるくらいの馬場が合うイメージ。道悪になっても問題なく力を出せるだろう。1週前時点でムダ肉の無いスッキリとした仕上がりで、態勢は整った。

弥生賞

チューリップ賞

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