【大阪杯】エフフォーリア始動!春の中距離チャンプにふさわしい馬体を見抜け!穴馬候補も公開
2022/4/1(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 4/2(土)夕方発行
東京スポーツ(大阪杯の予想を掲載) - 4/3(日)15:00頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11R~12R)
アフリカンゴールド
セ7
[栗]西園厩舎
父 | ステイゴールド |
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母 | ブリクセン 母父:Gone West |
通算成績 | 27戦5勝[5-3-1-18] |
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前走時馬体重 | 468kg |
全体に余分な肉が少ない、シャープな馬体の持ち主。スッキリとした体つきではあるものの、骨格に対してしっかりと後躯に筋肉が付いており、坂のあるコースも問題なし。繋ぎが短く立っており、体型からも時計の掛かる条件が合っている印象。大阪杯は良馬場の場合、高速決着になりやすいので、スピード勝負に対応できるかがカギも、馬場が渋れば侮れない1頭。セン馬なので春先は冬毛が目立ち、毛艶はあまり見栄えがしないものの、京都記念も同様の状態で鮮やかに逃げ切り。2走前の写真よりも良化が感じられ、引き続き力を出せる状態といえそう。
アリーヴォ
牡4
[栗]杉山厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | エスメラルディーナ 母父:Harlan’s Holiday |
通算成績 | 10戦5勝[5-1-2-2] |
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前走時馬体重 | 502kg |
父キングマンボ系らしい豊富な筋肉量を備えていながら、余分な肉が一切付いていない、引き締まった馬体の持ち主。胴周りには程よい伸びが感じられ、500キロ近い大きな骨格から優れた持続力も感じさせる。全5勝を小倉芝2000mで挙げており、マクリ気味に進出する競馬が得意。向こう正面から下り坂が続き、ロングスパート勝負になりやすい阪神内回りにも十分対応できそう。過去との比較はできないが、毛艶や馬体の張りは申し分なく、筋肉の輪郭も明瞭に浮き上がっている。1週前の時点でキッチリと仕上がっている印象。
ウインマリリン
牝5
[美]手塚厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | コスモチェーロ 母父:Fusaichi Pegasus |
通算成績 | 12戦5勝[5-1-0-6] |
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前走時馬体重 | 472kg |
牝馬らしい素軽さを感じさせる馬体。その一方で腹周りには程よい重厚感があり、スクリーンヒーロー産駒らしい、力強さも備えている。切れ味勝負よりも、持続力比べ、消耗戦のほうが合うタイプ。下り坂が続き、11秒台のラップが連発してロングスパートになりやすい阪神芝2000mは悪くない舞台といえそう。高速馬場よりも、多少時計の掛かる馬場がベスト。馬体の張りがひと息だったエリザベス女王杯の時と比べると、体つきは幾分スッキリと見せており、デキは徐々に上向き。ただ、抜群のデキに映ったオールカマーに比べるとまだ良化の余地を感じさせる。当日の気配に注意。
ジャックドール
牡4
[栗]藤岡健厩舎
父 | モーリス |
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母 | ラヴァリーノ 母父:Unbridled’s Song |
通算成績 | 9戦6勝[6-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 506kg |
筋肉質なフォルムで、見た目にもガッシリとして映る体型。後躯の発達が目立ち、トモは横幅が広く、立派な筋肉が付いている。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、長くいい脚を繰り出せるタイプ。500キロ超の馬格で持続力を秘めており、大阪杯が行われる阪神芝2000mへの適性も高い。スピードを活かした競馬が合う一方、長躯短背で胴周りにまとまりがあって、追ってからもしっかりと脚を使える点が本馬の長所。金鯱賞から中2週とレース間隔は詰まるものの、馬体の張りはキープできており、デキ落ちは感じられない。引き続き力を出せる、いい状態に仕上がった。
ステラリア
牝4
[栗]斉藤崇厩舎
父 | キズナ |
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母 | ポリネイター 母父:Motivator |
通算成績 | 10戦2勝[2-2-2-4] |
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前走時馬体重 | 498kg |
肩のラインは傾斜していて、前肢の可動域が広い。胴周りにも伸びがあって、中長距離が合っているタイプだ。飛節の折りが深い「曲飛」で、後肢にバネ感を秘める。鋭い脚を繰り出せる一方で、胴が長いことから持続力にも優れている。極端な切れ味勝負よりも、ある程度上がりが掛かる流れのほうが得意。阪神内回りでの好走実績もあり、適した舞台といえそう。前走もスッキリ仕上がっていたので、ガラッと替わった雰囲気こそ無いが、引き続き毛艶は良好で体調の良さが窺える。肩周りや下腿部には前走以上に血管が浮き、順当に一度使った効果はありそう。
ヒシイグアス
牡6
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ラリズ 母父:Bernstein |
通算成績 | 13戦6勝[6-4-0-3] |
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前走時馬体重 | 492kg |
