【皐月賞】今年は大混戦!主役にふさわしい「イチオシ馬」昨年も好走の「特注馬」は要注目!
2022/4/15(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 4/16(土)夕方発行
東京スポーツ(皐月賞の予想を掲載) - 4/17(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
アスクビクターモア
牡3
[美]田村厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | カルティカ 母父:Rainbow Quest |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-2-0] |
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前走時馬体重 | 474kg |
イクイノックス
牡3
[美]木村厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | シャトーブランシュ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 482kg |
バランスの整ったシルエットで、高い素質を感じる。クビさし、キ甲から背中のラインが美しく、胴周りは「長躯短背」でまとまりがある。優れた伸縮性を秘めており、また飛節も緩やかにカーブした「曲飛」の構造。東スポ杯2歳Sでは上がり3ハロン32秒9で駆けたように、瞬発力は世代でもトップクラス。父母、双方の特徴を受け継いでいるが、しなやかな体つきは母シャトーブランシュを彷彿とさせる。母は5歳夏に重賞初制覇を挙げたように、晩成傾向が強かった。本馬も現時点でまだ幼い体つき、トモはやや薄く映る。太め感無く仕上がっている一方、まだ成長の余地も大きい。
オニャンコポン
牡3
[美]小島茂厩舎
父 | エイシンフラッシュ |
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母 | シャリオドール 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 466kg |
全体に余分な肉が少なく、素軽さがある。背中は短めでありながら、胴周りに窮屈な印象はない。いわゆる「長躯短背」の理想的なバランスといえる。歩様もしなやかで柔軟性を秘め、鋭い末脚は魅力的だ。軽い造りの馬だが、意外と腹袋は大きく、重厚感もある。皐月賞は道中のペースが淀みなく流れ、上がりが掛かりやすい。底力を要する展開でも力を出せる馬体構造のため、レース適性は高いと見ている。今回は3ヶ月ぶりの実戦となるが、太め感はなく、いい意味でボリュームアップしている印象。このレースを目標に、力を出せる状態に仕上がっている。
キラーアビリティ
牡3
[栗]斉藤崇厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | キラーグレイシス 母父:Congaree |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 468kg |
胸の縦幅が深く、心臓や肺にあたる部分が発達していることが想像できる。初勝利時にレコード勝ちを収めているように、既に高い心肺機能は証明済み。母系にパワフルな馬体の持ち主が多い影響か、腹袋周辺には厚みがある。スピード勝負、底力が必要な上がりが掛かる展開、いずれもソツなく対応できるタイプで、総合力の高さが武器。皐月賞と似た流れになりやすいホープフルSで強い勝ち方を見せており、レース適性は高い。4ヶ月ぶりの出走で、前回よりも体つきは逞しくなった。筋肉の張りにはまだ良化の余地を残しつつも、薄っすら肋骨が浮き上がり、太め感なく仕上がった。
ジオグリフ
牡3
[美]木村厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | アロマティコ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 498kg |
母アロマティコと同じ栗毛で、骨格のシルエットや筋肉の付き方は母似。ただし、発達した胸前から肩周りには父ドレフォンの特徴も感じさせ、父母からいいところをしっかりと受け継いでいる。胴はゆったりとした造りで、2000mへの距離延長は問題なし。飛節は地面に対して垂直に伸びた「直飛」の構造。胴の造りと相まって、長く良い脚を繰り出してこそ、持ち味が活きてくる。広いコースが合っているタイプと見ているので、今回はコーナー角度の急な小回りの中山への対応がカギ。前走時に確認できた接着装蹄の痕は消え、蹄の状態は良化。共同通信杯時よりも体つきは引き締まり、完成度も高まってきた。
ジャスティンパレス
牡3
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 450kg |
父がディープインパクトに替わったことで、半兄アイアンバローズよりも胴にまとまりがあるフォルム。過去の上がりタイムは目立たないが、瞬発力はありそう。母方にはロベルトの血も入っており、成長して父譲りの素軽さの中に、重厚感が出てきた。ホープフルS時よりも体つきは明らかに良くなっていて、筋肉量が増している。当日の馬体重が増えていたとしても、成長分と考えていいだろう。もともと腰高に映るタイプではあるものの、まだキ甲は伸びそうな雰囲気があり、今後の成長が楽しみ。現状の完成度でもG1で2着に入っており、潜在能力は高い。仕上がりは上々で、十分に力は発揮できそう。
ジャスティンロック
牡3
[栗]吉岡厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | フラワーロック 母父:アッミラーレ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 498kg |
「くの字」に折れた曲飛が特徴的。水準以上の馬格がありながら、後肢の回転は速く、機動力に優れている。京都2歳Sでは3コーナーからマクるように進出して勝利。小回りコースへの適性は高いと見ている。父リオンディーズ譲りの筋肉質な馬体で、母父アッミラーレはダートで活躍したように、パワフルなタイプだった。血統の特徴が体つきにも表れており、スピードよりもパワー、上がりの掛かる展開・舞台のほうが合っている印象。休み明けだった弥生賞を一叩きして、毛艶は格段に良化。前走よりも血管が浮いて見え、筋肉の張りもアップ。状態はグンと上向いている。
ダノンベルーガ
牡3
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 502kg |
