【天皇賞・春】昨年もイチオシ馬が好走!長距離適性No.1馬体はコレだ!好調の特注馬も注目!
2022/4/29(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 4/30(土)夕方発行
東京スポーツ(天皇賞・春の予想を掲載) - 5/1(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
アイアンバローズ
牡5
[栗]上村厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 18戦4勝[4-5-3-6] |
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前走時馬体重 | 498kg |
ヴァルコス
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ノヴェリスト |
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母 | ランズエッジ 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 12戦2勝[2-2-0-8] |
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前走時馬体重 | 518kg |
コンパクトな馬が多いノヴェリスト産駒の中では珍しい、500キロを優に超す大型馬。骨格に対してトモは少し薄く映るので、テンのダッシュはそこまで速くない。肩の角度が傾斜していて、ストライドが広く跳びの大きな走りが特徴。背中の長さも感じられ、3200mの距離は合う印象だ。腹袋は大きめで、体つきには重厚感がある。スパッと切れるタイプではない一方、上がりが掛かるような展開は得意。阪神内回りコースはロングスパート勝負になりやすく、この馬にとっては適した舞台といえる。前走との直接比較こそできないものの、毛艶や筋肉の張りは申し分なく、いい状態で出走できそう。
クレッシェンドラヴ
牡8
[美]林厩舎
父 | ステイゴールド |
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母 | ハイアーラヴ 母父:Sadler’s Wells |
通算成績 | 29戦7勝[7-4-2-16] |
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前走時馬体重 | 506kg |
まず注目すべきは腹周りの造り。母父サドラーズウェルズの影響で腹袋ふっくらと発達しており、パワフルな馬体。繋ぎは短め、蹄にも厚みがあり、時計の掛かる荒れ馬場や道悪馬場は得意だ。胴周りにも伸びがあって、バテずに伸び続けられるのが本馬の強み。持続力を求められる阪神内回りは合っている。肉付きのいい馬ではあるものの、胸の深さは十分で、心肺機能も高い。3200mの距離はベストではないものの、対応可能と見ている。8歳馬とあって大きな変わり身こそ感じられないものの、馬体に衰えはない。力を出せる状態にありそうだ。
シルヴァーソニック
牡6
[栗]池江寿厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | エアトゥーレ 母父:トニービン |
通算成績 | 18戦4勝[4-3-6-5] |
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前走時馬体重 | 448kg |
440~450キロほどの馬体重で出走しているように、コンパクトでムダ肉が少ない。胴周りには伸びがあって、前後に長さを感じさせる長方形のシルエット。母エアトゥーレよりも、母父トニービンの胴長因子を受け継いでいる印象で、持続力に優れている。長くいい脚を繰り出せるのが本馬の長所のため、阪神内回りへの適性は十分。パワー型ではないので、良馬場のほうが力を発揮できそう。近走はデキが良い状態で安定しており、阪神大賞典時に引き続き、血管が薄っすらと浮き上がる理想的なコンディションをキープできている。
タイトルホルダー
牡4
[美]栗田徹厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | メーヴェ 母父:Motivator |
通算成績 | 10戦4勝[4-2-0-4] |
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前走時馬体重 | 476kg |
トモの肉付きが良く、父キングマンボ系の特徴がしっかりと後躯に表れている。飛節はカーブ系の「曲飛」で、後肢の回転力・ピッチは速く、スタートダッシュも素早い。安定した先行力がある点は大きな武器。胸の縦幅は深く、心臓や肺など、心肺機能に関連する内臓がしっかりと発達していることが窺える。母父モティヴェイターの影響で腹袋は大きめ、ロングスパートからの底力勝負は得意なタイプ。レース適性はかなり高いと考えていいだろう。菊花賞時と比べると、全体に引き締まる余地、筋肉の張りも良化しそうな雰囲気を残しつつも、毛艶は上々で、体調は悪くなさそう。当週の追い切りでよりパンプアップしてくることに期待。