胴長の産駒が多いハーツクライ産駒の中でも、比較的胴周りにまとまりがあるタイプ。背中は短めで腹側のラインが長く、後躯に向かって引き締まっている。飛節も折りの深い「曲飛」でバネ感があり、かなりの瞬発力を秘めている馬体構造だ。自然とロングスパート能力が問われる阪神芝2000mで、どこまで末脚を引き出せるか。溜めて切れが活きるタイプと見ているので、内枠が欲しいところ。今回は香港カップ以来の休み明け。体つきには若干の余裕を感じさせるものの、毛艶自体は悪くない。当週のひと追いで絞れそう。
ポタジェ
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ジンジャーパンチ 母父:Awesome Again |
通算成績 | 14戦5勝[5-4-2-3] |
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前走時馬体重 | 466kg |
しなやかな体つきで見た目にも末脚が切れそうな馬体だった半姉ルージュバックとはイメージが異なり、本馬は筋肉量が豊富でガッシリとしている。特に後躯は半腱半膜様筋が浮き出ているように、スピード感十分。まとまりが感じられるので、上がり33秒台の脚をマークしたこともあるが、どちらかといえば押し切るような競馬のほうが向いている印象。良馬場の高速決着向きで、持続力勝負も得意。コース適性は申し分ない。使いつつ馬体はパンプアップしており、下腿部の血管の浮き具合、馬体の張りは近走でも一番といっていいほど。デキの良さが窺える。
レイパパレ
牝5
[栗]高野厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シェルズレイ 母父:クロフネ |
通算成績 | 11戦6勝[6-1-1-3] |
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前走時馬体重 | 430kg |
肩関節の可動域が広くないこともあり、かなりピッチの速い走りをするのが特徴。その分、スタートダッシュが速く、安定した先行力に繋がっている。馬格がさほど大きい馬ではないので、高速決着よりも少し時計が掛かる馬場のほうが相対的に向いている。脚の回転が速いので、上滑りするような雨馬場が合う。前走は良馬場の時計勝負にも対応したように、やはり潜在能力は現役でも上位の存在。レース間隔は詰まるが、小柄な馬でもふっくらとした体つきで、馬体減りが無さそうな点は好印象。筋肉の張りもいくらか増してきた雰囲気で、好調を示している。
レッドジェネシス
牡4
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | リュズキナ 母父:Storm Cat |
通算成績 | 11戦3勝[3-1-2-5] |
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前走時馬体重 | 502kg |
バランスの整った骨格に、立派な筋肉が付いている好馬体。胸前から肩周りにかけて盛り上がるように発達しており、トモは横幅が広く、肉付きもいい。筋肉質な点は母父ストームキャットが影響しているのだろう。やや胴が詰まった体型からも、中距離がベスト。曲飛で馬格の割にピッチの利く走りが特徴的で、優れた瞬発力を秘める。持続力が求められるこの舞台では、立ち回りと展開がカギ。蹄にはある程度厚みがあり、走法的にも道悪は苦にしない。いつも良く見せる馬ではあるが、毛艶や馬体の張りは依然として素晴らしく、京都記念時よりも身体を大きく見せている。
エフフォーリア
牡4
[美]鹿戸雄厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | ケイティーズハート 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 7戦6勝[6-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 516kg |
父エピファネイア、母父ハーツクライは共に胴をゆったりと見せる体型。本馬もその特徴を受け継ぎ、胴長で持続力に優れた形に出ている。飛節は緩やかにカーブし、500キロ超の大型馬でもギアチェンジ能力に長けている。内回りコースでも一気にトップギアに入れることができるので、死角らしい死角は見当たらない。レース適性は高いと見ている。有馬記念は左前が接着装蹄となっていたが、今回は通常の蹄鉄で打てている様子。蹄の状態も良化しているのではないだろうか。今回は休み明けでの出走となるが、太め感はなく、馬体の張りも上々。十分に力を発揮できそうだ。
キングオブコージ
牡6
[栗]安田翔厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ファイノメナ 母父:Galileo |
通算成績 | 17戦6勝[6-2-1-8] |
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前走時馬体重 | 496kg |
父はスプリント王のロードカナロアでも、本馬は馬体重の割に全体にスッキリとした体型。芝の中長距離で結果を残している点も納得できる。シャープではあるが、腹袋は母父のガリレオが発現してしっかりと発達している。スピード勝負よりも、時計の掛かる馬場や上がりの掛かる、タフな展開のほうが合っている印象。蹄には厚みもあり、道悪もこなせる。前走との直接比較こそできないものの、今回は毛艶に光沢があって、体調はかなり良さそう。体つきは引き締まっており、血管も浮いて見えるほど張りが感じられ、見た目に好仕上がり。
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500キロ超の大型馬ながら、筋肉の付き方はしなやかで、牝馬らしい素軽さを感じさせる。胸の深さが目立つように、心臓や肺部分が大きく発達。優れた心肺機能の持ち主といえるだろう。長躯短背でまとまりがあり、鋭い脚を繰り出せる。同時に、立派な馬格を活かした持続力も秘めているため、長く脚を使う必要のある、阪神芝2000mへの適性は高そうだ。大阪杯は大型馬の活躍が目立つ点も好材料。背中には若干冬毛が残っているものの、休み明け初戦だった前走と比較すると、肌ツヤはグンと良化。体つきも一叩きされた効果があり、上積みは十分。