【毎日王冠】昨年も推奨馬が好走!今年のイチオシ馬は⁉京都大賞典も診断
2021/10/3(日)
※毎日王冠のイチオシ馬はYouTube動画で公開します!
毎日王冠
京都大賞典
- 10/9(土)夕方発行
東京スポーツ(毎日王冠の予想を掲載) - 10/10(日)14:45頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
シュネルマイスター
牡3
[美]手塚厩舎
父 | Kingman |
---|---|
母 | Serienholde 母父:Soldier Hollow |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 474kg |
胴が詰まり気味で、前後にまとまりのあるマイラー体型。背中が短い瞬発力タイプで、飛節も「くの字」に折れている「曲飛」の造り。瞬間的な加速能力は路線でもトップクラス。末脚が活きる東京コースはベストの舞台といえるだろう。距離延長は好材とはいえないものの、1800mは折り合い一つでこなせる。春と比較して筋肉がより隆起し、馬体にメリハリが出てきた。身長もいくらか伸びてバランスも良くなってきた印象がある。肉付きのいいタイプで、高速決着もOK。休み明けでも太め感はなく、毛艶も上々で体調面に不安なし。
トーセンスーリヤ
牡6
[美]小野次厩舎
父 | ローエングリン |
---|---|
母 | トーセンガラシャ 母父:デュランダル |
通算成績 | 32戦5勝[5-7-4-16] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
※出走回避
仙骨の角度が地面と平行に近く、トモの横幅が広い。近年は瞬発力タイプの台頭でこのような造りは少なくなってきているものの、古くから「平尻」といって軽快な逃げ先行馬に多い形とされてきた。背中と腹周りのラインは平行に近く、持続力に優れている。東京芝1800mは前半スローになりやすいコース形態のため、自分のペースに持ち込めるかがカギ。高速馬場よりはやや多少時計が掛かるくらいが合っている印象。夏に使ってきている分、大きな上積みまでは感じられないものの、馬体減りも無く状態はキープできている。
トーラスジェミニ
牡5
[美]小桧山厩舎
父 | キングズベスト |
---|---|
母 | エリモエトワール 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 30戦8勝[8-0-1-21] |
---|---|
前走時馬体重 | 472kg |
キングマンボ系らしい豊かなトモが特徴的。力強いキックで大きな推進力を生み出すことが可能なスピードタイプ。胸の深さもあり、心肺機能も高い。2000mの七夕賞を勝っているものの、筋肉量は豊富で体型的にはマイラー質が強い。1800mへの距離短縮は好材料。開幕週の高速馬場も十分に対応できる速力を感じる。瞬発力勝負になると分が悪いので、今回もケレン味の無い逃げが打てればチャンスアリ。夏に2戦消化しているが全く消耗しておらず、馬体の張り・毛艶共に文句無し。文字通りのタフネスといった印象で、充実ぶりが伝わってくる。
マイネルファンロン
牡6
[美]手塚厩舎
父 | ステイゴールド |
---|---|
母 | マイネテレジア 母父:ロージズインメイ |
通算成績 | 30戦5勝[5-4-3-18] |
---|---|
前走時馬体重 | 478kg |
骨量豊富でガッシリとした体型。筋肉量も豊富で、見た目にパワフル。典型的なパワータイプの馬体といえる。新潟記念は1分58秒台の決着も、馬場が荒れていて時計以上に力を要する馬場。本馬の力強さが活きたと考えられる。今回は開幕週で、毎日王冠は例年高速決着になりがち。スピード勝負への対応が問われそうだ。骨格に対して胴に伸びがあり、持続力を秘めている。長く良い脚を使える点が長所といえるだろう。肋骨が薄っすらと浮き、シャープに仕上がっている。半腱半膜様筋が明瞭に浮き上がって、馬体の張りも良好。
ダノンキングリー
牡5
[美]萩原厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | マイグッドネス 母父:Storm Cat |
通算成績 | 12戦6勝[6-1-2-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 456kg |
背中が短めで腹側のラインが長く、後躯に向かって引き締まっている体型。瞬発力タイプの馬体構造で、切れの活きる展開でこそ真価を発揮する。以前よりも馬体にはボリューム感が出て、よりマイラー色が強くなってきた。安田記念では1分31秒台の高速決着にも対応。毎日王冠は3歳時に勝利しているように、既に高いレース適性を示している。理想はスローからの決め手比べだ。牡馬の中では比較的コンパクトなタイプなので休み明けから仕上がりやすい。筋肉の張り感も十分で、安田記念以来となる実戦でも十分に力を発揮できそう。
ケイデンスコール
牡5
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
---|---|
母 | インダクティ 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 18戦4勝[4-3-0-11] |
---|---|
前走時馬体重 | 470kg |
※最新の写真は21年安田記念
前後にまとまりのある体型で、背中が短く、身体の伸縮性に優れている。飛節は折りの深い「曲飛」で後肢の回転は速く、瞬発力勝負は得意なタイプ。蹄は薄い造りで、時計の出るスピード馬場がベスト。開幕週の馬場はマッチしそう。3歳時と比較して筋肉量が増え、特にトモは中身が詰まってきた。数字以上に迫力のある筋肉質な身体は、高速決着でこそ活きてくる。1800mの距離も中山記念で克服しており、折り合い一つでココでも好勝負可能。
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。
仙骨の角度も傾斜した「斜尻」の構造で、背中は短く、腹側のラインが長く映る造り。体型的に瞬発力勝負を得意とする形。1800mの距離も十分にこなせる範囲だ。母父モティヴェイター~サドラーズウェルズ系の特徴が発現した腹袋の大きいタイプ。瞬発力タイプではあるものの、本質的には底力を要する、時計のやや掛かる馬場がベスト。毎日王冠は開幕週とあって、高速決着になりやすい。当日の馬場状態は要チェック。休み明けで良化の余地は残しつつも、馬体の張りは上々。力を出せる状態に整った。