タガノディアマンテ
牡6
[栗]鮫島厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | タガノレヴェントン 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 16戦2勝[2-3-1-10] |
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前走時馬体重 | 484kg |
3歳時の菊花賞以来、久々の立ち写真撮影。馬体重が示しているように、筋肉量の増加などで徐々にボリュームアップを果たし、すっかり逞しい体つきへと変化した。胸前やトモなど付くべきところの筋肉がしっかりと発達しているのは、母父キングカメハメハの影響も大きい。純粋なステイヤーといった雰囲気ではないものの、背中には程よく伸びがあり、3200mも問題ない。数を使っていない分、年齢的な衰えはほとんど見られず、後肢の下腿部には血管がハッキリと浮き上がっている。休養明けを二度使い、状態面は上向きだ。
ディバインフォース
牡6
[栗]寺島厩舎
父 | ワークフォース |
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母 | ツクバビューティ 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 24戦4勝[4-5-2-13] |
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前走時馬体重 | 464kg |
ワークフォース産駒はサドラーズウェルズの血を有している影響で、重厚感のある形に出やすい。本馬も腹袋が大きく発達しており、全体にコロンとした体型。前がやや勝ったタイプの馬で、その分ダッシュは利きづらいが、胸が深くて心肺機能は相当。長距離で長く脚を使うことができるため、瞬間的な切れ味よりも、持続力を活かした競馬が合う。飛節は折りの深い「曲飛」でコーナーリング能力が高い。内回りコースなら3角からマクリ気味に進出する競馬がベスト。ふっくらとした体つきではあるものの、太め感はなく、筋肉の輪郭も浮き上がっている。いい状態で臨めそうだ。
テーオーロイヤル
牡4
[栗]岡田厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | メイショウオウヒ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 9戦5勝[5-0-1-3] |
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前走時馬体重 | 456kg |
脚長で全体にシャープな造りをした、典型的なステイヤー体型。筋肉質な父リオンディーズよりも、しなやかさが特徴の母父マンハッタンカフェが強く出ている印象。飛節は緩やかにカーブし、程よいバネ感がある。長躯短背のフォルムで前後の連動性にも優れており、好位から鋭い脚を使うことが可能。本質的には素軽いタイプなので、パワー型ステイヤーが好走しやすい阪神の長距離よりも、平坦京都の長距離が合うイメージ。ただし、骨格のバランスは整っていて、身体能力はかなり高いので十分リカバリーは可能だろう。馬体の張り、毛艶は共に申し分なく、充実している様子が伝わってくる。
ヒートオンビート
牡5
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | マルセリーナ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 18戦4勝[4-7-3-4] |
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前走時馬体重 | 480kg |
ムダ肉の少ない体型でありながら、父キングカメハメハの影響で、トモの横幅は広く筋肉量も豊富。後肢が長く、シルエットは少し腰高に映る。頭が高い走法で、重心がより低くなれば立派な後躯をもっと活用できそう。体型的には純粋なステイヤーといった印象はなく、2400m前後がベストのイメージ。スピード能力は今回のメンバーでも上位のため、良馬場で軽さが問われる条件になって欲しいところ。背中にはまとまりがあって、本質的には瞬発力タイプ。いつも良く見せる馬ではあるものの、今回は後肢の下腿部に網目状に血管が浮き上がり、腹周りも肋骨が感じ取れるくらい、シャープに磨き上げられている。近走で一番のデキと言っても過言ではない。
マイネルファンロン
牡7
[美]手塚厩舎
父 | ステイゴールド |
