【金鯱賞】昨年は超人気薄が勝利!今年もひと波乱アリ⁉フィリーズRも診断
2022/3/11(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
金鯱賞
フィリーズR
- 3/12(土)夕方発行
東京スポーツ(金鯱賞の予想を掲載) - 3/13(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
サンレイポケット
牡7
[栗]高橋忠厩舎
父 | ジャングルポケット |
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母 | アドマイヤパンチ 母父:ワイルドラッシュ |
通算成績 | 24戦5勝[5-4-4-11] |
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前走時馬体重 | 486kg |
四肢をスラっと長く見せていて、全体にムダ肉も少なめ。ジャングルポケット産駒でトニービンの血が入っているため、背中はゆったりとした造り。飛節は理想的な角度で、バネ感も秘める。骨格のバランスが整っているので、どんな舞台でも崩れにくいイメージがある一方、胴長体型で本質的には広いコースが合っている印象。中京は直線が412mと長く、この馬の末脚を引き出せる舞台といえそうだ。叩き良化型で、少し緩さが感じられた前走と比較すると体つきがシャープになってきた。筋肉の張りも増しており、状態は上向いている。
ステラリア
牝4
[栗]斉藤崇厩舎
父 | キズナ |
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母 | ポリネイター 母父:Motivator |
通算成績 | 9戦2勝[2-2-2-3] |
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前走時馬体重 | 490kg |
骨格のバランスが良く、肩のラインは傾斜していて、前肢の可動域が広い。胴周りにも伸びがあって、中長距離が合っている。飛節の折りが深い「曲飛」で、後肢にバネ感がある。鋭い瞬発力を繰り出せる一方、水準以上のサイズがありながら、コーナーでの加速も得意。胴が長いことから持続力に優れている。極端な切れ味勝負よりも、ある程度上がりが掛かる流れのほうが合っていそう。今回は休み明けながら太め感なく仕上がっていて、1週前の時点で動ける態勢に整っている印象。薄っすらと銭型模様が浮き上がっているように、代謝の良さが伝わってくる。
ソフトフルート
牝5
[栗]斉藤崇厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ストロベリーフェア 母父:Kingmambo |
通算成績 | 18戦4勝[4-1-3-10] |
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前走時馬体重 | 486kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。飛節はカーブしている「曲飛」タイプで、いずれも瞬発力に長けたパーツの構造。直線が長い中京コースはこの馬にとって向いている舞台と言える。スローで一団の競馬になれば、より末脚が活きてきそう。繋ぎが非常に長く、クッションの利きそうな造り。脚の回転が速いため多少の雨馬場はこなせるが、本質的には綺麗な馬場でこそのタイプ。休み明けの分、絞れそうな余地は多少残っている印象。寒い時期は毛艶が見栄えしないが、エリザベス女王杯の時も同様の状態で4着と好走しているので問題ない。
ポタジェ
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ジンジャーパンチ 母父:Awesome Again |
通算成績 | 13戦5勝[5-4-2-2] |
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前走時馬体重 | 474kg |
しなやかな体つきで見た目にも末脚が切れそうな馬体だった半姉ルージュバックとはイメージが異なり、本馬は筋肉量が豊富でガッシリとしている。特に後躯は半腱半膜様筋が浮き出ているように、スピード感十分。まとまりが感じられるので、上がり33秒台の脚をマークしたこともあるが、どちらかといえば押し切るような競馬のほうが向いている印象。体型的に見て、2200mからの1ハロン短縮は好材料といえる。一度1600mでの走りも見てみたい馬。昨年の天皇賞(秋)に出走した時と比べると、筋肉の張りには良化の余地を感じるものの、毛艶には光沢がある。一追いで引き締まってくれば。
レイパパレ
牝5
[栗]高野厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シェルズレイ 母父:クロフネ |
通算成績 | 10戦6勝[6-0-1-3] |
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前走時馬体重 | 442kg |
肩関節の可動域が広くないこともあり、かなりピッチの速い走りをするのが特徴。その分、スタートダッシュが速く、安定した先行力に繋がっている。馬格がさほど大きい馬ではないので、高速決着よりも少し時計が掛かる馬場のほうが相対的に向いている。脚の回転が速いので、上滑りするような雨馬場が合う。長躯短背でまとまりのある体型なので、決してワンペースな逃げ馬ではないはず。今回は強力な同型がいるため、レース運びはカギ。冬毛はやや伸びているが、毛艶自体は悪くなく、後肢の下腿部にも血管が浮き上がっている。休み明けなりではあるものの、順調に仕上がっている。
ジャックドール
牡4
[栗]藤岡健厩舎
父 | モーリス |
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母 | ラヴァリーノ 母父:Unbridled’s Song |
通算成績 | 8戦5勝[5-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 508kg |
かなり筋肉質なフォルムで、見た目にもガッシリとして映る体型。特に後躯の発達が目立ち、トモは横幅が広く、立派な筋肉が付いている。スタートから軽快なスピードを繰り出せそう。500キロ超と雄大な馬格で、ストライドも広い。大型馬が強い金鯱賞は向いているレースといえる。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、長くいい脚を繰り出せるタイプ。その一方で、長躯短背で胴周りはまとまり十分。瞬発力も秘めている点がこの馬の長所だ。過去との比較こそできないが、馬体の張りは抜群で、筋肉の輪郭が浮き上がっている。いい状態でレースを迎えることができそう。
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500キロを超す大型馬ながら、筋肉の付き方はしなやかで、牝馬らしい素軽さを感じさせるフォルム。胸が深く、心臓や肺部分が大きく発達していて、心肺機能は高い。金鯱賞は5年連続で500キロ以上の大型馬が勝っており、直線が長いコースも四肢が長い本馬にとって有利に働きそう。長躯短背でまとまりも感じさせ、切れる脚が使える点も好材料。寒い時期の牝馬はどうしても冬毛が伸びやすく、今回の立ち写真は毛艶ひと息の印象。腹周りのラインに関しては、有馬記念と遜色ない状態で、休み明けでも太め感はない。今季初戦とすれば、まずまずの仕上がり。