【桜花賞】白毛のソダシで大丈夫！？10年で５勝のお宝血統に該当するのはわずか３頭！…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します！

アールドヴィーヴル

(牝3、栗東・今野厩舎)

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父キングカメハメハ
母イサベル
母父ディープインパクト
通算成績2戦1勝
連対時
平均馬体重		437kg (最高:446kg)
(最低:428kg)
前走時馬体重428kg
POINT
ムダ肉の少ない細身の体型で、牝馬らしい素軽さが伝わってくる。シャープな馬ではあるものの、肩周りやトモなど、付くべきところにしっかりと筋肉が付いている。背中側が短めで、腹側のラインが長く映る、瞬発力タイプ。柔軟性に富んだ造りであり、一瞬の決め手はメンバー中でも上位の存在。前走は18キロ体重を減らしていたが、今回は1週前の時点で薄っすらと肋骨が浮き上がる、理想的なボディコンディションを披露。皮膚を薄く見せているほど筋肉の張りも良い。力を出せる状態に仕上がった。

アカイトリノムスメ

(牝3、美浦・国枝厩舎)

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父ディープインパクト
母アパパネ
母父キングカメハメハ
通算成績4戦3勝
重賞勝利 21年デイリー杯クイーンＣ(G3)
連対時
平均馬体重		446kg (最高:450kg)
(最低:444kg)
前走時馬体重450kg
POINT
一定のまとまりを感じさせつつ、胴周りには比較的ゆとりのある体型。跳びの大きい、伸びやかなフットワークが特徴的で、広いストライドを活かせるコースが合う。阪神の外回りは直線が長く、コーナーもゆったりとした有利不利の少ない舞台。持ち味を存分に発揮できそう。また、体型的に距離が延びてもある程度は対応できそうで、桜花賞だけでなく2400ｍのオークスまで覚えておきたい1頭。クイーンＣからやや間隔は開いたものの、腹周りはスッキリと仕上がっており、太め感は一切感じられない。まだ伸びしろを残しつつも馬体の張りは良好で、現状ベストと言っていい状態だ。

エリザベスタワー

(牝3、栗東・高野厩舎)

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父Kingman
母Turfdonna
母父Doyen
通算成績3戦2勝
重賞勝利 21年チューリップ賞(G2)
連対時
平均馬体重		509kg (最高:512kg)
(最低:506kg)
前走時馬体重506kg
POINT
牝馬の中ではかなり雄大な馬格の持ち主で、立ち姿から豊富な筋肉量と立派な骨格が際立つ好馬体。バランスが良く、大型馬でありながら重たいイメージは皆無。腹周りは後躯に向かって引き締まり、背中も短め。一瞬の決め手に秀でた瞬発力タイプで、デビューからの2戦ではメンバー最速の上がりを繰り出している。近年の桜花賞は馬場の高速化もあり、以前よりも大型馬の好走が目立つようになってきた。前走は稍重で勝利を収めたものの、時計が速くなっても問題なし。体型的にもマイルはベストの距離。馬体の張りや毛艶は前走以上。トライアルを使って更に上向いてきた印象がある。

エンスージアズム

(牝3、栗東・安田翔厩舎)

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父ディープインパクト
母ゼラスキャット
母父Storm Cat
通算成績5戦2勝
連対時
平均馬体重		418kg (最高:420kg)
(最低:416kg)
前走時馬体重416kg
POINT
420キロほどのコンパクトな馬格で、シルエットは正方形にまとまっている。距離はマイル前後がベストの印象。牝馬らしいシャープなタイプである一方、腹周りは意外にふっくらと見せており、母父ストームキャットの豊かな腹袋が発現していると考えられる。33秒台の末脚を繰り出せる切れ味を秘めているものの、底力を要する上がりの掛かるレースになっても問題はないだろう。全体にやや冬毛が残ってはいるものの、ちょうど生え変わるタイミングのようで、毛艶自体は悪くない。筋肉の張りは上々で、中2週でも細くは映らない。力は十分に発揮できると見た。
今週のイチオシ

サトノレイナス

(牝3、美浦・国枝厩舎)

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父ディープインパクト
母バラダセール
母父Not For Sale
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重		474kg (最高:476kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重474kg
POINT
胴長で骨格も雄大、典型的な持続力タイプの全兄サトノフラッグと比較して、背中が短めに映るシルエット。ガッシリした体型の兄と比較して、本馬は牝馬らしい素軽さ、シャープな印象があり、いかにも追ってから弾けそうな瞬発力タイプ。阪神JFではハナ差及ばずも、直線の伸びは勝ち馬を凌ぐモノがあった。決め手比べになる桜花賞への適性は高い。また、やや腰高でアンバランスな印象のあった前走時よりもキ甲が伸び、かなり見栄えのするフォルムへと変化した。筋肉のボリュームアップも一目瞭然で、後肢の下腿部にはハッキリと血管が浮き上がっていることが分かる。休み明けでも太め感は無く、能力をフルに発揮できるはず。

シゲルピンクルビー

(牝3、栗東・渡辺厩舎)

