【マイルCS】グランアレグリアなど豪華メンバー集結!先週は9番人気3着を穴の特注馬に指名!
2021/11/19(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 11/20(土)夕方発行
東京スポーツ(マイルCSの予想を掲載) - 11/21(日)14:45頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
カテドラル
牡5
[栗]池添学厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | アビラ 母父:Rock of Gibraltar |
通算成績 | 19戦4勝[4-4-1-10] |
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前走時馬体重 | 482kg |
ハーツクライ産駒の中では背中のラインが短めに映るタイプ。前後にまとまりがあって、飛節も緩やかにカーブを描いており、瞬発力を秘めた馬体構造。京成杯AHでは馬群を割って伸びてきたように、タイトな競馬も苦にしない。トモは膨らみがある一方で、筋肉の付き方自体は比較的なだらかで柔軟性を感じさせる。筋肉量が多すぎず、また筋肉の質が硬くないため中距離でも結果を残せているのだろう。マイル戦ならば高速決着より、多少時計が掛かる馬場、もしくはスローな流れが合いそうだ。2ヶ月半とやや間隔は開いたが馬体の張りは上々で、力は出せる。
グランアレグリア
牝5
[美]藤沢和厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | タピッツフライ 母父:Tapit |
通算成績 | 14戦8勝[8-2-2-2] |
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前走時馬体重 | 504kg |
背中が短めで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった体型。ディープインパクト産駒の中では飛節はカーブしていて「曲飛」寄りの構造をしている。とにかく瞬発力に特化した馬体で、体型的にもベストの距離はマイル戦。距離短縮は好材料で、切れ味勝負になる阪神外回りコースでは桜花賞、マイルCSとG1を2勝。適性面で死角らしい死角は見当たらないか。中2週での参戦とあって、天皇賞・秋出走前よりもややシャープに見せている。冬毛が若干伸びてきているものの季節特有のモノであり、光沢は十分に感じられる。力を発揮できる状態にありそうだ。
グレナディアガーズ
牡3
[栗]中内田厩舎
父 | Frankel |
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母 | ウェイヴェルアベニュー 母父:Harlington |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-2-1] |
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前走時馬体重 | 460kg |
全体にムダ肉の付きづらいタイプだが、筋肉量はかなり多い。特にトモは横広のフレームに対して肉付きが良く、大きな推進力を生み出せそう。優れたスピード能力を秘めており、高速決着でこそ持ち味が活きてくる。胴詰まりの体型からもマイル戦はベストの距離。筋肉の質が決して柔らかいタイプではないものの、好位から平均以上の速い脚を繰り出せるのが本馬の長所だ。前走も休み明けながら血管が浮き上がっていて上々の張りを示していたが、今回は一度実戦を使って更に中身が詰まってきた印象。この馬としてはふっくらと見せていて、好調そのものといった雰囲気。
ケイデンスコール
牡5
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | インダクティ 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 19戦4勝[4-3-0-12] |
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前走時馬体重 | 474kg |
前後にまとまりのある体型で、背中が短く、身体の伸縮性に優れている。飛節は折りの深い「曲飛」で瞬発力勝負が得意。今春には同コースで行われたマイラーズCを好タイムで勝利しており、コース適性は高い。蹄は薄い造りで、時計の出るスピード馬場がベスト。阪神芝はややタフなコンディションになってきており、脚元の造りを考慮しても馬場のいいところを通りたい。近走の中では筋肉の輪郭がハッキリと浮いて見え、ムダ肉が削げてきた印象がある。春はボリューム感があったので、このコンディションでどんな変わり身を見せるか。当日の気配も要チェック。
サトノウィザード
牡5
[美]宮田厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ブロードストリート 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 17戦5勝[5-5-1-6] |
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前走時馬体重 | 512kg |
※出走回避
今回出走するメンバーの中では比較的、胴周りに伸びを感じさせる。2走前には1800mの関越Sを勝利しており、ロードカナロア産駒でも中距離志向の強いタイプと見ていいだろう。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、雄大な馬格を大きく使った走りが特徴的。広い阪神の外回りコースは十分に力を発揮できる舞台だ。腹周りの右上がりに引き締まったラインを見ても体の伸縮力はかなりのモノで、切れと持続力が両立している点が本馬の長所。蹄底も平均以上の厚みがあって、多少荒れた馬場でもやれていい。毛艶に光沢があって馬体の張りも良好。文句無しの好仕上がり。
シュネルマイスター
牡3
[美]手塚厩舎
父 | Kingman |
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母 | Serienholde 母父:Soldier Hollow |
通算成績 | 6戦4勝[4-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 482kg |
