【スプリンターズS】昨年は10番人気のイチオシ馬が激走!短距離向きの馬体は⁉
2021/9/26(日)
[PR]水上学も在籍!スプリンターズSの予想買い目を無料公開…【競馬JAPAN】
※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 10/2(土)夕方発行
東京スポーツ(スプリンターズSの予想を掲載) - 10/3(日)14:45頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
エイティーンガール
牝5
[栗]飯田祐厩舎
父 | ヨハネスブルグ |
---|---|
母 | センターグランタス 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 22戦5勝[5-4-1-12] |
---|---|
前走時馬体重 | 462kg |
胴が詰まり気味で正方形に近いシルエット。特に背中の短さが目立ち、飛節も「くの字」に折れている曲飛と瞬発力型の特徴を持ち合わせている。立ち姿は牝馬らしくしなやかで、シャープ。これまでの戦績が示す通り、やや時計の掛かる条件で末脚が活きる展開がベスト。繋ぎが短く立ち気味で、かつピッチの利く走りができるため、馬場悪化の際には注意しておきたい。前走時との直接比較はできないものの、今年の冬に出走した際と比べて、明らかに毛艶や馬体の張りは良化している。体つきにもメリハリがあって、好仕上がり。
クリノガウディー
牡5
[栗]藤沢則厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
---|---|
母 | クリノビリオネア 母父:ディアブロ |
通算成績 | 24戦3勝[3-2-2-17] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
肉付きが良くパワフルな馬体の持ち主。以前は腹袋の大きさが目立ち、見た目にも時計の掛かる条件が合っている印象だったが、成長と共に体つきにメリハリが出てきた。だいぶシャープな体型に変化しており、素軽さの問われるスピード勝負になってもこなせそうな雰囲気。元来のパワーも健在で、水準~やや時計の掛かるくらいの馬場になれば、他馬との比較で有利になりそう。セントウルS時も後肢の下腿部に血管が浮き上がるほどの張りを感じさせたが、今回は一度使ってより磨きがかかってきた印象。毛艶も抜群で、文句無しの仕上がり。
タイセイビジョン
牡4
[栗]西村厩舎
父 | タートルボウル |
---|---|
母 | ソムニア 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 12戦3勝[3-2-0-7] |
---|---|
前走時馬体重 | 470kg |
骨格に対して十分な脚の長さがあり、バランスが整っている。特化したスプリンターといった雰囲気ではないが、立ち姿は実に素軽い。薄い蹄をしている辺り、スピードの出る馬場状態が合っているタイプだ。背中がやや短く、胴が詰まり気味の体型で、瞬発力を活かす競馬が合っている。速い流れに付いて行ってしっかり脚を使えるかがカギ。前走時は-12キロと大きく馬体を減らしていた。前走時との比較はできないものの、2走前と比較して腹周りはスッキリ引き締まっている。細すぎることはなく、馬体の張りも良好。
ダノンスマッシュ
牡6
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
---|---|
母 | スピニングワイルドキャット 母父:Hard Spun |
通算成績 | 24戦11勝[11-3-1-9] |
---|---|
前走時馬体重 | 472kg |
シャープな印象のあった以前の立ち姿と比較してパワフルな馬体へと変化。父ロードカナロアを彷彿とさせる雰囲気で、スプリンターとして完成したと見ていいだろう。父同様に晩成気味の成長曲線を描き、6歳馬でもフィジカル面は充実期にある。本質的には素軽さが勝っており、スピードの絶対値が問われるスプリンターズSは向いているレースだ。勝ち切れていないが過去2度馬券になっており適性面で不安はない。フレッシュな状態でこそパフォーマンスを上げてくる傾向が強く、今回も休み明けながら理想的なボディコンディションに仕上がっていて、デキはかなり良さそう。
ビアンフェ
セ4
[栗]中竹厩舎
父 | キズナ |
---|---|
母 | ルシュクル 母父:サクラバクシンオー |
通算成績 | 11戦4勝[4-2-1-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 560kg |
非常に筋肉質な馬体で重心も低く、スプリント戦への高い適性を感じさせる。距離は1400mでも長いくらいで、1200mこそ本馬のスピードが活きてくる。トモの筋肉量は現役スプリンターの中でも指折りの存在。力強いキックから大きな推進力を生み、比較的伸びのある胴で持続力を発揮、押し切る競馬が得意。スプリンターズSは基本的に差し有利のレースだが、高速馬場であればスピードタイプの粘りこみもしばしば見られるため、馬場状態は要チェック。セントウルSを回避した分、若干腹周りは余裕がある印象も、馬体の張りは良好。ひと追いで引き締まってくれば。
ピクシーナイト
牡3
[栗]音無厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | ピクシーホロウ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 536kg |
