【弥生賞】素質馬が揃い踏み!今週のイチオシ馬は⁉チューリップ賞も診断
2022/3/4(金)
[PR]水上学も在籍!弥生賞の予想買い目を無料公開…【競馬JAPAN】
※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
弥生賞
チューリップ賞
- 3/5(土)夕方発行
東京スポーツ(弥生賞の予想を掲載) - 3/6(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
ドウデュース
牡3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
---|---|
母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 496kg |
肉付きのいい、パワフルな馬体。折りの深い「曲飛」は父ハーツクライ譲りで、バネ感十分。後躯の発達も目立ち、立ち姿はかなり力強い。2歳暮れの写真と比較して、キ甲に伸びが感じられ、バランスが良くなった。まだ伸びしろもありそう。完成途上のフォルムでもG1を勝ったように、能力はかなり高い。胸も深く、心肺機能にも優れている。窮屈な体型ではないので、2000mへの距離延長も問題ないだろう。今回は休み明けなりの緩さは見受けられるものの、太め感はさほど感じない。ココを使えば更に良くなりそうだが、初戦から動ける態勢にはありそう。
マテンロウレオ
牡3
[栗]昆厩舎
父 | ハーツクライ |
---|---|
母 | サラトガヴィーナス 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 476kg |
胴周りをゆったりと見せる体型で、父ハーツクライの特徴が表れている。注目すべきポイントは腹周り。腹袋が膨らむように発達しており、こちらは母父ブライアンズタイムの特徴が発現している。上がりが掛かるタフな展開に向いている印象。胴周りと飛節が真っ直ぐな「直飛」で持続力にも長けているため、長く脚を使う必要のある展開でこそ真価を発揮する。繋ぎは短く立ち気味で、道悪もOK。馬場が悪化した場合に狙ってみたい1頭。前走時に比べて馬体の張りがアップして、皮膚の薄さが感じられるようになった。短期間での良化が著しく、状態は上向いている。
ラーグルフ
牡3
[美]宗像厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | アバンドーネ 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 496kg |
モーリス産駒らしい豊富な筋肉量と、まとまりのある胴周り。背中は短めで、腹周りも後躯に向かって引き締まっており、優れた瞬発力を繰り出せそう。ファルブラヴの血が入っている分、重厚感のある造りになっており、かなりのパワーを秘めている。どちらかといえば時計の掛かる馬場が合うイメージも、腹周りはシャープな造りで、重苦しさは無い。本質的にパワー勝負になりやすい、中山コースはベストの舞台といえそう。胸の縦幅があって心肺機能も高く、肩の角度もやや傾斜。跳びも大きく、長く脚を使う展開もOK。休み明けでも馬体は引き締まっていて、キッチリ仕上がっている印象。
ロジハービン
牡3
[美]国枝厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | ファーストチェア 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 528kg |
雄大な骨格に豊富な筋肉が付いている。飛節は地面に対して真っ直ぐに伸びた「直飛」で、胴周りにも伸びがある。クビさしは細めで長く、四肢もスラっと見せていて、ストライドが広い大跳びタイプ。同コースで行われた前走の京成杯では、外々を回って長く脚を繰り出したように、かなりの持続力を秘めている。小回りでもやれているが、広いコースでの走りを見てみたい1頭。パワー型なので、急坂のある中山コース自体は悪くない印象。デビュー当初は緩さが目立っていたが、今回の立ち写真は肋骨が浮いて見えるほどスッキリ。実戦を積むごとに、馬体が締まってきている。
インダストリア
牡3
[美]宮田厩舎
父 | リオンディーズ |
---|---|
母 | インダクティ 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 494kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっており、父リオンディーズ似のフォルム。馬体のサイズ感も近く、まとまりのある骨格と柔軟な質感の筋肉から、優れた瞬発力を発揮することができる。飛節は直飛系で、鋭い脚を長く繰り出せそう。キングマンボ系らしい筋肉質な馬体でありながら素軽さも秘めており、潜在能力はかなり高い。もともとトモ高に映るタイプも、まだ背が伸びそうで伸びしろも十分。過去との比較はできないものの、後肢の下腿部には血管が浮き上がっていて、毛艶も光沢がある。仕上がりに不安は一切感じられない。
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。
「くの字」に折れた曲飛が特徴的。水準以上の馬格がありながら、後肢の回転は速く、機動力に優れている。京都2歳Sでは3コーナーからマクるように進出して勝利。小回りの中山コースも問題なくこなせそうだ。背中はやや短めに映るものの、バランスが整っていて胴周りは決して窮屈には映らない。体は柔らかく、切れ味も秘める。どんな舞台でも一定の力を発揮できそうなタイプだ。休み明けの分、まだ絞れる余地はありそうだが、血管が浮いて見えるように、筋肉の張りは感じられる。十分力を出せる状態に整った。