背中が短い瞬発力タイプで、飛節も「くの字」に折れている「曲飛」の造り。瞬間的な加速能力は現役のマイル路線を歩んでいる馬の中でもトップクラスだ。体型的にも胴詰まりで、マイルの距離はベストといっていい。阪神外回りコースは持ち前の切れ味を存分に発揮できる舞台。毎日王冠出走時も春からの成長を感じさせたが、今回の立ち姿も皮膚を薄く見せるほど馬体の張りが良く、特に後肢の下腿部には血管がハッキリと浮き上がっている。キ甲も春と比べてグッと盛り上がるように発達。まだ成長余地を残しつつも、現時点の完成度で万全といえる状態に仕上がった。
ダノンザキッド
牡3
[栗]安田隆厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | エピックラヴ 母父:Dansili |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 526kg |
父ジャスタウェイ似のゆったりとした胴周りで、長く良い脚を繰り出せる、持続力に優れた体型。33秒台の切れ味勝負より、少し上がりの掛かるような展開・コースが合っていそう。またゆとりのあるシルエットからも分かるように、中距離志向が強いタイプ。マイル戦であればやや時計が掛かったほうが良さそう。好位から抜け出す競馬が理想的か。跳びが大きいため、広い外回りコースは好材料といえそう。季節的に冬毛が伸びやすい時期とはいえ、今回は春の立ち姿と比較してやや毛艶に物足りなさを感じる。前走との直接比較こそできないものの肋骨は薄っすら感じ取れ、太め感はない。
ホウオウアマゾン
牡3
[栗]矢作厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ヒカルアマランサス 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 8戦3勝[3-2-1-2] |
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前走時馬体重 | 508kg |
筋肉質な馬体で、肘付きの良さなどを見ても分かるように全体にシャープでムダ肉が少ない。父譲りで後躯の発達が目立ち、実にパワフル。筋肉の質感は硬めであまり切れるタイプではないものの、スピード能力に優れており、好位から速い脚を繰り出すことができる。自在性を秘めている点も大きな武器といえそうだ。繋ぎはやや立ち気味で、渋った馬場への対応力も感じさせる。硬い馬場でも大きな反発力を生み出せるので、馬場不問で力を出せる。春よりもボリュームアップした体つきだが、太め感はない。着実に成長している様子が窺えると同時に、仕上がりもいい。
ロータスランド
牝4
[栗]辻野厩舎
父 | Point of Entry |
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母 | Little Miss Muffet 母父:Scat Daddy |
通算成績 | 11戦5勝[5-3-0-3] |
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前走時馬体重 | 472kg |
筋肉量が豊富で迫力のある好馬体。横幅の広い後躯の中身が詰まってきた印象で、スピードとパワーに秀でている。背中が短く、肉付きがいいため胴周りは詰まって見える。好位から33秒台の末脚を繰り出せる瞬発力を秘めており、ワンターンで切れ味勝負になる阪神芝1600mはベストに近い舞台といえるだろう。蹄には十分な厚みがあって、多少の馬場悪化は問題なし。開催が進んでタフなコンディションになれば他馬との比較で有利になりそう。常に良く見せるタイプではあるものの、今回も毛艶や馬体の張りは申し分ない状態で、充実一途といった雰囲気。
サリオス
牡4
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | サロミナ 母父:Lomitas |
通算成績 | 9戦4勝[4-2-0-3] |
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前走時馬体重 | 536kg |
530キロを超える雄大な馬格の持ち主。骨量豊かで肉付きも良く、迫力のある立ち姿を披露している。以前は前駆が勝っている印象で後躯の緩さが感じられたものの、ハーツクライ産駒らしく徐々に芯が入って成長してきている。朝日杯FSの勝ち馬ではあるが元来、中距離志向の強いマイラーだけに、超高速決着になる安田記念はやや忙しかったかも。阪神芝は秋開催の後半にさしかかり、タフなコンディションになってきている。持ち前のパワーが活きる馬場であれば見限れない。安田記念以来のレースでも太め感はなく、毛艶や筋肉の張り感も上々だ。
ダーリントンホール
牡4
[美]木村厩舎
父 | New Approach |
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母 | Miss Kenton 母父:Pivotal |
通算成績 | 8戦2勝[2-0-2-4] |
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前走時馬体重 | 538kg |
※最新の写真は21年中山金杯
大型馬ではあるものの決して重たく見せない、長方形のシルエット。伸びのある胴周りを見ても中距離志向の強いタイプで、マイル戦ならば時計の掛かる馬場が合っていそう。先週までの馬場傾向を見る限り、本馬の走りにマッチした荒れた馬場になる可能性が高く、注目の1頭だ。富士Sでは休み明けで初の1600mながらしっかりと末脚を繰り出して5着。今回は過去との比較こそできないものの、前走のパドックでは活気が戻り、リフレッシュ効果が感じられた。調教でも終い鋭く反応しており、一叩きされて状態は上向いてきていると見ていいだろう。
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筋肉量がかなり豊富で、母父キングカメハメハ譲りの横幅が広いトモに立派な筋肉が付いている。高速決着が得意で、短距離志向の強いマイラーといえるだろう。胴が前後に詰まった体型で、ピッチが速く一瞬の加速力に優れている。阪神芝1600mは瞬発力勝負になりやすく、昨年も抜け出すタイミングを見計らってベストの競馬ができていた。今回は安田記念からのぶっつけ参戦となるが、馬体に太め感はない。毛艶は光沢があって体調面もかなり良さそう。ただ、4~5歳時はもっとふっくらと見せている印象があった。年齢的な上積みはどうかも、現状の力は十分に発揮できるはず。