【高松宮記念】G1シリーズ開幕!電撃のスプリント戦に適した馬体は!?穴の特注馬も必見!
2022/3/25(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 3/26(土)夕方発行
東京スポーツ(高松宮記念の予想を掲載) - 3/27(日)15:00頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11R~12R)
エイティーンガール
牝6
[栗]飯田祐厩舎
父 | ヨハネスブルグ |
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母 | センターグランタス 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 25戦6勝[6-4-1-14] |
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前走時馬体重 | 456kg |
グレナディアガーズ
牡4
[栗]中内田厩舎
父 | Frankel |
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母 | ウェイヴェルアベニュー 母父:Harlington |
通算成績 | 9戦3勝[3-2-2-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
ムダ肉の付きづらいタイプでありながら、筋肉量がかなり多い。特に後躯は骨格に対してややアンバランスに映るほど発達している。中身もパンと詰まっている様子で、張りが素晴らしい。胴詰まりのフォルムで短距離志向は強め。同時に、筋肉の質は硬いタイプなので、距離短縮はむしろプラスに働きそう。速い時計の出る、綺麗な馬場がベストと見ているが、蹄底にはしっかりと厚みがあるので、極端な道悪でなければ問題なし。今回は阪神カップ以来のレースとなるが、休み明けでもシャープに仕上がり、馬体の張りも昨秋の写真より良く見える。近走でも一番のデキといっていい。
サリオス
牡5
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | サロミナ 母父:Lomitas |
通算成績 | 11戦4勝[4-2-1-4] |
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前走時馬体重 | 546kg |
骨量豊かで肉付きも良く、迫力のある立ち姿。大型馬特有の緩さは感じるものの、若い時と比較して着実に成長していることが窺える。背中周りには十分に伸びがあり、持続力に優れている印象。骨格の造りを見ても、中距離志向の強いマイラーといった印象。初の1200mへの距離短縮がカギと見ている。タフな馬場自体は苦にしないはずで、この距離であれば、時計が掛かる馬場のほうが良さそう。今回は休み明けでの出走。もともと太く映りやすいタイプだが、少し腹周りに余裕がある雰囲気で、まだ絞れそう。右前蹄の内側に補修痕が残っている点も注意。
サンライズオネスト
牡5
[栗]河内厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | サイモンドルチェ 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 17戦5勝[5-1-2-9] |
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前走時馬体重 | 480kg |
背中が短めで、前後に詰まったシルエット。前駆の発達が目立ち、肩周りに立派な筋肉が付いている。母父ジャングルポケットの影響で、腹袋がやや大きめ。本質的には時計・上がりが掛かる競馬でこそパフォーマンスを上げてくるタイプ。中京芝1200mは極端な高速決着にはなりづらいので、前走よりも条件は合っているはずだ。コンスタントに使ってきている分、体つきは阪急杯時よりもスッキリとして、今回は肋骨が薄っすらと浮き上がっている。ただ、近走は馬体重が増えていたこともあって、決して細身には映らず、ボディコンディションはベストに近い状態といっていいだろう。
シャインガーネット
牝5
[美]栗田徹厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ベルベットローブ 母父:Gone West |
通算成績 | 12戦3勝[3-1-1-7] |
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前走時馬体重 | 480kg |
元来が胴長で低重心のスピードタイプ。持続力に優れた長く脚を使えるスプリンターで、直線の長いコースや前半から速いラップが刻まれるような展開が得意なタイプ。3歳時と比較して筋肉量が増え、前後にまとまりが出ており、よりガッシリとしたフォルムになってきた。牝馬らしいしなやかさも健在で、極端な高速決着よりは、水準~やや時計の掛かる馬場が合う。特に蹄底には厚みがあって、繋ぎも立ち気味。馬場が渋っても問題なさそう。久々の立ち姿で前走比較はできないが、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、馬体の張りは上々。
ジャンダルム
牡7
[栗]池江寿厩舎
父 | Kitten’s Joy |
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母 | Believe 母父:Sunday Silence |
通算成績 | 26戦6勝[6-1-3-16] |
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前走時馬体重 | 510kg |
2~3歳時は中距離でも活躍していたように、胴周りに十分な伸びがあって、窮屈に見せない。成長と共に馬体がボリュームアップして、若い頃と比較するとかなりパワフルな馬体へと変化。スプリントで活躍した母ビリーヴの血が色濃くなってきたと見ていいだろう。蹄は薄く、時計の出る綺麗な馬場が合うタイプ。当日の馬場状態は要注意。2走前のシルクロードS出走時はやや太め感があったものの、休み明けを二度使った効果で馬体の張りは明らかに良化している。毛艶も良好で、現状ベストの状態で出走することができそう。
ダイアトニック
牡7
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | トゥハーモニー 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 21戦8勝[8-3-3-7] |
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前走時馬体重 | 478kg |