骨格全体のバランスに対して、背中が長めで、胴周りもゆったり。持続力に優れたハーツクライ産駒らしい体型といえる。後肢にバネ感があって、柔軟性に富んだ筋肉が特徴的。潜在能力は世代でも上位の存在。追ってからの末脚は広いコースでこそ、といった印象で、小回りコースへの対応がカギといえそうだ。キ甲の伸び具合やトモの緩さなどを見ても、まだ成長の余地は大きそう。ただ前走時よりも体つきにはメリハリが出て、短期間で良化が感じられる。暖かくなってきたことで毛艶も冴えて、筋肉の輪郭も明瞭に感じられるようになってきた。コンディションは前回よりも良く見える。
ダンテスヴュー
牡3
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | クロウキャニオン 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 4戦1勝[1-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 452kg |
クロウキャニオンの産駒にはややコンパクトに出るタイプと、大型タイプの2パターンに分けられる。本馬は前者で、サイズ感ではクリアザトラック、ストーンリッジに近い。ただし、この2頭がディープインパクト産駒なのに対して、この馬はキングカメハメハ産駒。より筋肉質な馬体に出ており、パワーも秘める。胴周りにまとまりがあるのは一族共通のシルエットで、飛節は「くの字」に見える、折りの深い「曲飛」の構造。後肢の回転は速く、力強い末脚が武器。今回は両前蹄が接着装蹄となっている。まだ腰高な面を残しつつも、体つきは短期間でだいぶ良くなった。仕上がりに太め感もなし。
デシエルト
牡3
[栗]安田隆厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | アドマイヤセプター 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 510kg |
デビューからの2戦ではダートで連勝しているが、大型馬の割に余分な肉が付いておらず、体つきは非常に素軽い。蹄底に厚みがあるので、もちろん砂も悪くないが、芝の若葉S勝ちは決してフロックではなく、十分に対応できる適性があっての勝利と見るべきだ。胸の深さが目立ち、心肺機能の高さが窺える。自ら淀みないペースを刻んで逃げる戦法は、この馬の持ち味を最大限活かす乗り方といえるだろう。今回は同型との先行争いがカギも、底力を要求される展開は合っていそう。毛艶もピカピカで、肋骨は薄っすら浮き上がる理想的なボディコンディション。仕上がりは非常にいい。
ビーアストニッシド
牡3
[栗]飯田雄厩舎
父 | アメリカンペイトリオット |
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母 | マオリオ 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 6戦2勝[2-1-2-1] |
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前走時馬体重 | 472kg |
父アメリカンペイトリオット譲りで、かなり筋肉質なフォルム。特に胸前から肩周り、前駆の筋肉が発達している。前腕も筋肉の輪郭がハッキリと浮き出ており、前の掻き込みが強そうなイメージ。ダンジグ系のパワフルなタイプで、パワーを活かして押し切るようなスタイルがあう。マイラータイプと見ているが、胸が深くて心肺機能が高い。同型との兼ね合いにはなるものの、渋太さが活きる展開に持ち込めれば、再度の粘りこみがあっても。上がりの掛かる流れ自体は合っている。昨秋からコンスタントに使われているが、馬体の張りや毛艶が落ちることは一切なく、いい状態をキープできている。
マテンロウレオ
牡3
[栗]昆厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | サラトガヴィーナス 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 478kg |
腹袋が膨らむように発達しており、母父ブライアンズタイムの特徴が発現している。上がりが掛かるタフな展開に向いている印象で、皐月賞のペースはマッチしそうな印象。ただし、本馬は父ハーツクライ譲りで、胴が長めの体型。中山の内回りは主場4場の中でも最も小回りなので、勝負どころで反応できるかがカギになる。道悪は苦にしないので、雨で時計が掛かり、ズブズブの差し決着になれば面白い。きさらぎ賞、弥生賞と使って今年3走目となるが、毛艶や馬体の張りは過去2回と比較しても、今回が一番良く見える。大敗後でもダメージはなく、状態の良さが伝わってくる。
ドウデュース
牡3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 504kg |
後躯の発達が目立ち、立ち姿はかなり力強い。比較的母方の血が強く出ていて、腹袋も大きく、非常にパワフル。これまでは広いコースでの優れたパフォーマンスが目立っているが、上がりを要求されるような底力勝負は、馬体的にかえって向くのではないだろうか。トライアルよりも本番向きの印象。ペースが流れたほうが持ち味は活きる。父の産駒は皐月賞で不振傾向にあるものの、本馬はまとまりがあって胴の造りは父と似ていないため、小回りも問題ないと見ている。休み明けだった弥生賞を使って、筋肉の張り・ツヤは格段にアップ。今回の出走メンバーの中で、前走からの上積みを最も感じる好仕上がり。
サトノヘリオス
牡3
[栗]友道厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | エアマグダラ 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 474kg |
※最新の写真は22年スプリングS時
四肢が長く、骨格のバランスが整っていて見栄えのする好馬体。飛節が地面と垂直に、真っ直ぐ伸びた「直飛」で、背と腹のラインは平行に近く、持続力に優れている印象。ただ胴周りには程よくまとまりがあるので、小回りを苦にする印象はない。父はロベルト系のエピファネイア、腹袋の造りもしっかりしていて、パワーを要する条件、やや上がりが掛かる展開でこそ持ち味が活きるはず。体型的に距離が2000mへ延びる点も好印象。
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少し背中が長く見える体型で、背と腹のラインが平行に見える造り。ディープインパクト産駒の中では比較的少ない、持続型に出ているタイプで、胴に伸びが感じられる。ただし、後肢の造りは父とそっくりで、仙骨が傾斜した「斜尻」、飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、理想的な構造といえるだろう。四肢をスラっと見せ、繋ぎも長く、跳びは大きめ。一見すると広いコースが合いそうな印象も、先行力を秘めているため、機動力がある。蹄はやや薄く、ベストは良馬場だ。まだ成長・良化の余地はありそうだが、皮膚を薄く見せているように馬体の張りは良く、十分に力を出せるデキ。