【ジャパンC】コントレイル、シャフリヤールなどG1馬多数出走!王者にふさわしいNo.1評価馬体は⁉
2021/11/26(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 11/27(土)夕方発行
東京スポーツ(ジャパンCの予想を掲載) - 11/28(日)14:40頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京11R~12R)
オーソリティ
牡4
[美]木村厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ロザリンド 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 10戦5勝[5-1-1-3] |
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前走時馬体重 | 518kg |
背中が長く、胴に伸びを感じさせる体型。長く脚を使う持続力勝負が合っており、500キロを超える大型馬でストライドも雄大。近年のジャパンC上位馬を見ると、上がり3ハロン34秒台での好走が目立つ。一瞬の切れよりも持続力が問われるレースに変化しているため、本馬にとって流れは向きそう。前走同様に蹄鉄は釘で打てており、蹄の不安は解消。前走は強い勝ち方を披露したが、馬体は休み明けでふっくらと見せ、やや余裕が感じられた。今回は一度使った分、筋肉の張り具合も前走以上で、上積みは十分にありそう。毛艶も良好で、初戦で激走した疲れは見せていない。
カレンブーケドール
牝5
[美]国枝厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ソラリア 母父:Scat Daddy |
通算成績 | 17戦2勝[2-7-3-5] |
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前走時馬体重 | 482kg |
※出走回避
何かの能力がズバ抜けているというよりも、全体のバランスが取れているタイプ。舞台を選ばずに好走できる一方、勝ち切れない面があるのは特化した部分が無いからとも考えられる。胸が深いため心肺機能が高く、スタミナを要する展開になっても問題なし。5歳秋でも大きな衰えは感じさせず、毛並みも季節的なモノで体調面は悪く無さそう。ただ全身に銭型模様が浮き上がって抜群のデキだった天皇賞(春)や宝塚記念の時と比較すると、やや馬体の張りに物足りなさを感じる。当日の気配にも注意。
キセキ
牡7
[栗]辻野厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | ブリッツフィナーレ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 31戦4勝[4-6-6-15] |
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前走時馬体重 | 506kg |
背中側と腹側のラインが平行に近く、胴周りに伸びのある持続力タイプの馬体構造。長く脚を使う舞台・展開に強く、腹袋も膨らみがあり、上がりの掛かるレースに向いている。4歳時のジャパンCでは世界レコード決着の中で2着に好走。ただ7歳と年齢を重ねた現状では、少し時計が掛かったほうがベターか。道悪は苦にしないので、雨が降った際に評価を上げたい1頭。7歳秋を迎えたが依然として筋肉量は豊富で、馬体を見る限り衰えなどは一切感じられない。大きな上積みこそないものの、前走に引き続きいい状態をキープできている。
シャドウディーヴァ
牝5
[美]斎藤誠厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダイヤモンドディーバ 母父:Dansili |
通算成績 | 23戦3勝[3-5-3-12] |
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前走時馬体重 | 482kg |
ハーツクライ産駒らしく胴をゆったりと見せる体型で、持続力勝負に向いているタイプ。飛節はカーブしている「曲飛」でバネ感があり、瞬発力勝負にも対応できる。もともと左回りのほうが安定していて、広々とした東京コースはベストの舞台。近走はマイル前後の距離を使われているが、四肢もスラっと見せていて、全体にムダ肉も少ない。本質的には中距離タイプで、2400mの距離も展開・折り合い次第で克服できそうだ。トモの筋肉には張りがあって非常に充実している様子が伝わってくる。季節的に冬毛が伸びやすい時期のため毛艶は冴えないが、状態面に不安は感じない。
シャフリヤール
牡3
[栗]藤原英厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ドバイマジェスティ 母父:Essence of Dubai |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 452kg |
牡馬の中ではコンパクトで、立ち姿は非常に素軽い。背中が短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」の造りは父ディープインパクト似。ダービーでは瞬間的な加速で差し切ったように、典型的な瞬発力タイプ。体型的には1600~2000mがベストと見ているものの、折り合ってタメが利けば、この距離でも爆発的な末脚を繰り出すことができる。持続力勝負寄りのレースであるジャパンCでは道中のリズムが重要になってきそう。前走は休み明けの分、ダービー時と比較して絞り込める余地を感じていたが、今回は余分な肉が削げて、筋肉の輪郭がハッキリ浮いて見える。ココ目標に文句無しの好仕上がり。
マカヒキ
牡8
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ウィキウィキ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 24戦6勝[6-2-2-14] |
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前走時馬体重 | 506kg |