腹側のラインに対して背中が短く、身体の伸縮性に優れた瞬発力タイプの造り。しっかりとタメが利けば、鋭い脚を繰り出せる。内枠から抜け出すような競馬が理想のスタイルで、阪急杯は内ラチいっぱいを通って快勝。本馬の特性を引き出す好レースだった。若い頃と比較すると、全体に肉付きが良くなり、パワー型へとシフトしてきた。繋ぎは長く、蹄も薄い。綺麗な馬場でこそ、持ち味が活きてきそうだ。前走は勝利したものの、毛艶や馬体の張りには良化の余地があった。今回は肋骨が薄っすらと浮いてさらに研ぎ澄まされた印象があり、状態は前走よりも良く見える。
ナランフレグ
牡6
[美]宗像厩舎
父 | ゴールドアリュール |
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母 | ケリーズビューティ 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 28戦5勝[5-5-3-15] |
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前走時馬体重 | 498kg |
背中が短い、胴詰まりの体型。溜めて末脚を伸ばす瞬発力勝負に強い造りをしており、飛節も「くの字」に折れているように、角度がキツめの「曲飛」で後肢の回転力に優れている。毎回メンバー上位の上がりを繰り出しているように、末脚の安定感・瞬発力はG1レースでも上位の存在。肩周りの筋肉は盛り上がるように発達していて、ダートでの勝ち星があるように、追い込み馬でもパワータイプ。時計の掛かりやすい中京コースへの適性は高いので、差しが間に合う展開になれば。中2週での参戦で全体にシャープに映るものの、筋肉の張りは一切落ちておらず、いい状態をキープできている。
メイケイエール
牝4
[栗]武英厩舎
父 | ミッキーアイル |
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母 | シロインジャー 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 9戦5勝[5-0-0-4] |
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前走時馬体重 | 472kg |
背中がやや短めで、瞬発力に秀でた造り。父譲りの素軽いフォルムで体つきはしなやか、本来は追って切れそうなタイプだが、折り合いに課題があってタメを利かせるのが難しい。ただ、そんな中でも矯正馬具の効果や元来の心肺機能の高さでシルクロードSを勝利しており、潜在能力はかなり高い。骨格や筋肉量を見ると、本質は純粋なスプリンターではなく、マイルくらいの距離が合っている印象。中京コースは時計が掛かりやすく1400m寄りの適性が問われるので、1200mの中では悪くない舞台。前走よりも毛艶は良化しており、体調の良さが伝わってくる。
レシステンシア
牝5
[栗]松下厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | マラコスタムブラダ 母父:Lizard Island |
通算成績 | 13戦5勝[5-5-1-2] |
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前走時馬体重 | 506kg |
胴周りに伸びがある持続力タイプ。背中周りには程よいまとまりもあって、仕掛けてから鋭い脚も使える点が本馬の長所。展開に合わせた競馬ができるのは強み。父ダイワメジャー譲りの豊かなトモで、スピード・スタートの加速力に優れる。骨格的には1400m~1600mがベストのイメージも、成長と共に肩周りの筋肉が発達し、よりスプリント色が強まってきた。絶対能力の高さからも、大崩れするシーンは想像しづらい。休み明けから仕上がりやすいタイプで、余分な部分を感じさせないシャープな体つき。馬体の張りはスプリンターズSのほうが良く見えるものの、十分に力を発揮できる状態にある。
ロータスランド
牝5
[栗]辻野厩舎
父 | Point of Entry |
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母 | Little Miss Muffet 母父:Scat Daddy |
通算成績 | 13戦6勝[6-3-0-4] |
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前走時馬体重 | 484kg |
筋肉量が豊富で迫力のある好馬体。横幅の広い後躯の中身が詰まってきた印象で、スピードとパワーに秀でている。背中が短く、肉付きがいいため胴周りは詰まって見える。今回は初の1200m戦となるが、体型的には十分に対応できそう。特に中京コースは雨天時、時計が掛かってパワータイプに有利となる。本馬は蹄に厚みがあり、道悪適性も高い。時計が掛かる条件下なら、一気の戴冠があっても驚けない。いつも良く見せるタイプではあるものの、今回は馬体の張りが素晴らしく、筋肉の輪郭が明瞭に浮き上がっている。毛艶も光沢があり、充実一途といった印象。
トゥラヴェスーラ
牡7
[栗]高橋康厩舎
父 | ドリームジャーニー |
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母 | ジャジャマーチャン 母父:アドマイヤコジーン |
通算成績 | 22戦4勝[4-5-0-13] |
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前走時馬体重 | 492kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。飛節の折りが深い「曲飛」の構造で、瞬発力を活かした末脚勝負が得意。先行馬に付いて行くのではなく、自分のペースでタメを利かせたほうがいいタイプ。昨年の高松宮記念でも4着に追い込んでおり、展開ひとつで上位に食い込める適性を秘める。蹄が小さいので地面とのグリップ力は高そうで、道悪も対応可能。体つきもパワフルで、パワーを要する中京コースは合っている舞台といえるだろう。前走との直接比較はできないものの、腹周りはムダ肉なく仕上がっている。馬体の張りも良好で、十分に力を出せる状態にありそう。
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胴周りにはまとまりがあるタイプ。背中が短く、牝馬らしいしなやかな体つきで、伸縮性を秘める。飛節は折りの深い「曲飛」で、鋭く切れる末脚が本馬の武器。繋ぎが短く立ち気味で、かつピッチの利く走りができる。脚元の造りやこれまでの戦績が示す通り、時計の掛かる条件で末脚が活きる展開がベスト。当日、荒れた馬場状態になっているようであれば注目の1頭。前走の阪急杯は休み明けでもキッチリと仕上がっていたため、叩き2戦目でガラッと変わってきた雰囲気ではないものの、引き続き筋肉の張り感・毛艶は申し分なく、好調キープ。