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母 | マイネテレジア 母父:ロージズインメイ |
通算成績 | 34戦5勝[5-5-3-21] |
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前走時馬体重 | 490kg |
骨量豊富でガッシリとした体型。筋肉量も豊富で、見た目にパワフル。典型的なパワータイプの馬体といえる。上がりが掛かりやすい内回りコースは悪くないものの、先週までの阪神芝は速い時計が出ていた。当日の馬場傾向は注意。また、体型的にはやはり中距離がベストの印象で、3200mは距離が幾分長いイメージ。骨格に対して胴に伸びがあり、持続力を秘めている。長く良い脚を使える長所を活かしてどこまでやれるか。ガラッと変わった雰囲気こそないが、体つきにはいい意味でボリューム感があり、順調に仕上がっている。
ユーキャンスマイル
牡7
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ムードインディゴ 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 26戦6勝[6-4-1-15] |
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前走時馬体重 | 514kg |
持続力・長距離適性を感じさせる、ゆったりとした胴周りが特徴的。父キングカメハメハ譲りで筋肉量も豊富なため、中距離でも通用するスピードを秘める。かなり持続力に長けたタイプで、阪神内回りの長距離レースでは非常に安定した成績を残している。道悪での好走歴もあるが、蹄は薄く、繋ぎの角度を見ても良馬場がベスト。近走はなかなか結果を出せてはいないものの、馬体が衰えた印象は特に感じられない。阪神大賞典時よりも馬体の張りは良化していて、しっかりと使った上積みが感じられる。体調は純粋に良さそうで、自身の力は十分に発揮できそう。
ディープボンド
牡5
[栗]大久龍厩舎
父 | キズナ |
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母 | ゼフィランサス 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 16戦5勝[5-3-1-7] |
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前走時馬体重 | 510kg |
飛節が真っ直ぐに伸びている「直飛」で、長く脚を使える形。また腹袋が大きく、底力を要する展開・馬場が得意。上がりの掛かるレースが得意なタイプで、同様の能力が問われる有馬記念、昨年の天皇賞(春)でも2着と好走している。阪神内回りのような、ロングスパートからの持続力比べになる舞台はピッタリといえるだろう。本馬は500キロ超の馬格を有しているが、阪神の長距離戦は他場に比べて、大型馬が活躍している傾向にある点も好材料。前走時は休み明けのステップレースということもあり、全体に緩さがあった。今回は型通り、一叩きして筋肉の張り感がアップ。体つきも引き締まって、万全の態勢といえそう。
マカオンドール
牡4
[栗]今野厩舎
父 | ゴールドシップ |
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母 | ミリオンウィッシーズ 母父:Darshaan |
通算成績 | 16戦4勝[4-3-4-5] |
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前走時馬体重 | 492kg |
長距離を主戦場としている馬の中では、比較的肉付きがいいタイプで、筋肉量が豊富。しかしながら筋肉の「質」は父ゴールドシップ譲りで柔らかく、伸縮性に富んだ走りで終いの脚は堅実。後躯は横幅が広く、坂のあるコースも苦にしない。母父ダルシャーンの影響か、腹袋は大きめで、上がりが掛かるようなタフな展開になっても対応できそう。少しポジションは後ろよりの馬ではあるが、本来ロングスパート勝負は得意なはずで、仕掛けのタイミングひとつ。前走の立ち姿も悪くなかったが、今回はステップレースを使った効果で体つきは明らかに引き締まってきた。馬体にメリハリが出てきている。
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四肢が長く、クビさしもシャープで長さがある。肋骨が感じ取れるように、ムダ肉が付きづらい体型で、見た目にも中長距離への適性は高い。背中にまとまりがあって、前駆と後躯の連動性が高く、伸縮性を秘める。サンデー系特有の「曲飛」で飛節は緩やかにカーブしており、瞬発力を感じさせる構造。前走の阪神大賞典では2着に好走。内回りのロングスパート勝負にも対応したが、本質的には切れが活きる舞台・展開が合うタイプ。良化の余地を感じた前走時と比較して、毛艶・馬体の張りは明らかに良化。体つきは引き締まり、叩いた効果がハッキリと表れている。