雄大な骨格に立派な筋肉がついており、立ち姿は非常に迫力がある。それでいながらバランスも整っており、高い素質を感じさせる。背中が短めで、体の柔軟性に優れている。大型馬は持ち前の馬格を活かして持続力勝負に持ち込むタイプが多い中、しっかりと末脚を伸ばせる点が高評価できるポイント。繋ぎは長めでストライドも大きく、スピードの絶対値が要求される良馬場でこそ真価を発揮する。今開催の中山芝は時計が速いので、この馬向きといえるだろう。夏に2戦、好時計で駆けたにもかかわらず、馬体は一切萎むことが無い。余分な肉も削げて来た印象で、好調をキープ。
メイケイエール
牝3
[栗]武英厩舎
父 | ミッキーアイル |
---|---|
母 | シロインジャー 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 7戦4勝[4-0-0-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 478kg |
父ミッキーアイル譲りの素軽いフォルム。体型的には背中がやや短めで、瞬発力に秀でた造りをしている。身のこなしが軽いので、追ってから切れそうなタイプ。しかし折り合いに課題が残っているため、近走はなかなか道中タメが利かない。また筋肉量が豊富なタイプではないので、本質的には筋肉量が豊富な馬が有利なスプリント戦ではなく、1600m辺りの距離が合っているはずだ。前走では+20キロと大幅に馬体重を増やしていたが、立ち姿を見る限り肋骨が浮き上がるほど細身に仕上がっている。馬体の張りも感じられ、デキは上々といえそうだ。
モズスーパーフレア
牝6
[栗]音無厩舎
父 | Speightstown |
---|---|
母 | Christies Treasure 母父:Belong to Me |
通算成績 | 26戦7勝[7-3-2-14] |
---|---|
前走時馬体重 | 504kg |
前脚が短く重心が前傾しているため、スピードの乗りが良く、テンのダッシュ力に優れている。また胴は詰まり気味で、胸前から肩周り、そしてトモには立派な筋肉が付いている。スピードに特化した典型的なスプリンターだ。重馬場の高松宮記念を制しているが、本質的には高速決着でこそ良さが出るタイプ。昨年は時計の掛かる馬場で苦戦したが、高速決着になるようなら2年前の再現も。6歳馬で大きな変わり身こそないものの、しっかりと現状の馬体はキープできている点は好印象。引き続き毛艶・馬体の張りは良好。叩いて体もいくらか締まって来た。
レシステンシア
牝4
[栗]松下厩舎
父 | ダイワメジャー |
---|---|
母 | マラコスタムブラダ 母父:Lizard Island |
通算成績 | 11戦5勝[5-3-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 508kg |
父ダイワメジャー譲りの豊かなトモが特徴的で、スタートの加速力に優れている。胴周りに伸びがある持続力タイプの馬体構造でありつつ、背中には程よいまとまりがあるため、仕掛けてからも脚を使える点が本馬の武器。純粋なスプリンターというよりは、骨格的に1400~1600mで持続力を活かした競馬がベストのイメージ。それでも前走のセントウルSは見事に勝利を収め、能力の高さを証明した。休み明けから仕上がりやすいタイプなので、使ってガラッと変わった印象こそないものの、引き続き馬体の張り具合は良好。力を出せる状態にある。
ジャンダルム
牡6
[栗]池江寿厩舎
父 | Kitten’s Joy |
---|---|
母 | Believe 母父:Sunday Silence |
通算成績 | 23戦5勝[5-1-3-14] |
---|---|
前走時馬体重 | 508kg |
胴周りに十分な伸びがあって、窮屈に見せない。それでも成長と共にかなり筋肉量が増してきていて、若い頃と比較するとよりパワフルな馬体へと変化。馬体にもメリハリが感じられ、6歳馬でも充実一途の雰囲気。蹄が薄めなので、時計が速い今開催の中山芝は合う馬場といえそう。夏競馬を使ってきている組ではあるものの、筋肉の張りが落ちることはなく、今回も下腿部に血管がハッキリ浮き上がっている。薄っすらと肋骨も感じ取れ、理想的なボディコンディション。毛艶も引き続き良い状態をキープ。力は十分に発揮できるはずだ。
ファストフォース
牡5
[栗]西村厩舎
父 | ロードカナロア |
---|---|
母 | ラッシュライフ 母父:サクラバクシンオー |
通算成績 | 12戦3勝[3-3-0-6] |
---|---|
前走時馬体重 | 520kg |
ロードカナロア産駒らしい豊富な筋肉量の持ち主で、特に父譲りの横幅が広い、膨らむように発達したトモが目を引く。スピード能力が問われる条件でこそ馬体の特性が活きてくる。ベタ蹄で時計の出る良馬場がベスト。高速決着が続く、今開催の中山芝はこの馬向きの馬場といえるだろう。大型馬の割には胴詰まり、ピッチの利く走りをするタイプ。小回りコースも苦にしない。北九州記念時よりも毛艶に光沢があって、馬体の張りも増している印象。夏を使っている組でも消耗を感じさせない好仕上がり。
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。
四肢の短い、重心が低めなスプリンター体型。牝馬ながら筋肉量が非常に豊富で、特に後躯の発達が目立つ。父ジャスタウェイ-その父ハーツクライと続く胴長の血統が影響して、胴周りの造りには伸びが感じられる。持続力を要する展開に強く、前が速くなって消耗戦になるほど、長く脚を使える本馬の末脚が活きてくる。飛節の折りが深い「曲飛」でバネ感があり、終いの脚は秀逸。昨年は時計の掛かる差し馬場で3着。今年も同様の馬場状態なら面白い1頭。北九州記念時よりも腹周りはふっくらとして映るものの、馬体の張り感は増してきており、状態は上向いている。