【ユニコーンS】先週も推奨馬が1着!馬体予想のイチオシは!? マーメイドSも診断
2021/6/18(金)
追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!
ユニコーンS
マーメイドS
カレンロマチェンコ
(牡3、栗東・高柳大厩舎)
父 | マクフィ |
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母 | カレンステイシー |
母父 | アドマイヤジャパン |
通算成績 | 6戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 458kg (最高:462kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
胴が前後に詰まった体型で、正方形に近いシルエットが特徴的。胸前に立派な筋肉が付いており、トモも横幅が広く、膨らみを感じさせるほどに発達している。短距離志向の強い馬体構造で、今回はマイル戦への対応がカギになりそうだ。本質的には1400m以下が合うタイプと見ている。ダートが主戦場の馬としては全体に素軽く、軽快さが伝わってくる。飛節はやや直飛よりの構造で、関節はしっかりと伸び切る造り。ココでもスピードで押し切るような、持続力勝負に持ち込みたいところ。キ甲周辺を見るとまだ成長の余地を感じさせるが、毛艶は非常に良く、筋肉の張り感も文句無し。現状ベストの状態でレースを迎えられそうだ。 |
ゲンパチフォルツァ
(牡3、美浦・堀井厩舎)
父 | ヘニーヒューズ |
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母 | アイラブリリ |
母父 | ストラヴィンスキー |
通算成績 | 6戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 498kg (最高:500kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | |
ゆったりと見せる胴周りは父ヘニーヒューズ譲り。骨量・筋肉量が豊富で、重厚感のある立ち姿を披露している。見た目に力強さが伝わってくるパワータイプで、蹄底にも厚みがある。良馬場でこそ持ち前のパワフルな走りが活きてくるのではないだろうか。大型馬ゆえにトモにはまだ若干の緩さが残っているものの、馬体の張りは十分。中身が詰まってくればより動けるようになるはずだ。腹周りはムダ肉が一切感じられないシャープな仕上がりで、1週前時点でキッチリと出来上がっている印象。毛艶も光沢があり、体調が良さそう。 |
サンライズウルス
(牡3、栗東・安田翔厩舎)
父 | ヘニーヒューズ |
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母 | アルーシュ |
母父 | チチカステナンゴ |
通算成績 | 3戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 488kg (最高:496kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | |
肉付きの良い筋肉質な馬体で、特に前駆の筋肉が発達している。前肢から力強さを感じるように、立派な前駆の筋肉は砂を掻き込む上で有利に働きそう。前後に程よいまとまりを感じさせつつも、ヘニーヒューズ産駒らしく骨格は決して窮屈な造りではない。飛節は地面と垂直に伸びた「直飛」で、ノビノビと走ることのできる広い東京コースは合っている。半面、追ってからエンジンの掛かりがやや遅い面があるため、レースの上がりはなるべく掛かったほうが良さそう。本当に良くなってくるのはこれからといった印象だが、馬体の張りは現時点でも皮膚を薄く見せるほど。持ち前の末脚を十分に発揮できる状態にある。 |
プロバーティオ
(牡3、美浦・田中剛厩舎)
父 | トランセンド |
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母 | オナーリーブ |
母父 | ダンスインザダーク |
通算成績 | 7戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 499kg (最高:500kg) (最低:498kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | |
筋肉量は豊富ながら腹周りにムダ肉が少なく、シャープな印象がある素軽いフォルム。一方でトモは横幅が広く、膨らむように発達している。スタートしてからのダッシュが速いのは、この立派な後躯から生み出される推進力によるもの。肩のラインが立ち気味で、前脚の可動域はそこまで広くない。500キロ近い大型馬だが比較的ピッチの速い走法で、やや短距離志向の強いタイプと考えている。高速決着は問題ないはずで、雨で脚抜きの良い馬場になれば持ち前のスピードが活きてくるはず。銭型が浮き上がるほど毛艶に光沢があり、後肢の下腿部にも血管が浮いている。文句無しの好仕上がりといえるだろう。 |
ラペルーズ
(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
父 | ペルーサ |
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母 | ハットシテグー |
母父 | Empire Maker |
通算成績 | 4戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 506kg (最高:512kg) (最低:500kg) |
前走時馬体重 | 520kg |
POINT | |
雄大な骨格に豊富な筋肉量が一際目を引く、迫力ある馬体の持ち主。肉付きが良いため前後にやや詰まって見えるものの、背中と腹側のラインは平行に近い「持続力タイプ」の造り。ヒヤシンスSではメンバー最速の上がりで勝利しているものの、一瞬の加速が速いタイプではなく、ゴールまで続く、息の長い末脚が最大の武器。造りに窮屈さがないため、パワフルな馬体でも距離延長は問題なさそう。トモはこれから中身が詰まってきそうな雰囲気があり、成長の余地を残している。それでもトップクラスの走りを見せているように、潜在能力はかなりのモノ。大敗後でも馬体の張りは良好で、ダメージは一切感じられない。 |
ルーチェドーロ
(牡3、美浦・高橋裕厩舎)
父 | マクフィ |
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母 | アラフネ |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 7戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 487kg (最高:494kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
前肢に比べて後肢の長さが目立つ造りで、重心はやや前傾寄り。決して脚が短いワケではないものの、前重心のためスピードの乗りが良く、肩のラインも立ち気味で短距離志向が強め。胴に伸びはあるものの、どちらかといえば短い距離でスピードの持続力を活かす競馬が合っているイメージ。近走ではタメの利く走りができているため、控える競馬でどこまで対応できるか。全身に血管が浮き上がるほど馬体の張りを感じさせ、完成度は出走メンバーの中でも上位の存在。腹周りには余分な肉が付いておらず、理想的なコンディションに仕上がっている。 |
ユニコーンS
マーメイドS
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