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父モーリス
母ムーンライトベイ
母父High Chaparral
通算成績3戦2勝
重賞勝利 21年フィリーズレビュー(G2)
連対時
平均馬体重		472kg (最高:480kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重464kg
POINT
飛節が「くの字」に折れた「曲飛」の構造で、回転力に優れた造り。後肢の構造に加えて、背中が短く、伸縮性に長けた体型は姉シゲルピンクダイヤと同様のパーツ構造。同時期の姉よりも本馬のほうが筋肉量が多く、前後にまとまりがあって前肢も短いため、より短距離志向が強い。3歳馬同士であればマイルの距離も対応できると見ている一方、将来的には1400m以下が主戦場になっていく可能性が高い。デビュー戦から一戦ずつ着実に成長しており、デビュー当時よりも骨格のバランス、筋肉量共に完成度が高まって来た。毛艶や馬体の張りも文句無し。

ソングライン

(牝3、美浦・林厩舎)

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父キズナ
母ルミナスパレード
母父シンボリクリスエス
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重		476kg (最高:482kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重480kg
POINT
短めの背中と後躯に向かって引き締まった腹周りのラインが特徴的。父キズナと似たイメージの造りで、やはり持ち味は鋭い脚を繰り出せる瞬発力。前走時が480キロと立派な馬格の持ち主で、現時点でも比較的肉付きの良いタイプではあるものの、トモの辺りを見るとまだまだ筋肉が付きそうな雰囲気がある。スピードに長けた馬体構造の上、胴自体も詰まり気味のため、距離はマイルが上限か。1400ｍでも勝利を収めており、短距離志向が強め。時計が速い馬場で注目したい1頭。過去との直接比較はできないものの、毛艶は黒光りしていて、体調はかなり良さそう。
今週のイチオシ

ファインルージュ

(牝3、美浦・木村厩舎)

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父キズナ
母パシオンルージュ
母父ボストンハーバー
通算成績3戦2勝
重賞勝利 21年フェアリーステークス(G3)
連対時
平均馬体重		487kg (最高:492kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重492kg
POINT
胴詰まりの体型で、特に背中が短い。飛節も折りの深い「曲飛」で、総合的に見てピッチが速そうな造りをしている。瞬発力勝負に強そうで、本質的には短めの距離が合っている印象。牝馬らしい素軽さを示しつつ、トモの発達が目立ち、かなりの速力を秘めている。体型的には溜めて切れる脚が武器と言える一方、1200ｍでも好走できるスピードがあるため、確たる先行馬が不在の今回はスタート次第で前目に付けても不思議ではない。背中には銭型が浮き上がっており、代謝の良さを感じさせる。毛艶、馬体の張りは前走以上で、休み明けでもスッキリと仕上がった。

ホウオウイクセル

(牝3、美浦・高柳瑞厩舎)

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父ルーラーシップ
母メジロオードリー
母父スペシャルウィーク
通算成績4戦2勝
重賞勝利 21年フラワーカップ(G3)
連対時
平均馬体重		417kg (最高:420kg)
(最低:414kg)
前走時馬体重414kg
POINT
420キロ前後の細身な体型で、ムダ肉が一切付いていないシャープな体型。緩やかにカーブした飛節は父ルーラーシップ譲りで、小柄な馬格も相まって前走は好位のインコースから抜け出す器用な競馬を披露した。トモの筋肉は成長余地を感じさせるものの、胸前から肩周り、前駆の筋肉は骨格のサイズに対して立派に発達している。フットワークを見ても前肢に力強さがあり、蹄も小さめ。多少荒れた馬場でも問題なく力を発揮できるだろう。薄っすらと肋骨が浮き上がっており、この後輸送を控えていることを考えると、このくらいのコンディションをキープしたい。毛艶は良く、中2週でも元気いっぱい。

メイケイエール

(牝3、栗東・武英厩舎)

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父ミッキーアイル
母シロインジャー
母父ハービンジャー
通算成績5戦4勝
重賞勝利 21年チューリップ賞(G2)
20年ＫＢＳファンタジーＳ(G3)
20年小倉２歳ステークス(G3)
連対時
平均馬体重		460kg (最高:462kg)
(最低:458kg)
前走時馬体重462kg
POINT
父ミッキーアイル譲りの素軽いフォルムで、スピード能力に秀でた馬体構造。折り合いに課題があり、前走は早めに先頭に立って押し切る競馬を見せたものの、体型的には背中がやや短めで、瞬発力に秀でた造りをしている。仮に先行した場合でも、道中しっかりとタメを利かせられるかがカギになりそうだ。前回は成長分を差し引いても多少のゆとりがあったものの、今回は一度使ってスッキリとしたシルエットになってきた。それでも昨年暮れの阪神JF時と比較して、筋肉量は明らかに増えている。馬体面での良化が顕著で、状態は前走以上と見て良いだろう。

ヨカヨカ

(牝3、栗東・谷厩舎)

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父スクワートルスクワート
母ハニーダンサー
母父Danehill Dancer
通算成績6戦3勝
連対時
平均馬体重		451kg (最高:458kg)
(最低:446kg)
前走時馬体重458kg
POINT
前脚が短めで、重心がやや前傾している。スピードの乗りが良いタイプで、1200ｍ戦でも軽快に先行するだけの速力を秘めている。1600ｍの阪神JFでも5着と健闘しているものの、体型的には短距離色が強いため、ベストの距離は1400ｍ以下。前走では好位で溜めて抜け出す競馬を披露したように、デビュー当初と比較して自在性が出てきた点は好印象。後肢の下腿部に血管が浮き上がっており、トモもボリューム感たっぷりで抜群の張り具合。馬体の完成度は他馬との比較でも高い。前走に引き続き毛艶も良く、いい状態をキープできている。
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