【ラジオNIKKEI賞】昨年は7番人気のイチオシ馬が好走!CBC賞の馬体診断も公開!
2021/7/2(金)
【日本ダービー】3年連続二桁人気が爆走中!実は荒れるダービーを攻略せよ!…競馬JAPAN
※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
ラジオNIKKEI賞
CBC賞
- 7/3(土)夕方発行
東京スポーツ(ラジオNIKKEI賞の予想を掲載) - 7/4(日)14:45頃〜
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(福島10R〜12R)
シュヴァリエローズ
牡3
[栗]清水久厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ヴィアンローズ 母父:Sevres Rose |
通算成績 | 6戦2勝[2-1-0-3] |
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前走時馬体重 | 440kg |
仙骨が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」はいずれも父ディープインパクトと同じパーツの構造。バランスの整った骨格に小さめの頭部、440キロ台のコンパクトな馬格と父の特徴をしっかりと受け継いでいる。皐月賞時よりも全体にムダな肉が削げてきて、筋肉の輪郭が明瞭になってきた。短期間ではあるがしっかりと成長している。牡馬の中では小柄な分、小回りコースを器用に立ち回ることも出来そうで、直線平坦の福島も合っている印象。毛艶はこれまでの立ち写真でも一番と言っていいくらい光沢があり、状態の良さが伝わってくる。
タイソウ
牡3
[栗]西園厩舎
父 | モーリス |
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母 | セラミックガール 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 508kg |
背を高く見せているように四肢が長い馬で、特に前脚の長さは目を引く。ストライドが大きく、典型的な大跳び走法の馬といえるだろう。高い素質を感じさせる一方で、今回はコーナー角度の急な福島コースへの対応がカギになる。できれば先手を取ってスムーズなコーナリングに持ち込みたい。背と腹側のラインが平行に近く、胴にも伸びがある持続力タイプ。ココも積極的な競馬に期待。京成杯や共同通信杯の頃と比べ、かなり中身が詰まってきた印象がある。馬体の張りは見違えるほど良くなっており、毛艶も非常にいい。腹周りもスッキリと仕上がっていて、文句無しの好仕上がり。
プレイイットサム
牡3
[栗]藤岡健厩舎
父 | クロフネ |
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母 | ナリタカサブランカ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 516kg |
背中が長く映る胴長体型。四肢も長めで飛節は真っ直ぐに伸びている「直飛」の構造をしている。総合的に見て、持続力勝負に向いている形といえるだろう。スパッと切れるのではなく、先行もしくはマクるような脚の使い方が合っている。肩の角度も傾斜しており、ストライドも大きい。距離が延びて良さが出そうな体型だ。肉付きの良いパワフルな馬体で、時計の掛かる条件が合っている印象。全体にまだ緩さを残しており、本格化はもう少し先になりそう。腹周りをふっくらと見せているのは元々の体型。1週前の時点で動ける態勢に整っている。
リッケンバッカー
牡3
[栗]西村厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | シティウェルズ 母父:City Zip |
通算成績 | 8戦1勝[1-3-0-4] |
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前走時馬体重 | 466kg |
太く逞しいクビさしが特徴的。トモも膨らむように発達しており、父ロードカナロア譲りの豊富な筋肉量を示している。その一方で胴周りは父と比較してやや伸びが感じられるため、距離に関してはある程度融通が利きそう。1800m戦はこなせる範囲と見ている。瞬発力と持続力がバランス良く整っていて、小回りコースでも速い脚を上手に繰り出せるようなら十分に対応できるはず。NHKマイルC出走時よりもボリューム感が出ており、特に後躯の成長が目立つ。腹周りは若干ふっくらとして映るものの引き締まっており問題ないレベル。毛艶にも良化が感じられ、好調そのもの。
アサマノイタズラ
牡3
[美]手塚厩舎
父 | ヴィクトワールピサ |
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母 | ハイタッチクイーン 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 5戦1勝[1-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 494kg |
前脚が長く、500キロ近い大型馬ながら重たさを感じさせない、素軽いシルエット。以前よりも筋肉のメリハリが出てきた雰囲気で、キ甲にも伸びが感じられるようになってきた。緩く映った馬体が締まってきている点は好材料といえる。本質的にはパワー勝負が向いているタイプで、時計の掛かる馬場になれば要注目。飛節は父ヴィクトワールピサ譲りの「曲飛」で、馬格は大きいながらも小脚を使った加速も可能。小回りの福島コースも苦にすることはないはず。皮膚を薄く見せているほど馬体の張りが良く、毛艶にも光沢がある。前走以上の状態でレースを迎えられそうだ。
ヴァイスメテオール
牡3
[美]木村厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | シャトーブランシュ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 496kg |
※立ち写真は21年京成杯出走時
父キングカメハメハ譲りの豊富な筋肉量で、特に後躯の発達は目を引く。トモの横幅が広く、膨らみを感じさせるほど中身も詰まっている印象で、スピード能力に長けたキングマンボ系の特徴が発現している。道悪で2勝を挙げているが、開幕週の馬場でも十分にやれていい。前駆の縦幅があって胸も深く、心肺機能の高さも窺える。福島コースは全周にアップダウンがあり、イメージ以上にスタミナを要する舞台で向いているはず。前脚がやや短めで、走法的にピッチが速く、小回りコースへの適性も高い。
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ロードカナロア産駒の中では比較的胴に伸びがあり、母父ハーツクライの影響が感じられる。中距離志向が強いので、マイルからの距離延長は好材料。ただ直飛で後肢がしっかりと伸び、ストライドも大きいため、本質的には広いコースが合っていそう。今回は小回りへの対応力が問われる。春よりも全体に筋肉が前面に主張したシルエットへと変化しており、緩さが解消されてきた。前腕から肩周り、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、馬体の張りは申し分ない。両飛端に湿布を塗られた痕があるものの、毛艶は良好で体調自体はかなり良さそう。