【東京新聞杯】先週はイチオシ馬がダブルで好走!きさらぎ賞も馬体診断
2022/1/30(日)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
東京新聞杯
きさらぎ賞
- 2/5(土)夕方発行
東京スポーツ(東京新聞杯の予想を掲載) - 2/5(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7R~9R) - 2/6(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
カテドラル
牡6
[栗]池添学厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | アビラ 母父:Rock of Gibraltar |
通算成績 | 20戦4勝[4-4-1-11] |
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前走時馬体重 | 492kg |
前後にまとまりがあって、飛節も緩やかにカーブを描いており、瞬発力を秘めた馬体構造。馬群を割るような、一瞬の加速力に優れている。筋肉の付き方自体はなだらかである一方、腹周りの造りはしっかりしていて、年齢を重ねると共に母方の血が色濃く表れるようになってきた。昨年の京成杯AHではパワーとスピードでハイペース、高速決着にも対応。時計の掛かる馬場でも安定して末脚を繰り出しており、崩れにくいタイプだ。今回は休み明けでまだ絞れる余地はありそうだが、+10キロでふっくらと見せたマイルCS時よりも、体つきは引き締まっている。
トーラスジェミニ
牡6
[美]小桧山厩舎
父 | キングズベスト |
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母 | エリモエトワール 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 32戦8勝[8-0-1-23] |
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前走時馬体重 | 478kg |
キングマンボ系らしく、後躯の発達が目立つ。力強いキックで大きな推進力を生み出すことが可能なスピードタイプで、胸の深さもあり、心肺機能も高い。2000m重賞の勝ち馬ではあるが、筋肉質でマイル戦への適性は高いと見ている。腹袋が大きく、上がりを要するような展開・舞台を得意としているため、消耗戦になれば浮上の目も。馬体の張りや毛艶に関しては、前走や昨秋のほうが良く見えるものの、肋骨が薄っすらと感じとれるように太め感無く仕上がっている。
ファインルージュ
牝4
[美]木村厩舎
父 | キズナ |
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母 | パシオンルージュ 母父:ボストンハーバー |
通算成績 | 7戦3勝[3-2-1-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
500キロ近い大型馬で、筋肉量も豊富。馬格は大きいが、飛節は「くの字」に折れた「曲飛」で、ピッチは速い。昨秋は持続力勝負になりやすい紫苑S、秋華賞で連続好走しているものの、本来は切れ、瞬発力を活かした競馬が得意なタイプ。東京マイルはスピードとスタミナ、両面が問われる舞台。胴に伸びがあって広いコースも合うイメージがあり、高速決着もOK。距離もマイルのほうが力を出せそうで、注目の1頭。いつも仕上がり良く見せる馬で、今回も真冬ながら一切冬毛が伸びておらず、銭型模様が浮き上がるくらい毛艶がいい。休み明けでも太め感無く引き締まっている。
プリンスリターン
牡5
[栗]加用厩舎
父 | ストロングリターン |
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母 | プリンセスプライド 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 16戦5勝[5-1-3-7] |
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前走時馬体重 | 458kg |
※出走回避
馬体重は450~460キロ台と牡馬の中ではコンパクトにまとまっているが、付くべきところに筋肉が付いていて、存在感は十分。腹袋は丸みがあって大きく、父ストロングリターンに通ずるロベルト系の特徴が表れている。本質的には上がりを要する馬場、展開が得意。ただし、重賞・G1を経験して馬体はだいぶ垢抜けてきた印象があり、徐々に完成度が高まってきた。以前のような重たさがなくなり、肋骨が薄っすらと浮き上がっているように、ボディコンディション自体はかなりシャープに仕上がっている。これなら瞬発力勝負でも切れ負けしない。状態はかなり良さそう。
ホウオウアマゾン
牡4
[栗]矢作厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ヒカルアマランサス 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 10戦3勝[3-3-1-3] |
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前走時馬体重 | 512kg |
今回の出走メンバーの中でもひと際目立つ、筋肉質なタイプ。肘付きの良さなどを見ても分かるように全体にシャープでムダ肉が少ない。父キングカメハメハ譲りで後躯が発達し、高いスピード能力を秘める。筋肉の質感は硬めで、切れるタイプではないが、好位から水準以上の速い脚を繰り出すことができる。やや短距離志向が強めなので、長い東京の直線でどこまで踏ん張れるかがカギ。マイルCS出走時と比較して大きく変わった雰囲気こそ無いが、毛艶は良好で状態の良さが伝わってくる。キ甲にも明確な伸びがあり、骨格もほぼ完成された印象だ。
カラテ
牡6
[美]高橋祥厩舎
父 | トゥザグローリー |
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母 | レディーノパンチ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 27戦6勝[6-1-0-20] |
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前走時馬体重 | 532kg |
雄大な骨格に立派な筋肉が付いており、見た目にパワフルな馬体の持ち主。近走は一貫してマイル戦を使われているものの、四肢はスラっと長く見せていて、中距離志向の強いタイプ。中山コースでの勝利もあるが、跳びが大きいので本質的には広いコースのほうが合っている。余分な肉が削げて、肉付きにもメリハリが出てきており、完全に本格化。パワー一辺倒ではなく、スピード勝負・高速決着にも対応できそう。昨年の勝ち馬でもあり、レース適性は高い。また今回は毛艶が非常に良く、馬体の張りも近走の立ち写真では一番良く見える。充実一途といった雰囲気。
カレンシュトラウス
牡5
[栗]平田厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | アグネスワルツ 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 10戦4勝[4-3-2-1] |
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前走時馬体重 | 524kg |
※最新の写真は21年京成杯AH時
横幅の広い、容量豊富なトモは父ルーラーシップ譲り。飛節の角度も父譲りで、後躯に関しては父の影響を強く受けている。筋肉量は豊富ながら、窮屈には見せない。パワフルな馬体で、高速決着も問題なし。四肢にも伸びがあり、マイル~2000mで安定して力を発揮できそう。近年の東京新聞杯は中距離志向の強いタイプが頻繁に好走しており、1800mでも勝利を挙げている本馬には向いているレースといえそう。休み明けでプール調教を併用しており、意識的に絞るトレーニングを施されている。当日の仕上がりにも注意。
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ハーツクライ産駒の中では胴にまとまりがあり、背中が短めに映るシルエット。筋肉は柔軟で伸縮性に優れており、飛節の角度もカーブした「曲飛」でバネ感、瞬発力を感じさせる。まだ4歳でキ甲が伸び切っていないこともあるが、トモ脚が長くやや腰高に映るタイプ。ストライドが綺麗に伸び、広い東京コースでの末脚勝負が得意な点も納得。パワーよりも切れを活かした競馬が合っている。まだ成長余地を残すものの、毛艶は光沢があって、代謝の良さが伝わってくる。今回は3ヶ月ぶりのレースとなるが、太め感もなくスッキリと仕上がっており、現状の力は十分に発揮できそう。