胴周りにまとまりがあって瞬発力を感じさせるフォルム。ダービーでは一瞬の脚を繰り出して勝利した。ただ、年齢を重ねたことで母父フレンチデピュティの特徴が馬体に表れて、パワータイプに変化してきた。3歳時と比較して、胸前~肩周りの筋肉が発達していることが分かる。京都大賞典は上がりが掛かったことがこの馬にとってプラスに働いたのだろう。ジャパンCは最終週でも良馬場であれば高速決着になることが多いので、当日雨が降って時計が掛かるようなら、再度の激走があっても。勝利は久々とはいえ、デキ自体はずっといい状態をキープできており、今回も毛艶や馬体の張りは上々だ。
ユーキャンスマイル
牡6
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ムードインディゴ 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 23戦6勝[6-4-1-12] |
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前走時馬体重 | 500kg |
持続力・長距離適性を感じさせる、ゆったりとした胴周りが特徴的。父キングカメハメハ譲りで筋肉量も豊富なため、中距離でも通用するスピードを秘める。蹄は薄く、繋ぎも長めで角度はやや寝ている。本質的には綺麗な馬場でこそのタイプだが、年齢的に究極のスピード勝負よりは、多少時計が掛かった方が現状は良いのかもしれない。時計のやや掛かる良馬場がベストのイメージ。前走も毛艶が光っていて体調は近走の中でも良く見せていた。休み明けを使った分、体つきは今回のほうが引き締まっていて、より動けそうな雰囲気。
ユーバーレーベン
牝3
[美]手塚厩舎
父 | ゴールドシップ |
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母 | マイネテレジア 母父:ロージズインメイ |
通算成績 | 8戦2勝[2-1-3-2] |
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前走時馬体重 | 464kg |
馬体重以上に肉付きが良く、迫力のある体型。母父ロージズインメイの血が強く出ていると考えられ、かなりのパワーを秘めている印象だ。新馬戦では不良馬場、2戦目では洋芝の札幌2歳Sでソダシとタイム差なしの2着と好走しているように、時計の掛かる馬場が合うタイプ。胸が深くて心肺機能が高いので、牡馬相手の2400mでもしっかりと力を発揮できそう。雨が降れば台頭の余地は十分にある。秋華賞は脚部不安でオークスからの休み明け、全体に緩さが目立った。もともとボリューム感のある体型で今回もふっくらと見せているが、筋肉の張り感は叩いてしっかりと上向いている。
ワグネリアン
牡6
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ミスアンコール 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 16戦5勝[5-1-2-8] |
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前走時馬体重 | 466kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって右上がりに引き締まっている。伸縮性に長けた瞬発力タイプで、一瞬の鋭い脚が最大の武器といえるだろう。前走では初のマイル戦に挑戦したが、骨格的にはまとまりがあるので、流れ次第で1600mでも走れて不思議ない。ただ馬格が460~470キロほどで全体にしなやかなタイプなので、やはり中距離前後で切れを活かす競馬が合う。3歳秋の神戸新聞杯以降、勝利から遠ざかってはいるものの、今回も馬体の張りは素晴らしく、衰えも感じさせない。いつも良く見せる馬だが今回も馬体は引き締まっており、状態は良さそう。
コントレイル
牡4
[栗]矢作厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ロードクロサイト 母父:Unbridled’s Song |
通算成績 | 10戦7勝[7-2-1-0] |
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前走時馬体重 | 464kg |
背中が短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」の造り。身体の伸縮性に優れており、本質的には瞬発力を要する舞台、流れが合っている。注目は後肢の飛節部分。地面と垂直に真っ直ぐ伸びており「直飛」の造りをしている。父ディープインパクトと同様の構造で、鋭い脚を長く繰り出せる点が最大の長所だ。2000mがベストと考えているものの、2400mはダービーを制しており問題なし。天皇賞(秋)は休み明けながらキッチリと仕上がっていたため大きな上積みまでは感じないものの、毛艶は良好で、馬体の張りも一切落ちていない。引退レースに悔いのない状態で挑めそうだ。
サンレイポケット
牡6
[栗]高橋忠厩舎
父 | ジャングルポケット |
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母 | アドマイヤパンチ 母父:ワイルドラッシュ |
通算成績 | 22戦5勝[5-4-3-10] |
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前走時馬体重 | 472kg |
四肢をスラっと長く見せており、全体にムダ肉が少ない、素軽い印象のある立ち姿。ジャングルポケット産駒でトニービンの血が入っている影響か、胴周りはゆったりと見せている。本質的には長く脚を使う持続力勝負が合っていそうで、東京芝2400mでも勝利実績アリ。出走馬の中でもコース適性はかなり高く、バネ感があるので瞬発力勝負も対応可能。バランスのいいタイプで崩れにくいイメージ。6歳秋でG1初出走と遅咲きタイプらしく、馬体にはメリハリがあって筋肉の張りも申し分ない。叩き良化型ということもあって、秋3走目でも体調はかなり良さそう。充実一途の雰囲気。
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骨格のバランスが整っていて、付くべきところにしっかりと筋肉がついた好馬体。比較的どんな流れでも力を発揮できるタイプではあるものの、父は持続タイプのエピファネイアで、本馬もやや胴周りをゆったりと見せている。キレ勝負よりは持続力比べのほうが合っているはずで、ジャパンCは父も勝っているレースだけに適性は高そうだ。3000mの菊花賞で2着と好走しているが、距離も2400m前後がベストだろう。前走も毛艶に光沢があって、体調の良さが窺えた。今回はより馬体が引き締まって、筋肉の輪郭が浮き上がっている。叩いた効果を感じさせる好仕上がり。