【朝日杯フューチュリティS】2歳馬は完成度が重要!仕上がり抜群のイチオシ馬は⁉
2021/12/17(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 12/18(土)夕方発行
東京スポーツ(朝日杯フューチュリティSの予想を掲載) - 12/19(日)14:40頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11R~12R)
ヴィアドロローサ
牡2
[美]加藤征厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ロイヤルストリート 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 446kg |
カジュフェイス
牡2
[栗]森田厩舎
父 | エイシンヒカリ |
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母 | タイキアプローズ 母父:Devil’s Bag |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 476kg |
全体のシルエットは正方形に近く、胴が詰まった体型。肩のラインもやや立っており、飛節の角度は「くの字」に折れた「曲飛」で見た目にもピッチが速そうな構造をしている。トモの肉付きも豊かでスピード能力に優れており、高い短距離適性を感じさせる。マイルは距離が少し長い印象があるので、道中リズム良く運ぶことができれば。先行して結果を残しているが、腹周りは後躯に向かって引き締まっており、伸縮性も感じさせる。先行して決め手も兼ね備えているタイプといえるだろう。水準以上の馬格がありつつ、スッキリとした体つきで仕上がりは上々。
ジオグリフ
牡2
[美]木村厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | アロマティコ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 492kg |
490キロ超の馬体重がありながら、全体に素軽いシルエット。母アロマティコと同じ栗毛で、骨格のシルエットやシャープに見せる筋肉の付き方など、母に似た雰囲気がある。ただし、発達した胸前から肩周りには父ドレフォンの特徴も感じさせ、父母からいいところをしっかりと受け継いでいる。胴はゆったりとした造りで、飛節は地面に対して垂直に伸びた「直飛」の構造。総合的に見て持続力勝負に向いているタイプといえる。また体型的にもマイルはこなせるが、2000mのほうが向いている印象。毛艶は光沢があって、馬体の張りもいい。体調の良さが窺える立ち姿だ。
ダノンスコーピオン
牡2
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | レキシールー 母父:Sligo Bay |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 462kg |
父ロードカナロアから立派な筋肉を受け継ぎつつ、前後にまとまりがあって立ち姿は非常に素軽い。胴自体が詰まり気味で、体型的にはマイルの距離がベスト。ただし軽さがある分、折り合い次第で2000mくらいまではこなせそうだ。また背中が短く、腹側のラインが長く後躯に向かって引き締まっていて、かなりの瞬発力を感じさせる。跳びの大きさよりもピッチの速さ、脚の回転力で一気に加速するのが得意で、切れ味勝負になりやすい阪神芝1600mも合っているはずだ。キ甲の周辺や筋肉の付き具合を見るとまだ成長の余地を残すものの、毛艶は抜群で体調自体はかなり良さそう。
デュガ
牡2
[栗]森厩舎
父 | Practical Joke |
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母 | Untraveled 母父:Canadian Frontier |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 482kg |
※出走回避
父は現役時代、米国ダートのマイル路線で活躍。ストームバード系の種牡馬ということもあって、本馬もガッシリとした筋肉が遺伝、迫力のある立ち姿を披露している。筋肉の質感的にあまり柔らかいタイプではなく、関節の可動域もやや狭いため、短距離志向が強め。今回はマイルへの距離延長がカギになりそう。ただスピード能力はかなりのモノを秘めており、今後もスプリント路線で注目。骨格のバランスは整っていて、多少なりとも絞れる余地こそあるものの、完成度は決して低くない。馬体の張り、毛艶はいずれも良好で、力を出せる状態に整っている。
トウシンマカオ
牡2
[美]高柳瑞厩舎
父 | ビッグアーサー |
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母 | ユキノマーメイド 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 452kg |
父ビッグアーサー似の筋肉質な馬体。骨格自体はコンパクトにまとまっているが、中身が詰まっている印象で、スピード感十分。胴は決して長くないものの、背中と腹側のラインが平行に近い分、少し伸びがあるように感じられる。持続力に優れた構造で、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」でキックした際にしっかりと後肢が伸びる。現状、マイルくらいまでであれば問題なくこなせるはずだ。これから立派な外ぼうの中身が詰まってきそう。肋骨が浮いて見えるように細身な仕上げではあるものの、毛艶は抜群。冬場でも太め感無く、引き締まっている。
ドウデュース
牡2
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 506kg |
肉付きのいい、パワフルな馬体。折りの深い「曲飛」は父ハーツクライ譲りで、バネ感十分。トモはこれから中身が詰まってきそうだが、現時点でも十分な張りを示している。その一方で、まだまだキ甲は伸び切っておらず、シルエットはやや腰高でアンバランス。これから背が伸びるにつれて骨格のバランスが良くなり、本来の能力を発揮できるようになるはず。むしろ現状の完成度で2連勝を飾っている辺り、素質はかなり高そうだ。胸も深く、心肺機能が高そうな点も好印象。日当たりの関係もあるが毛艶は光沢があって、見た目に元気いっぱい。
ドーブネ
牡2
[栗]武幸厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | プレミアステップス 母父:Footstepsinthesand |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 468kg |
比較的ディープインパクト産駒の中では筋肉質で、特に後躯の膨らみが目立つ。腹周りの造りにも重厚感があり、飛節は「くの字」に折れた「曲飛」の構造。直飛だった父とはあまり似ておらず、ボリューム感のある馬体からも、母方の血が色濃く出ていると見ていいのではないだろうか。胴は詰まり気味で、背中は短い。距離はマイル辺りが上限のイメージで、切れを活かした競馬が合いそう。後肢の回転は速く、バネのように反発力を生み出せそうで、瞬発力は相当。持ち前の決め手を引き出せれば。筋肉の輪郭が浮き上がっているように、馬体の張りが良く、完成度も今回のメンバーでは上位の存在。
ベルウッドブラボー
牡2
[美]和田雄厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | マチャプチャレ 母父:ヨハネスブルグ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 456kg |
※出走回避
筋肉質な馬体は父シルバーステート譲り。特に後躯の発達が目立ち、現時点で立派な筋肉が付いている。背はまだ伸びそうで、成長の余地を残している。父も胴周りをゆったりと見せていたように、本馬も背中がやや長く、持続力勝負に向いている印象。骨格全体のバランスに対して少し脚は短めなので、距離はマイルまでが上限か。外回りコースで長く脚を使える利点を生かすことができれば。過去との比較こそできないものの、腹周りには余分な肉が一切感じられず、またトモの張りもなかなか良く見せており、十分力を出せる状態に仕上がっている。
セリフォス
牡2
[栗]中内田厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | シーフロント 母父:Le Havre |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 486kg |
バランスのいい骨格に父ダイワメジャー譲りの豊かな筋肉が付いている。特に後躯は半腱半膜様筋にクッキリとスジが浮き上がっていて、素晴らしい張り具合。皮膚も薄く見せ、2歳馬としては完成度が高い。伸縮性・瞬発力を秘めたまとまりのある胴周りで、追ってから速い脚を使える点は父の活躍馬に見られる特徴。特に18年の当レース勝ち馬アドマイヤマーズとはイメージが被る点が多々あり、レース適性の高さを感じさせる。気持ちが入りやすいタイプでシャープに映るものの、決して細すぎることはなく、余分な肉が削ぎ落されてキッチリと仕上げられている印象。
オタルエバー
牡2
[栗]中竹厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | ルージュクール 母父:Redoute’s Choice |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 462kg |
飛節の折りが深い、典型的な「曲飛」の造りで、後肢の回転力に優れた形。スタートから素早いダッシュを決めて、スッと先行できる瞬発力を秘めている。また背中は短め、腹側のラインは後躯に向かって引き締まっている。先行して鋭い脚を使うことができる点が本馬の武器といえるだろう。阪神外回りの瞬発力勝負も、しっかりタメが利けば十分に対応できるはず。新潟2歳S時よりも全体にスッキリとしたフォルムで、レース経験を積んで馬体が引き締まってきた。キ甲周りを見るに、まだ背は伸びそう。肋骨は薄っすらと浮き上がり、シャープに仕上がっている。
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440キロほどの馬体重ながら、骨格に対して筋肉量豊かで、ガッシリとしたフォルム。トモは横幅が広く、父ロードカナロアの特徴がハッキリと表れている。胴周りもやや詰まり気味で、肩のラインも立っている。全体的に短距離志向が強く、マイル戦への距離延長がカギになるだろう。蹄は薄く地面との接地面積が大きい。スピードの出る良馬場でこそ持ち味が活きてくるはず。冬場にもかかわらず、毛艶には光沢があって、見た目に体調の良さが伝わってくる。まだ成長余地を残しつつも、馬体はムダ肉無く引き締まっていて、現状の完成度も決して低くない。